今春から『TECTURE MAG』にて4コマ漫画『設計事務所あるある』をシリーズで連載しているイラスト作家で、鉄工ブランド「十てつ(TOTETSU)」の代表者でもある作家、古渡 大(ふるわたり だい)氏の個展が、東京・下赤塚の〈佐竹邸〉1Fのスペースにて開催されます(開廊は土・日曜限定)。
古渡氏は1994年生まれ。2022年7月に出身地である茨城県内に工房兼店舗を構え、鉄工ブランド「十てつ」を創業。鍛造や溶接によるハンドメイドの照明器具やスツール、ドアハンドル、茶香炉などの制作と販売を行なうかたわら、イラスト業を営み、さらに2023年には、マップ検索サービス「Mappin」を立ち上げ、同サイトの運営者を務めています。
これまで、2022年「建築文化週間」公式プログラムの1つ、「STREET TOOLS」展への参加はあったものの、単独展は今回が初。多彩な古渡氏の現在進行形の活動を発表する初の個展となります。
十てつ
・鉄工プロダクトの展示、販売(雑貨、照明、家具等)
・設計者向け特注システムの展示(仕組みのダイアグラム、仕上げサンプル、実際に制作したプロダクトなど)
・建築人向けプロダクトの販売(カッターの刃おり、建築雑誌用ブックカバー、階段オブジェなど)
建築イラスト
・建築家似顔絵の展示
・「#設計事務所あるある」の展示
・限定ZINEの販売
Mappin
・サービス概要の展示
本展の会場である〈佐竹邸〉は、「建築のまわりで、建築をシコウする」を掲げるアラウンドアーキテクチャーの代表を務める佐竹雄太(さたけ ゆうた)氏の自邸です。工藤浩平建築設計事務所が設計を手がけ、2021年に東京・練馬区内に竣工。通りに面した1Fには、不定期で営業する〈AROUND ARCHITECTURE COFFEE〉を併設し、本展は同じ1Fにある多目的スペースにて開催されます。
本展の開廊日は土曜・日曜限定。古渡氏は全日程で在廊する予定。筆がのれば、即席の「似顔絵描き」もあるかもしれないとのこと。
開廊日:2022年6月3日~25日のあいだの土曜・日曜
開廊時間:10:30-18:00(初日のみ13:00開廊)
会場:佐竹邸1F(AROUND ARCHITECTURE COFFEE 併設ミニギャラリー)
所在地:東京都練馬区北町3-21-4(Google Map)
古渡 大(ふるわたり・だい)
1994年生まれ。東洋大学人間環境デザイン学科卒業。2019年東洋大学福祉社会デザイン研究科修了。2019-2021年tecture入社(社員第1号)、空間検索サービス「TECTURE」と、空間デザインメディア『TECTURE MAG』の開発と運営に携わる。2022年に独立。鉄の加工技術を独自に学び、鉄エブランド「十てつ」を設立。鈇工雑貨や照明器具、家具などを制作・販売しながら、建築設計者を対象にした特注制作も行う。そのかたわらで、イラスト作家としても活動。2023年3月から空間デザインウェブマガジン『TECTURE MAG』にて4コマ漫画『#設計事務所あるある』を連載開始。同年3月にはマップ検索サービス「Mappin」を開設、運営者を務める。
いずれの活動も建築業界と交わる領域で展開しており、常に建築の周辺(Around Architecture)に身を置いている。Twitterアカウント @totetsu_iron
マップ検索サービス「Mappin」公式Twitter
https://twitter.com/Mappin_official鉄工ブランド「十てつ(TOTETSU)」
https://to-tetsu.com/
設計事務所で働く人々、もしくは勤務経験者から寄せられた「設計事務所のあるある」を、建築系イラスト作家の古渡 大氏がイラスト化した4コマ漫画シリーズ。毎週金曜午前11:30に、最新作をTECTURE 公式Twitterアカウントに投稿&『TECTURE MAG』にも掲載している。
ハッシュタグ「#設計事務所あるある」をつけてTwitter投稿された「あるある」を、古渡大さんが4コマにするかも?!
※マンガ化する場合は、Twitterのメール機能あるいはコメント欄より『TECTUER MAG』編集部から連絡します。さらに、マンガ化された「あるある」には、掲載時に投稿者のTwitterアカウントにメンションを設定する予定です。