ミニチュア、コマ撮りアニメ、トリックラクガキで話題のクリエイター、Mozu(モズ)・水越清貴氏の展覧会が、昨夏の大阪会場を皮切りに、愛知、富山に巡回。5月8日まで開催される新潟県立自然科学館では来場者数が1万人を突破し、3月末時点で延べ62,000人を動員している話題の展覧会です。
今夏にはいよいよ東京、神奈川の首都圏に上陸。熊本、高知でも開催予定とのこと。
Mozu(モズ)こと、水越清貴氏は、日常の風景をリアルに再現したミニチュアがSNSで注目を浴び、メディアなどの多方面から取り上げられているアーティスト。4月3日にはTBSの番組『情熱大陸』でも特集されました。
まるで部屋の片隅にこびとが住んでいるかのようなリアリティがあるミニチュア「こびとシリーズ」など、その作品世界は、超精巧なミニチュアにとどまらず、コマ撮りアニメ、トリックラクガキなど多岐にわたります。
展覧会では、人を驚かせることが大好きという氏の、これまでの作品群のほか、新作、絵コンテ、設計図など、Mozuの世界を網羅し、そのすべてが詰まった内容となっています。
会場では、一部作品を除き、写真撮影が可能です(ハッシュタグ #Mozu展 推奨)。
Mozu(モズ)・水越清貴氏プロフィール
1998年7月生まれ。ミニチュア、コマ撮りアニメ、トリックラクガキという3つの分野で活動するマルチアーティスト。
高校2年生の時に、自分の部屋をミニチュアで再現した画像を発表したところ、「本物にしか見えない」とTwitterで拡散され、注目される。映画「グランド・ブダペスト・ホテル」などで知られる、ウェス・アンダーソン監督の映画「犬ヶ島」(2018)や、2018年にNetflixで公開されたコマ撮りアニメ「リラックマとカオルさん」の制作にも参加している。2019年には、スターバックスコーヒーの「コールドブリュー」PRのほか、「ドラゴンクエスト」「クレヨンしんちゃん」「かいけつゾロリ」とのコラボ作品も制作。プライベート作品でも、「こびとの秘密基地」をはじめとする「こびとシリーズ」、「何でも巨大アートになる美術館」、コマ撮りアニメ「Hi Tiny」などを発表。
そのほか、明治「きのこの山のこ」のパッケージデザインなども担当するなど、ミニチュア制作以外の領域でも活動している。全てを1人で制作したコマ撮りアニメ「故障中」で、アジア最大の映画祭「DigiCon6」のJAPAN Youth 部門の最優秀賞を受賞。2021年には「NY ADC Young Guns 19」および同賞受賞者から一般投票で選出される「Creative Choice Award」を受賞。
#Mozuのミニチュア制作記 YouTube公式チャンネル「壁の中に小人用の牛丼屋を作ってみた。How to make a miniature restaurant in the wall.」(2022/03/24)
大阪会場 2021年8月11日(水)〜8月30日(月)大丸ミュージアム〈梅田〉大丸梅田店15階
愛知会場 2021年10月9日(土)〜11月28日(日)テレピアホール(名古屋)
富山会場 2021年12月24日(金)〜2022年1月10日(月・祝)富山大和 6階ホール
新潟会場2022年3月12日(土)〜5月8日(日)新潟県立自然科学館 1階特別展示室
東京会場 2022年7月22日(金)〜8月9日(火)大丸東京店 11階催事場
神奈川会場 2022年8月11日(木・祝)〜8月29日(月)横浜髙島屋 8階ギャラリー
以降の巡回予定:熊本、高知
展覧会特設サイト
https://mozu-exhibition.com/