COMPETITION & EVENT

天王洲にて「TENNOZ ART WEEK」7/7〜7/10開催、「東京現代 / Tokyo Gendai」連動企画

「WOW Art Exhibition: Refraction + Render」にてWOWが作品を展示

東京・天王洲にあるギャラリーコンプレックス・TERRADA ART COMPLEX IIにて、横浜みなとみらいで開催される国際アートフェア「東京現代 / Tokyo Gendai」と連動したアートイベント「TENNOZ ART WEEK」が、同時期(7月7日から10日まで、一部展示は9日まで)に開催されます。
「東京現代 / Tokyo Gendai」のオフィシャルフェアパートナーを務める寺田倉庫による主催です。

「TENNOZ ART WEEK」開催概要

会期:2023年7月7日(金)〜10日(月)※9日(日)までの公開作品あり
開場時間:会場ごとに異なる
会場:天王洲 / TERRADA ART COMPLEX II ほか
上記所在地:東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEX II 4F(Google Map
入場・鑑賞料金:公開作品ごとに異なる(特設サイトを参照)
主催:寺田倉庫
協賛:ルイナール

「TENNOZ ART WEEK」特設サイト
https://taw.warehouseofart.org/

同時期開催 国際アートフェア「東京現代 / Tokyo Gendai」

国際アートフェア「東京現代 / Tokyo Gendai」開幕、保税地域が適用されたパシフィコ横浜にて

「TENNOZ ART WEEK」のメインプログラムとして、世界を舞台に活躍するピアニスト、アーティストの向井山朋子が新作インスタレーション・パフォーマンス作品〈figurante〉が初公開されます(公演日時指定のチケット購入が必要)。

TENNOZ ART WEEK /

向井山朋子

Portrait of Tomoko Mukaiyama, © Takashi Kawashima

向井山はオランダ・アムステルダムを拠点に活動するピアニスト、アーティスト。女性性を核に身体性、ジェンダー、記憶、儀式など異なるテーマを横断し、従来の形式にとらわれない舞台、映像、インスタレーションを創作している。

「figurante」(端役、エキストラの意)と題した本公演の会場は、コンクリートの約500m²の倉庫空間。床や壁は、くさかんむりを率いる相良育弥の手による植物などの自然素材で覆われ、生々しい生命の循環と向き合う空間と時間として再生される。舞台も観客席もない。舞台の縁があいまいな空間へ、表現者との境界もが次第に溶け出していく時間の中へと観客をいざなう。

公演日時:「TENNOZ ART WEEK」特設サイト参照
会場:寺田倉庫G3-6F
コンセプト・ディレクション・ピアノ:向井⼭朋⼦
空間設営:相良育弥
照明デザイン:Amber Vandenhoeck
テクニカル・ディレクター:遠藤 豊
⾳響:中原 楽
照明協⼒:ドットワークス
プロダクションマネージャー:宮久保真紀
キュレーター:山峰潤也
主催:寺⽥倉庫
協力:スタインウェイ・ジャパン


アーティストメッセージ

While your shadow becomes a part of “figurante”, it draws to your memory.

Tomoko Mukaiyama

気がつくと《フィギュランテ》の出演者の一人になっているかもしれません、でも、それほど特別なことではなく、日常の延長として。

向井山朋子

寺田倉庫「TENNOZ ART WEEK」

WHAT MUSEUM 会場イメージ

GALLERY NIGHT

19軒のギャラリーが入居する、TERRADA ART COMPLEX II「GALLERY NIGHT」

「TENNOZ ART WEEK」では、このほかにも館内にてさまざまな展示・イベントが開催されます。
東京、仙台、ロンドン、サンフランシスコに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ・WOW(ワウ)も出展、「WOW Art Exhibition: Refraction + Render」と題して、〈Refraction〉と〈Render〉の2作品が展示されます(展示期間は9日まで)。

WOW / Refraction(リフラクション)作品概要

「歪み」を意味する映像作品群。映像が映し出されるディスプレイにグリッド状の曲面アクリルを重ね合わせることで、映像が歪んだり、にじんだり、モザイク画のように映し出される。鑑賞者は本作品に対峙する時、不完全な映像の「向こう側」を想像することで自ら像を補完し、再構築する。
高解像度化が進む映像装置とSNSの普及により、私たちは日常的に多くの視覚情報を浴びている。本作は高解像度・完成度の対極として、人間が本来持っている無限の想像力=無限の解像度に身を委ね、不完全の中に存在する美の鑑賞体験を試みる。

WOW 〈Refraction(リフラクション)〉

WOW 〈Refraction(リフラクション)〉

WOW 〈Refraction(リフラクション)〉

WOW 〈Refraction(リフラクション)〉

WOW 〈Refraction(リフラクション)〉

WOW 〈Refraction(リフラクション)〉


#WOW inc. Tokyo YouTube「WOW25 “Refraction” from Unlearning the Visuals」(2023/04/17)

