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東京都庭園美術館にて「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」開催【読者プレゼントあり】

東京都庭園美術館にて、1月15日より、企画展「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」が開催されます。

展覧会概要

20世紀最大の芸術運動であったシュルレアリスムは、芸術の枠を超えて、人々の意識の深層にまで影響力を及ぼしました。革新的な意匠を生み出し、時代を先駆けようとする優れたクリエーターたちの表現は、時にシュルレアリスムの理念と重なり合うものであり、モードの世界にもシュルレアリスムに通底するような斬新なアイデアを垣間見ることができます。

例えば、スキャパレリ(Schiaparelli)の創設者で、シュルレアリストたちと親交のあったエルザ・スキャパレッリ(1890-1973)は、シュルレアリスムの潮流のなかで示された特異な感覚を、モードの世界に積極的に取り込んでゆきました。

東京都庭園美術館「奇想のモード」

エルザ・スキャパレッリ〈イヴニング・ケープ〉1938年、京都服飾文化研究財団蔵 撮影:広川泰士

また、シュルレアリストたちは、帽子や靴、手袋といったファッションアイテムを霊感の源として、絵画や写真、オブジェといった作品のなかに生かしました。衣裳へのトロンプ・ルイユ(だまし絵)的なイラストの導入や、内側と外側の意識を反転させたようなデザインなど、シュルレアリスムを契機として出現したユニークな発想力は、まさに「奇想のモード」として今日にまで影響を与え続けています。

東京都庭園美術館「奇想のモード」

「ライチョウの足のブローチ」 スコットランドWBS (Ward Brothers)工房、1953年、アクセサリーミュージアム蔵

「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」と題した本展では、さらに、シュルレアリスムの感性に通ずるような作品群にも注目し、現代の私たちからみた「奇想」をテーマに、16世紀の歴史的なファッションプレートからコンテンポラリーアートに至るまでを、幅広く展覧します。
シュルレアリスムがモードに与えた影響をひとつの視座としながら、その自由な創造力と発想によって、モードの世界にセンセーションをもたらした美の表現に迫ります。

東京都庭園美術館「奇想のモード」

串野真也〈LUNG-TSHUP-TA〉 2009年、作家蔵

本展の見どころ

・自由で斬新な個性がいかんなく発揮されたシュルレアリストたちの傑作の数々
・“奇想”をテーマに古今東西の作品が集結:纏足やコルセット、 花魁の装いからコンテンポラリーアートまで
・シュルレアリストの感性を持ち合わせたファッション・デザイナーたちを紹介
・”アール・デコの館”こと旧朝香宮邸の展示空間とモードが交わることで起きる化学反応

東京都庭園美術館「奇想のモード」

ハリー・ゴードン〈ポスター・ドレス〉 1968年頃、京都服飾文化研究財団蔵 撮影:畠山 崇

展覧会構成

1.有機物への偏愛
出展作家:ヤン・ファーブル、スティーヴン・ジョーンズ、ジャン・デュパ ほか

2.歪む身体 ―歴史にみる奇想のモード
歴史的ファッションプレート:コルセット、纏足、着せ替え人形

東京都庭園美術館「奇想のモード」

「コルセット」 1880年頃 イギリス、神戸ファッション美術館蔵

3.髪(ヘアー)へと向かう、狂気の愛
出展作家:モーニングジュエリー、マルタン・マルジェラ ほか

東京都庭園美術館「奇想のモード」

マルタン・マルジェラ〈ドレス〉 2006年、京都服飾文化研究財団蔵 撮影:京都服飾文化研究財団

4.エルザ・スキャパレッリ
エルザ・スキャパレッリによるドレスや香水瓶

5.鳥と帽子
エルザ・スキャパレッリによる帽子、『VOGUE』表紙 ほか

6.シュルレアリスムとモード
出展作家:サルヴァドール・ダリ、ルネ・マグリット、マン・レイ、ハリー・ゴードン ほか

東京都庭園美術館「奇想のモード」

マルタン・マルジェラ〈ネックレス〉 2006年、京都服飾文化研究財団蔵 撮影:京都服飾文化研究財団

7.裏と表―発想は覆す
出展作家:マルセル・デュシャン、マルタン・マルジェラ、ドルチェ&ガッバーナ ほか

8.和装の奇想 ―帯留・花魁の装い
錦絵:歌川国貞、豊原国周、渓斎英泉 ほか

9.ハイブリッドとモード ―インスピレーションの奇想
出展作家:舘鼻則孝、永澤陽一、串野真也 ほか

東京都庭園美術館「奇想のモード」

舘鼻則孝〈Heel-less Shoes (Lady Pointe)〉 2014年、個人蔵 撮影:GION

本展では、関連企画&プログラムも各種開催予定。会期中も企画詳細が決定次第、公式ウェブサイトとSNSにて随時発表されます。

「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」

会期:2022年1月15日(土)~4月10日(日)
会場:東京都庭園美術館 本館・新館
住所:東京都港区白金台5-21-9(Google Map
問合せ先:050-5541-8600(ハローダイヤル)
休館日:毎週月曜日(3月21日[月・祝]は開館、3月22日[火]休館)
開館時間:10:00–18:00(入館は閉館30分前まで)
観覧料:当日料金:一般 1,400円、大学生(専修・各種専門学校含む)1,120円、中学生・高校生700円、65歳以上700円
※小学生以下および都内在住在学の中学生は無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料(手帳の提示要)
※シルバーデーおよび家族ふれあいの日の割引:当面休止(COVID-19 / 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため)
※オンラインによる日時指定予約制
※最新の開館状況は、会場ウェブサイト・SNSにて随時発表

オンライン入館予約・チケット購入
https://www.teien-art-museum.ne.jp/ticket/

主催:東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
協力:七彩、無限デザインスタジオ

東京都庭園美術館公式ウェブサイト
https://www.teien-art-museum.ne.jp/

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