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フランク・ゲーリーがルイ・ヴィトンのフレグランスボトルをデザイン

PRODUCT2021.09.27

現代および米国を代表する建築家の1人、フランク・ゲーリー(Frank Owen Gehry|1929-)が、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のフレグランスボトルをデザインしました。
ゲーリーがフレグランスのデザインを手がけたのは、今回が初。

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」イメージ

©Florian Joy

香りは5つ。Dancing Blossom(ダンシング ブロッサム)、Cosmic Cloud(コズミック クラウド)、Rhapsody(ラプソディ)、Symphony(シンフォニー)、Stellar Times(ステラー タイムズ)の5タイプが一挙にラインナップ。
香りの造形は、ルイ・ヴィトンのインハウス・マスター・パフューマーのジャック・キャヴァリエ=ベルトリュード(Jacques Cavallier Belletrud)が担当しました。

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」イメージ

©Florian Joy

About: Louis Vuitton presents Les Extraits Collection

「私は、誰も足を踏み入れなくなった領域に思い切って飛び込んでみたいと思ったのです。エクストレ・ドゥ・パルファンを現代的に再解釈したい。光をもたらし、何層にも香りを重ねながらも、それと同時に軽やかさも描きたいと。パフュームの基本となるクリエーションそのものを解体したいと考えたのです。その考えに基づいて誕生したのが、『レ・ゼクストレ コレクション』──トップノート、ハートノート、ベースノートをなくすことで、各香調の真髄を浮かび上がらせた5種類のフレグランスです。」(ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュード)

「彫刻的な観点からこのプロジェクトにアプローチするというのが私の意図でした。パフュームに、これまでとは違う何かをもたらすために。幾何学的に完成された形状ではなく、動きそのものです。視覚に訴える動きであり、一瞬を切り取ったゆえの妙味が加わっています。」(フランク・ゲーリー)

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」イメージ

©Florian Joy

同製品は、2021年7月に、パリの新作発表会で披露されていたもの。2021年9月30日より、ルイ・ヴィトン松屋銀座店、表参道店、メゾン大阪御堂筋にて先行発売。続いて、10月7日より、フラッグシップストアをはじめ、国内10のストアでも販売を開始します。

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

©Florian Joy

ゲーリーは、マーク・ニューソン(Marc Andrew Newson|1963-)がオリジナルでデザインしたガラスのボトルをもとに、そのストレートのラインに変更を加えています。フォルムは楕円形となり、曲線は円弧を描き、ボトルの空間に広がりを持たせています。ゲーリーが愛してやまない海をゆく帆をイメージしているとのこと。ボトル側面のシグネチャーにはエンボス加工が施され、光を煌かせます。

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

©Florian Joy

さらに今回、新たにデザインされたキャップが、ゲーリーならではのデザインです。
アルミニウムのシートに皺を寄せた、花のような軽やかな造形は、ルイ・ヴィトンの工房の職人により、手作業で研磨され、つくられています。

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

©Florian Joy

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

©Florian Joy

以下は、ルイ・ヴィトンのプレスリリースより、抜粋。

海を愛するフランク・ゲーリーは、ガラスでできた船体の周囲に目に見えないロープを這わすかのように、空間と戯れます。壁面は伸び上がるよう、そして両側面は張られた2つの帆のようで、フレグランスが入りやすいように広がっています。
一陣の風が、大気をアンバー色に染めます。中空には花が浮かび、星は溶けて液体となり、まばゆい肉体は地球の遥か上でホバリングします。「エ・ラ・ナーヴェ・ヴァ(そして船は行く)」──海水のうねりによって皺を刻まれたキャップに映り込んでいるのは、波しぶき、そして、何よりも生命とクリエーションの絶対的な動きです。
セーリングをこよなく愛するフランク・ゲーリーにとって、この絶対的な動きは大気の息吹であり、帆が象徴する自由のエスプリそのものです。

私たちが航行しようとしているのは、1人は視覚を、もう1人は嗅覚を手段とする2人のマスターが発見し、自分たちの個性を刻み込んで再設計した広大な世界──これが至高の才能と技量の証であることに疑いの余地はありません。2人は、何かを固定化したりするのではなく、帆を張るようにセンセーションを操り、船乗りたちが「風を捉える」と呼ぶ状態を創り出そうとしたのです。

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

©Florian Joy

「人目を惹き付けるだけでなく、メゾンとそのコンテンツを想起することができるほど魅力的なものとするには、どうすれば良いだろうか?この問いかけこそが、これらの形状を探りはじめた出発点でした。(中略)私たちは、感動を呼び覚ますものを創りたいと思いました。センセーションに命を吹き込むものを。目にした時、思わず『あっ』と声を上げてしまうようなボトル、そして香りを体験した時にも同様に声を上げてしまうようなフレグランスを。」(フランク・ゲーリー)

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

「Dancing Blossom(ダンシング ブロッサム)」100ml 税込価格:77,000円 ©Florian Joy

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

「Cosmic Cloud(コズミック クラウド)」100ml 税込価格:77,000円 ©Florian Joy

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

「Rhapsody(ラプソディ)」100ml 税込価格:77,000円 ©Florian Joy

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

「Symphony(シンフォニー)」100ml 税込価格:77,000円 ©Florian Joy

ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー「エクストレ・ドゥ・パルファン」

「Stellar Times(ステラー タイムズ)」100ml 税込価格:77,000円 ©Florian Joy

日本国内発売日
先行発売:2021年9月30日(木):ルイ・ヴィトン 松屋銀座店、表参道店、メゾン 大阪御堂筋
全国発売:2021年10月7日(木):銀座並木通り店、新宿店、福岡店、阪急梅田店、神戸店、丸井今井札幌店、ナゴヤミッドランドスクエア店
※店舗の最新の営業状況は、ルイ・ヴィトン公式ウェブサイトおよび各商業施設のサイトにて確認してください

ルイ・ヴィトン公式ウェブサイト
www.louisvuitton.com

※本稿の写真全て:©Florian Joy(提供:ルイ・ヴィトン ジャパン / プレスリリース

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