「toolbox(ツールボックス)」が、建築家が住宅を設計する際につくりだしたオリジナルのプロダクトを商品化するプロジェクト「SPIN-OFF(スピンオフ)」を開始した。その第一弾として、商品化と前提とした、建築家の設計・デザインによる建材やアイテムの作品応募を11月15日まで受け付ける。
同プロジェクトは、建築家が家を設計するときに生みだした、ドアハンドル、棚受けといったパーツ類、建具や手摺、キッチン、洗面台、照明、換気扇など物件ごとにオリジナルで造作したアイテムを募集し、toolboxが製品化するというもの。
第一弾として、9月15日から11月15日まで応募を受け付け、商品化が実現した場合には、対価が支払われます。応募の費用はかかりません。
「自分の空間を編集していくための”道具箱”」をコンセプトに、内装に関わる商品とアイデアをウェブから提供し、リフォーム・リノベーションの設計・施工も行うtoolbox(運営会社:TOOLBOX)が開始した「SPIN-OFFプロジェクト」では、派生的に生じたものという「スピンオフ」の言葉の通り、建築設計の中で生まれた「誰かのためのデザイン」を、「みんなのデザイン」に広げていくということを目的としています。
toolboxが現在、販売中の商品は約2,200点。その中には、本稿にて掲載するような、建築家が設計した住宅作品にて実際に使われた把手などや建具などのアイテムを、商品化した実績があります。
建築家による「誰かのためのデザイン」が、商品となり、より多くの人々の手に渡り、使われていく。建築家のアイデアをシェアし、人々の家づくりがさらに豊かになればという思いから立ち上がった、toolboxの新たな取り組みです。
募集期間:2022年9月15日(木)~11月15日(火)
募集アイテム:建築家が設計・デザインした建材および建築設備など
※実際に制作され、現場で使われたものに限る
選考基準:商品化の実現性、ニーズ、toolboxとの親和性を中心に、総合的に判断
主催・問合せ先:TOOLBOX
プロジェクト詳細
https://www.r-toolbox.jp/stories/editorsboard/48552/
toolbox ウェブサイト
https://www.r-toolbox.jp/
本稿のタイトルの一部に誤記がありました。訂正してお詫び申し上げます。(2022年11月20日)
誤:11/25
正:11/15