空間デザインにおいて圧倒的な時間を占めている、事例の検索、建材・家具の商品検索を一気に「省略」し、その後に続くメーカーへの問い合わせまでをワンストップに行うことができる、サービス「TECTURE」。業務の圧倒的な効率化と、ニューノーマル時代にも即した「働き方改革」も図れるということもあり、2020年6月末にサービスを開始して以来、建築デザイン業界などから「こんな機能を待っていた!」という声をSNSなどでも多数お寄せいただいいます。空間デザイン・設計に携わる人々の日常的な作業の大半を占めている検索業務を一気に省略するサービスです。
プロダクト検索サービス「TECTURE」
https://www.tecture.jp/
6月のサービス開始時点では、幅広く・数多くの事例写真をストックして、誰でも閲覧できるようにすることを最優先し、機能面の拡充は次なるフェーズとしていました。ローンチから半年の間に、利用する側の視点に立った新しいさまざまな機能を追加、または随時アップデートしています。
さらに、「TECTURE」にユーザー登録し、ログインすることで、より多くの機能が使うことができるようになっています(登録は無料、メールアカウントと任意のユーザー名の2つを登録するのみ)。
検索性を上げる3つのアップデートと、そのほかの機能を以下にまとめました。
【検索性を上げる3つのアップデート】
1. 用途別検索
建物の用途に合わせた検索が可能に!
当初は任意のワードによる検索のみであった画面に、住宅、宿泊施設、教育施設、商業施設・店舗、オフィス・企業施設、文化施設、レジャー施設、公共施設、インフラ、宗教施設、仮設建築といった、建物の用途(ビルディングタイプ)別のいわば「見出し」を用意しました。ログイン不要で利用できる機能です。
さらには、住宅の事例であれば、戸建、共同・集合、別荘、その他など事例ごとにを細分化。そのいずれかをタップすれば、設計者や竣工年などを横断して、該当する事例が一覧で表示されます。
ユーザビリティを向上させるとともに、ユーザーの知的欲求を刺激し、誘導するワードもハッシュタグで用意しています。
2.プロダクト検索
プロダクトのみの検索一覧を確認できる
住宅の事例写真1枚をとっても、そこにはさまざまなプロダクトが写り込んでいます。例えば、「黒クロムメッキの水栓金具」が気になり、「水栓 ブラック(または黒)」という2つのワードで検索した結果が下の画像です。
検索結果の一覧は、空間事例の投稿写真を表示する画面と、プロダクト単体の一覧が表示される2パターンの切り替えが可能です。こちらもログイン不要で利用できます。
3.タイムライン検索
フォローしているユーザーの投稿だけを表示する
SNSにある機能のように、ユーザーは、自分以外のユーザー(設計事務所、メーカー、ユーザーなど)をフォローすることができます。そのフォロー先が新たなプロジェクトの写真を「TECTURE」に登録すると、タイムライン上で確認することができます(要ログインの機能)。
【その他のアップデートした機能】
事例やプロダクトの写真をピックアップしてリスト化!
気になった写真をフォルダごとにまとめ、リストアップできるようになりました(要ログイン)。リストは公開 / 非公開を設定できます。さらに、tectureがこのあと予定しているアップデートとして、ユーザー自身のFacebookやTwitterでリストをシェアできるようになります。
アカウントのプロフィールにさまざまな情報を付加できる
アカウントには、ユーザー名だけでなく、自身のSNSへのリンクや、ウェブサイト、メールアドレスなどの情報を付加することができます。多くの人々の目に触れるウェブサイトである「TECTURE」を入り口として、個人・企業を問わず、第三者により深く知ってもらうきっかけをつくります
プロダクト検索サービス「TECTURE」
https://www.tecture.jp/
「TECTURE」プラットフォームの開発の経緯は、以下の記事やプレスリリースをご覧ください。
設計業務を大幅に改善できる新しい検索サービス「TECTURE」がスタート!(2020年6月29日)
https://mag.tecture.jp/feature/20200629-tecture_launch/
PR TIMES「開発ストーリー」
「空間デザインの未来をつくる」プロダクト検索サービス「TECTURE」誕生秘話(2020年12月25日プレスリリース)
https://prtimes.jp/story/detail/GbyGWaiQ6ex