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Featured projects
(2021.05.26-05.31)
週間の注目プロジェクト
FEATURE2021.05.31

Featured projects (2021.05.26-05.31)

週間のプロジェクト | 空間の特性に応じた床材の使い方に注目!

【PROJECT】で1週間に取り上げた事例を、まとめて紹介します。

05.26-05.31は別荘、学習塾、新築とリノベーションの戸建住宅を取り上げました。
注目の仕上げや納まりのポイントとともに、ご覧ください!

SETOYAMA / MORIYA AND PARTNERS

Photographs: GEN INOUE

森に埋もれるような敷地から海を眺められる、崖地に建てられた別荘です。
https://mag.tecture.jp/project/20210526-setoyama/

細長く海に向かって開けた内部空間は、床のフローリングはチーク、天井はスギの羽目板張り。ペンダントライトは黒く着色された真鍮のシェードで、抑制を効かせています。

浦和美園の学習ラウンジ / PEAK STUDIO

Photographs: Nao Takahashi | 高橋菜生

これからの新しい学び方を、角や端や中心のない行雲流水のようなプランで表現した学習ラウンジです。
https://mag.tecture.jp/project/20210527-learning-lounge-in-urawamisono/

「材料はリラックスして長時間学習できるよう、コルク床、木質系材料、リノリウムなど、自然素材・自然由来素材を中心に選定した。色や質感についても、強いコントラストをつくらず、やわらかな変化のある空間を目指した」との説明。廊下を兼用した「スタディ・スペース」は曲面のタイル壁で囲い、空間に変化をつけています。

8.5ハウス / DOG

Photographs: Takae Satoshi | 高栄智史

東海道沿いに建ち、敷地対角線で最長の展示壁をもつ傾斜屋根のアトリエ付き住宅です。
https://mag.tecture.jp/project/20210528-8-5-house/

ウォールナットのフローリングに、壁は珪藻土の左官仕上げ。そして上下階の吹き抜けをつなぐ急勾配の天井には、シナ合板を目透かしで乱張りにし、強い空間をかたちづくっています。

黎明輝 / 川口琢磨建築設計事務所

Photographs: Taisuke Inatsugu | 稲継泰介

袋小路に面した建売住宅のリノベーションで、駐車場を土間空間として内部化。内部では耐震補強を行いながら木架構を現すなどして、光と風と人が集まる豊かさを得た事例です。
https://mag.tecture.jp/project/20210531-reimeiki/

外構のアプローチから続く1階の玄関土間は大谷石敷き、そこから続く1階床フローリングはベイマツ。2階・3階の床フローリングはフレンチパインとし、高い素材感を保ちながら空間の性格で樹種を分けていることに注目です。

チーク、ウォールナット、ベイマツなど少し個性のあるフローリング、またコルクやリノリウムなど、空間の特性に応じた床材の使い方をした事例の数々でした。

今週も、詳細の詰まった事例の更新をお楽しみに!

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