2024年8月16日初掲、8月18日会場写真追加
福岡・太宰府天満宮境内にある宝物殿にて、建築家の藤本壮介氏の展覧会が8月10日より開催されています。会期は来年8月31日まで。
藤本氏は、同宮の本殿が124年ぶりに大改修されるにあたり、改修期間に建てられる「仮殿」のデザインと設計を担当しており、屋根の上に”森”を出現させたデザインが実現するまでの軌跡を、展覧会では初めて公開される図面や模型、写真などを通して辿る構成となっているとのこと。
藤本壮介氏プロフィール
1971年北海道生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、2000年藤本壮介建築設計事務所を設立。2014年フランス・モンペリエ国際設計競技最優秀賞(ラルブル・ブラン)に続き、2015、2017、2018年にもヨーロッパ各国の国際設計競技にて最優秀賞を受賞。2025年日本国際博覧会(2025大阪・関西万博)の会場デザインプロデューサーを務める。2021年には飛騨市のCo-Innovation University(仮称)キャンパスの設計者に選定されている。
これまでの主な作品に、ブダペストのHouse of Music(2021年)、マルホンまきあーとテラス石巻市複合文化施設(2021年)、白井屋ホテル(2020年)、L’Arbre Blanc(2019年)、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー・パビリオン 2013(2013年)、House NA(2011年)、武蔵野美術大学 美術館・図書館(2010年)、House N(2008年)などがある。藤本壮介建築設計事務所
http://www.sou-fujimoto.net/
会期:2024年8月10日(土)〜2025年8月31日(日)
休館日:月曜(ただし、9月16日・23日、10月14日、11月4日・25日、2025年1月6日・13日、2月24日、4月28日、5月5日、7月21日、8月11日・25日を除く)
開館時間:9:00-16:30分(入館は16:00まで)
会場:太宰府天満宮宝物殿 企画展示室
所在地:福岡県太宰府市宰府4-7-1(Google Map)
観覧料:一般 500円・高大生 200円・小中生100円
主催:太宰府天満宮
特別協力:藤本壮介建築設計事務所
※関連企画の講演会は2024年8月10日に終了
太宰府天満宮「境内美術館」ウェブサイト
https://keidai.art/