WOW / Render(レンダー)作品概要

複数の透明有機ELディスプレイを等間隔に配置し、立体的な視聴体験を実現した作品。2018年に「WOW Visual Design Studio —WOWが動かす世界—」で発表したものを新たに制作・公開される。
現実とデータの境界が曖昧になりつつある現代において、視覚情報を離散的に解きほぐすことで見えてくる物質の境界や動きをレイヤーで表現。鑑賞者はこれらのイメージに対峙し、自身の脳内でどのような現実を認知するのかを試みる。

WOW〈Render(レンダー)〉

WOW〈Render(レンダー)〉

WOW〈Render(レンダー)〉

WOW〈Render(レンダー)〉


#WOW inc. Tokyo YouTube「WOW|RENDER」(2018/04/26)

さらにWOWは、会場近くにある天王洲運河に浮かぶ船上スペース〈T-LOTUS M〉でも、ルーフトップに〈Render〉と連動した作品を披露。視覚情報を紐解くことで浮かび上がる光や線、境界を抽象化し、ルーフトップの巨大な帆に映し出します(展示期間は9日まで)。

「WOW Art Exhibition: Refraction + Render」開催概要

会期:2023年7月7日(金)〜9日(日)
開場時間:12:00-18:00
会場:BONDED GALLERY / TERRADA ART COMPLEX II
所在地:東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEX II 4F(Google Map
入場対象:Tokyo Gendai VIP / TENNOZ ART WEEK VIP / 一般
入場料:無料
※館内「GALLERY NIGHT」では、WOWと常設ギャラリー19軒が21:00まで臨時開廊

「Light performance by WOW」

会期:2023年7月7日(金)〜9日(日)
展示時間:18:30-22:00
会場:船上スペース T-LOTUS M ルーフトップ(Google Map
所在地:東京都品川区東品川 2-1 先
入場対象:Tokyo Gendai VIP / TENNOZ ART WEEK VIP / 一般
入場料:VIP無料 / 一般 500円 ※20:00以降は無料

WOW Website
www.w0w.co.jp

【購読無料】空間デザインの今がわかるメールマガジン TECTURE NEWS LETTER

【購読無料】空間デザインの今がわかるメールマガジン

パシフィコ横浜で開催される国際アートフェア「東京現代 / Tokyo Gendai」

COMPETITION & EVENT2023.07.07

「東京現代 / Tokyo Gendai」7/7〜7/9パシフィコ横浜にて

保税地域が適用された世界水準のアートフェアが日本で初開催

WOW TOPICS

CULTURE2021.12.24

落合陽一「いのちを磨く」パビリオンの製作チームが法人設立

大阪・関西万博へ向け、noiz architects、WOWらが参画する(一社)計算機と自然
CULTURE2022.07.03

仙台に〈OF HOTEL(オブ ホテル)〉7/1開業

建築家の納谷新氏と島田明生子氏が設立した設計事務所「/360°」が意匠設計を担当、WOWによるインスタレーション作品も展開!
COMPETITION & EVENT2022.10.16

WOWの大規模展、寺田倉庫 E HALLにて開催

「Unlearning the Visuals(アンラーニング・ザ・ビジュアルズ)」10/30まで
COMPETITION & EVENT2024.03.15

WOWが示すデータデザインの可能性「Polymorphism of Information―情報の多態性」展

THE CAMPUS(コクヨ東京品川オフィス)にて3/18-22開催

くさかんむり / 相良育弥氏 TOPICS

PROJECT2021.06.29

UPI表参道 / happenstance collective [HaCo]

体験を提供する自然博物館のようなアウトドアギア旗艦店
CULTURE2022.05.06

小麦藁で葺いた大屋根の花屋〈花 西海〉

波佐見の西海園芸が創業50年を機に、茅葺きの新社屋兼店舗をオープン
FEATURE2022.11.29

TOTOギャラリー・間 企画展「How is Life?——地球と生きるためのデザイン」

[Report]建築家が提示する”成長を前提としない社会”の可能性
CULTURE2023.01.24

八重洲にヤンマーの新拠点〈YANMAR TOKYO〉がオープン

米ギャラリーなど佐藤可士和氏監修、くさかんむりが什器などを稲藁で制作

寺田倉庫 TOPICS

CULTURE2020.06.30
寺田倉庫がアート複合施設〈TERRADA ART COMPLEX II〉を9月にオープン
CULTURE2020.11.13
寺田倉庫が天王洲に4室の水上ホテル〈PETALS TOKYO〉をオープン
COMPETITION & EVENT2020.11.10
寺田倉庫の〈WHAT〉が12/12開館、建築と詩(ことば)がコラボする「謳う建築」を開催

RECOMMENDED ARTICLE

【購読無料】空間デザインの今がわかるメールマガジン
お問い合わせ