COMPETITION & EVENT

日比野克彦「脳はダマせても⇄身体はダマせない♯01」麻布台ヒルズ ガーデンプラザA[Gallery & Restaurant 舞台裏]にて開催

VRゴーグルを装着してギャラリー空間にライブペインティングを行う個展

東京・麻布台ヒルズにある飲食併設のアートギャラリー[Gallery & Restaurant 舞台裏]にて、アーティストの日比野克彦による個展「脳はダマせても⇄身体はダマせない♯01」が5月24日より開催されます。

本展は、日比野氏がVRゴーグルを装着し、ギャラリー空間にライブペインティングを行うもので、会期前夜には「公開ライブペンティングavecVR」が、会期中にも計3回の公開制作が予定されています。

展覧会について

日比野克彦はこれまで個展のタイトルに「会いたい」「伝言ゲーム」「人はなぜ絵を描くのだろう」など、自身が制作活動をする生理的な衝動を追求する言葉を度々付随させてきている。今回の「脳はダマせても⇄身体はダマせない」♯01は、2024年2月にフランスのフォンフロワッド修道院にあるオディロン・ルドン(Odilon Redon、1840-1916)の壁画のある部屋でVRゴーグルを装着してデジタル仮想空間に絵を描いてきた体験(編集部註.本稿1枚目の画像)をベースに、あらためて脳の欲求と身体の快感の関係性をVRゴーグルを装着し、リアルなギャラリー空間にライブペインティングをしながら、同時空間に居合わせた観客と共に検証する実験空間である。

日比野克彦(Katsuhiko HIbino)近影

アーティストプロフィール

日比野克彦(ひびの かつひこ)
1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学に在学していた1980年代前半より作家活動を開始し、社会メディアとアート活動を融合する表現領域の拡大に大きな注目が集まる。その後はシドニー・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレにも参加するなど、国内外で個展・グループ展、領域を横断する多彩な活動を展開。また地域の場の特性を生かしたワークショップ、アートプロジェクトを継続的に発信している。
現在、岐阜県美術館、熊本市現代美術館にて館長、母校である東京藝術大学にて1995年から教育研究活動、2022年から学長を務め、芸術未来研究場を立ち上げ、現代に於けるアートの更なる可能性を追求し、企業、自治体との連携なども積極的に行い、「アートは生きる力」を研究、実践し続けている。

「脳はダマせても⇄身体はダマせない♯01」開催概要

アーティスト:日比野克彦
会期:2024年5月24日(金)〜6月23日(日)
会場:Gallery & Restaurant 舞台裏
所在地:東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F(Google Map
営業時間:ギャラリー 火-日用 11:00-20:00|レストラン 水-日:13:00-17:00(L.O.16:00)/ 17:00-23:00(L.O.22:00)
※5月25日(土)よりカフェ営業:13:00-17:00は
定休日:ギャラリー 月曜(月曜が祝日の場合は翌日)/ レストラン|月・火曜(月・火曜が祝日の場合は翌日)

日比野克彦によるライブペインティング公開制作日程
5月23日(木)19:00〜22:00 オープニングイベント「公開ライブペンティングavecVR」
5月28日(火)20:00〜22:00 第2回日比野克彦公開制作
6月13日(木)20:00〜22:00 第3回日比野克彦公開制作
6月19日(水)20:00〜22:00 第4回日比野克彦公開制作

主催:ArtSticker(運営元:The Chain Museum)
協力:東京藝術大学 未来創造継承センター、東京藝術大学 芸術情報センター

展覧会詳細
https://artsticker.page.link/hibinokatsuhiko_butaiura


Gallery & Restaurant 舞台裏 概要

 

Gallery & Restaurant 舞台裏

Gallery & Restaurant 舞台裏 Photo by Ryo Yoshiya

麻布台ヒルズ ガーデンプラザAに2023年11月オープン。26坪という限られた空間に、ギャラリースペースと、アルコールや食事を楽しめるスペースとキッチンを内包する。美術館に作品が所蔵されるようなアーティストから、グローバルなマーケットで注目されている新進のアーティストの作品も展示し、また演劇やダンスなどのパフォーマンスの上演も企画されている。

Gallery & Restaurant 舞台裏 インスタグラム
https://www.instagram.com/butaiura_artsticker/

 

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