![落合陽一個展「ヌル庵:騒即是寂∽寂即是騒」麻布台ヒルズ[Gallery & Restaurant 舞台裏]にて開催](https://magazine-asset.tecture.jp/wpcms/wp-content/uploads/2024/01/28181836/20240113artsticker-butaiura_02sub1-900x600.jpeg)
新緑が輝き街歩き向きの陽気が続く5月は、建築との出会いにもぴったりな季節。街や自然の中で空間を感じ、つくり手の思考に触れるひとときは、日常を少し豊かにしてくれます。今月は、ただ「見る」だけでなく、五感を通して空間と向き合うことで、建築の新たな一面を発見できる特別な体験をご紹介します。いつもの視点から少し離れたり、少し足をのばしたりして、いつもとは違う「体感する建築」を楽しんでみませんか?
建築や都市に関する自主的に制作された出版・印刷物(Archizines)のための展示・販売イベント。インターネットの普及で建築情報の発信が容易になる一方で表現の平坦化が進むなか、Archizinesは即興的で自由な表現を可能にする媒体として、若手建築家にとっても重要な発信手段になっており、今年は海外からも数多くのArchizinesが出展します。会期最終日には、出展者やメディア制作に関わるゲストが出演する「アーキジンズフェス」が開催されます。会場はCoAKから徒歩すぐの人気飲食店パルメラの2階「Caracois」。入退場自由なので、アーキジンズフェアとあわせてお楽しみください。
「アーキジンズ2025」イメージ
アーキジンズフェア 2025
会期:2025年5月1日(木)〜 5月11日(日)
会場:けんちくセンターCoAK
https://coakyoto.wixsite.com/coak
ライフ建築集団「SAMPO Inc.」による期間限定の特別なイベントスペースで”生きた建築”を体験しませんか。コミュニティ・ショーウィンドウ「表間」 、衣食住音美リビング&ラウンジ「座間」、クリエイターズワークショップスペース「奥間」の3領域に分解されたスペースでは、来場者と呼応するように常に建築が表情を変えます。会期終了に向けて毎日変わり続ける空間の中には、時間を忘れるほどの居心地のよさと何度訪れても発見のあるユニークな体験を堪能いただけます。様々な地域から集まるクリエイターによる、衣・食・住・音楽・アートを五感で楽しめるような展示、イベント、ワークショップを楽しめます。
KEIRO ー衣食住音美、ハレとケの交差点ー
会期:2025年3月20日(木)〜 6月29日(日)
会場:日本橋室町162ビル
https://www.mitsuifudosan.co.jp/letter/250319/
今年は建築家の前川國男氏の生誕120周年。 前川氏の代表的な建築作品には、東京文化会館や神奈川県立音楽堂など多くの音楽ホールがありますが、その中のひとつに埼玉会館があります。本イベントの前半は、前川建築設計事務所所長の橋本 功氏による、前川氏設計による音楽ホールのへこだわりや、前川氏と音楽との出会いについての講演、後半では、埼玉会館大ホールにてフルートとピアノ演奏とソプラノによる音楽作品を楽しむことができます。
【名建築で名曲を】Vol.2「埼玉会館」〜前川國男が愛した音楽ホールの響きとこだわり〜
会期:2025年5月3日(土)
会場:埼玉会館
https://architect-concert.peatix.com
参照元:Centre for Co-Architecture Kyoto公式Facebookページ、Peatixイベントページ、三井不動産ニュースレター
このほかにも、『TECTURE MAG』ではさまざまなイベント情報を紹介中です(随時更新)。お見逃しなく!