持続可能な都市・社会づくりを行うためのオープン・イノベーション・プラットフォーム「シティラボ東京」が開催している、連続トークの第6回が2021年3月10日にオンラインで開催されます。
ナビゲーターは、建築家・西田司氏(オンデザイン代表 / シティラボ東京アンバサダー)。全10回のオンライン対談のうち、前半は「ポスト・コロナを探る 目指すべきは、“スロー”シティ」をテーマに開催されました。
後半は「ポスト・コロナを探る “スロー”シティにフォーカスせよ!」をテーマに、徐々に見えつつあるアフターコロナの世界を、対談を通じてより具体化していきます。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大による、いわゆるコロナ禍を経て、現れるであろう人間らしい世界のキーワード「スロー」について、輪郭をさらに明確にする試みです。
シリーズの後半も、オリジナリティあふれる活動に取り組んでいるさまざまな分野の方々の力を借り、議論を深めていきます。
第6回のゲストは、Luupの代表取締役社長兼CEOの岡井大輝氏。同社は、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリング事業を通して、日本に新しい短距離移動インフラを創出することを目指し、渋谷など東京の中心部にある6つの区で、まちなかの短距離移動に最適化された小型電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP」を展開しており、将来的には電動キックボードなどの新しいモビリティも導入する予定です。
小型電動アシスト自転車は、まちの価値の向上をも念頭においた、高齢化対策、地方の人口減少を見据えた短距離移動インフラ創造の布石のひとつであり、次世代モビリティサービス「MaaS(Mobility as a service / マース)」のみならず、自律分散型の社会を実現する重要な役割を担うサービスとして成長を遂げつつあります。
今回のトークイベントでは、建築家の西田 司氏とともに、Luupを率いる岡井氏だからこそ今、見えている未来の姿を紐解きます。
岡井大輝(おかい だいき)プロフィール
株式会社Luup 代表取締役社長兼CEO
1993年東京都生まれ。2017年東京大学農学部を卒業。戦略系コンサルティングファームにて上場企業のPMI、PEファンドのビジネスDDを主に担当。その後、株式会社Luupを創業。代表取締役社長兼CEOを務める。
2019年5月には国内の主要電動キックボード事業者を中心に、新たなマイクロモビリティ技術の社会実装促進を目的とする「マイクロモビリティ推進協議会」を設立し、会長に就任。
ゲスト:岡井大輝(株式会社Luup 代表取締役社長兼CEO)
ナビゲーター:西田 司(オンデザイン代表)、介川亜紀(シティラボ東京)
開催日時:2021年3月10日(水)20:00〜21:30
会場:オンライン(Zoomを使用予定)
聴講方法:有料、Peatixサイトにてチケット販売
一般:1,000円
シティラボ東京会員割引・学生用:500円
チケット販売締切:3月10日(水)18:00
※申込後に送信されるメールにてウェビナー登録要
主催:シティラボ東京(東京建物、一般社団法人アーバニスト)
https://citylabtokyo.jp/
チケット販売・登壇者略歴など詳細
https://cltnishida6.peatix.com/
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