マルタン・マルジェラ日本初個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」重要文化財建築・kudan house(九段ハウス)にて4月開催 - TECTURE MAG(テクチャーマガジン) | 空間デザイン・建築メディア
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マルタン・マルジェラ日本初個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」重要文化財建築・kudan house(九段ハウス)にて4月開催

マルタン・マルジェラ日本初個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」4月開催

旧山口萬吉邸を改修した重文・kudan house(九段ハウス)を舞台にインスタレーションを展開

東京・九段にあるkudan house(九段ハウス)にて、アーティストとして活動するマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)の日本初となる大規模個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」が4月11日より開催されます。

マルジェラといえば、2000年9月に東京・恵比寿の既存建物を改修し、世界初となる店舗「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」をオープンしたことで知られています。同店舗では、かつて住宅だったことを生かし、浴室やキッチンだった空間に自身のコレクションを展開。現存しない今日、マルジェラを語るうえで半ば伝説的なプロジェクトとなっています[*]
あれから四半世紀を経た2026年、東京の歴史的建造物の1つである旧邸宅・九段ハウスで作品を発表します。

*.建築家の青木 淳氏は2023年に『TECTURE MAG』が行ったインタビューのなかで、恵比寿で同店舗を訪れたときに受けた衝撃と、その後の自身の建築思想に与えた影響について語っている

「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」

マルタン・マルジェラ プロフィール

1957年 ベルギー・ルーヴェン生まれ
1980年 アントワープ王立芸術学院卒業
1984–1987年 ジャン=ポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)のパリのアトリエでデザインアシスタントをスタート
1988年 ジェニー・メレンズ(Jenny Meiren)とともにパリで「メゾン マルタンマルジェラ(Maison Martin Margiela)」を設立、初のショーを発表
1997–2003年 「エルメス(Hermès)」ウィメンズ クリエイティブ・ディレクター
2008年 メゾンの20周年ショーを機にファッション界を離れ、ビジュアルアートに専念
2019年 ドイツ・ビーレフェルト美術館(Bielefeld Kunsthalle)にて初のグループ展
2021年 パリのラファイエット・アンティシパシオン(Lafayette Anticipations)にて初の個展
2022年 同展 北京・エムウッズ(MWoods)に巡回
2023年 同展 ソウル・ロッテ美術館(Lotte Museum of Art)に巡回
2023年 アムステルダム・Eenwerk Galleryにて個展
2024年 ブリュッセル、およびアテネのBernier / Eliades Galleryにて個展

 

本展の舞台となる九段ハウスは1927年の竣工。実業家の山口萬吉が建てた私邸でスペイン様式の洋館を改修し、現在は会員制のビジネス・イノベーション拠点として利用されている建物です。改修後の2018年には国の有形文化財に登録されています(詳細は改修設計を担当した竹中工務店の開示情報を参照)。

日本での個展開催に際してマルジェラは、事前に九段ハウスを訪れており、歴史ある旧邸宅の空間に自身の現代美術作品を展示するというコントラストに強い関心を寄せているとのこと。本展では、九段ハウス全館を使ってマルジェラのアート作品を多数展示、一時的なインスタレーションが展開されます。

kudan house(九段ハウス)外観

kudan house(撮影時期:2021年7月 Photo: TEAM TECTURE MAG)

kudan house(九段ハウス)

kudan house(撮影時期:2021年7月 Photo: TEAM TECTURE MAG)

 

ABOUT THE EXHIBITION

マルタン・マルジェラは、再利用、分解、変容といったテーマへの探究を継続しており、その創作において人間の身体は今なお重要なインスピレーションの源であり続けています。
マルジェラの作品は、日常の中にありながら見過ごされがちな物や状況への鋭い観察から生まれ、平凡なものが非凡なものへと転化していきます。
本展では、コラージュ、絵画、ドローイング、彫刻、アッサンブラージュ、映像作品など、多様な技法による作品を紹介します。
かつての住民の生活の痕跡が残る古い邸宅に作品を設えるという選択は、マルジェラにとって大切な「私的な空気感」を反映するものです。
来場者は、邸宅全体に広がるさまざまな部屋を巡りながら、極めて親密な距離感の中で作品と向き合う体験へと招かれます。
なお、展示構成およびキュレーションは、すべてアーティスト自身が手がけます。

 

メッセージ

「匿名性は、私の創造の自由にとって不可欠なプライバシーを守るために必要なものです。ファッションの時代と同じ興味や強迫観念を、私は今も持ち続けていますが、人間の身体はもはや唯一の表現媒体ではありません。」

「私は常に観察者であり、日常的な物や状況から強いインスピレーションを受けています。今日ではさまざまな技術的サポートを用いることが当たり前になっていますが、私は可能な限り、手仕事のプロセスを見せることにこだわっています。それが、不完全さやパティナ、未完成の美に対する私の深い愛情につながっています。」

「私は答えを示すよりも、問いを投げかけたいのです。」

「再び東京に戻り、1927年に建てられたこの家で作品を見せられることを嬉しく思います。2000年のときと同じように、来場者が各部屋の親密な空間の中で作品と出会い、驚きを感じてもらえることを願っています。」

マルタン・マルジェラ

 

「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」

「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」

SELECTED WORKS

「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」開催概要

会期:2026年4月11日(土)〜4月29日(水)※会期中無休
開館時間:10:00-19:00(最終入場18:00)
※4月29日(水・祝)のみ17:00閉館(最終入場16:00)
会場:九段ハウス
所在地:東京都千代田区九段北1-15-9(Google Map
観覧料(税込):2,500円 ※未就学児童(0歳~ 6歳)は無料
入館方法:Artstickerウェブサイト(要ログイン)にて日時指定チケット取り扱い(下記・本展特設サイトのチケット情報ページよりリンク設定あり)
本展問合せ先:rin art association

展覧会特設サイト
https://martinmargielaatkudanhouse.jp/

青木淳氏がマルジェラについて語っているインタビュー

FEATURE

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九段ハウス / kudan house TOPICS

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