ガデン出版から今年3月に刊行された書籍『ex-dreams もうひとつのミッドセンチュリーアーキテクチャ』の出版を記念して、同書の企画・編集を担当した建築家・福島加津也、冨永祥子、佐脇礼二郎の3氏らによる「建築とレファレンス」と題したトークイベントが、東京・代官山の代官山 蔦屋書店にて開催されます(Zoomウェビナー機能を使用したオンラインでのライブ配信あり)。
ゲストとして、建築家の長谷川 豪氏も登壇します。
新刊『ex-dreams もうひとつのミッドセンチュリーアーキテクチャ』とは、1950年代から70年代までのアメリカ建築をリサーチした書籍です。
アルミニウムをリサーチの出発点として、グーギー建築やポストモダン建築へと発展し、モダンからポストモダンへの転換期にあたる19のアメリカ建築を、写真、図面、イラスト、漫画によって紹介しています。
新刊『ex-dreams もうひとつのミッドセンチュリーアーキテクチャ』(ガデン出版 / 福島加津也+冨永祥子建築設計事務所)
ゲストの長谷川 豪氏は、ガデン出版が2020年5月に自費出版した書籍『ホルツ・バウ 近代初期ドイツ木造建築』に収録された鼎談「建築家は歴史から何を学ぶのか I」に参加しています。
今回のトークイベントでは、ガデン出版の最新刊『ex-dreams もうひとつのミッドセンチュリーアーキテクチャ』の著者である福島加津也、冨永祥子、佐脇礼二郎の3氏と共に、同書籍を立脚点としつつ、建築デザインにおいて重要とされながらもこれまで掘り下げられてこなかった「レファレンス(Rreference)」について考察を試みます。
レファレンスにするための建築の見方やデザインへの使い方、さらにはレファレンスとオリジナリティについて、さまざまな角度から深く議論し、建築デザインの核心に迫るトークが展開される見込みです。
テーマ:「建築とレファレンス」
登壇者:長谷川 豪、福島加津也、冨永祥子、佐脇礼二郎
開催日時:2023年5月18日(木)19:00-20:30(15分前より店内会場入場可、およびZoom接続可)
会場:(1)代官山 蔦屋書店 3号館2階シェアラウンジ (2)オンライン ※Zoomでのライブ配信あり
定員:店内 60名、オンライン聴講 200名
参加方法:要申し込み(下記(1)(2)の計4種の中から1つを選択して申し込む)、有料
聴講料金(税込):
(1)店内聴講の場合:
・来店参加イベント券:1,650円 ※書籍なし
・書籍『ex-dreams もうひとつのミッドセンチュリーアーキテクチャ』(5,280円)&来店参加イベント券(1,320円)セット料金:6,600円
(2)オンライン視聴の場合
・オンライン参加イベント券:1,100円 ※書籍なし
・書籍『ex-dreams もうひとつのミッドセンチュリーアーキテクチャ』(ガデン社・5,280円)&オンライン参加イベント券(1,100円)セット料金:6,380円
※上記(2)のオンラインイベント券購入者は、イベント終了後の一定期間に限り、アーカイブ配信を視聴できる(但し、事前購入者に限る・申込受付締切後の販売なし)
申込締切:開催当日19:00
問い合わせ先:代官山 蔦屋書店
イベント詳細・参加申込ページ
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/architectural-design/33429-1734280503.html
長谷川 豪(はせがわ ごう)
建築家。長谷川豪建築設計事務所代表。
1977年生まれ。2002年東京工業大学大学院修士課程修了。西沢大良建築設計事務所勤務後、2005年長谷川豪建築設計事務所設立。2015年東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)。
主な著作に『考えること、建築すること、生きること』(LIXIL出版、2011)、『Go Hasegawa Works 長谷川豪作品集』(TOTO出版、2012)、『長谷川豪 カンバセーションズ』(共著/LIXIL出版、2015)などがある。
福島加津也(ふくしま かつや)
1968年生まれ。建築家。福島加津也+冨永祥子建築設計事務所を主宰、東京都市大学教授。「工学と美学」をテーマに建築設計と研究活動を行う。
冨永祥子(とみなが・ひろこ)
1967年生まれ。建築家。福島加津也+冨永祥子建築設計事務所を主宰、工学院大学教授。「建築空間と体験の2次元表現」をテーマに漫画・ドローイングの制作活動を行う。
佐脇礼二郎(さわき れいじろう)
1990年生まれ。建築家。福島加津也+冨永祥子建築設計事務所勤務。東京理科大学卒業、デルフト工科大学大学院修了。「建築をディグる」をテーマに建築設計と研究活動を行う。