髙島屋が2022年1月2日に発売する福袋に、“マイグランピング福袋”が登場します。
創業190周年を迎える髙島屋が、初売りの目玉となる、モバイル式のグランピング装備〈ZERO POD(ゼロポッド)〉を「運べる建築空間」として抽選販売。1つ税込190万円の福袋として、計3袋限定で取り扱います。
髙島屋のプレスリリースによれば、セレブレーションムードの高まる新年にあたり、密を避けるレジャーとして人気のグランピングを、どこでも手軽にラグジュアリーに楽しめるようにと企画したとのこと。
〈ZERO POD〉は、神奈川県・葉山に拠点を構える、マリオデルマーレ一級建築士事務所の代表を務める、建築家の下平万里夫氏が設計・デザインしたもの。2019年9月にCAMPFIREサイトにてクラウドファンディングが実施され、目標金額の112%を達成し、プロトタイプが製作されています(クラファン プロジェクトページ)。
同プロダクトは、サステナブルな自然活用を実現する、ゼロ・インパクトな「旅するレストラン」として、2021年度の日本空間デザイン賞でシルバープライズ(銀賞、軽11作品のうちの1つ)を受賞しています(結果発表ページ:受賞者:株式会社 MARIO DEL MARE(マリオデルマーレ)/ 代表:下平万里夫)。
MARIO DEL MAREのYouTubeチャンネルにて、下平氏自身が出演し、組み立てる様子やインタビューを収録した動画によれば、〈ZERO POD〉は、地面や自然環境を傷つけずに好きな場所に設置して、大自然ともシンクロできるプライベートなサステナブルリゾートとして開発されました。複数をジョイントして展開することも視野に入れてデザインしているとのこと。
下平氏が代表を務めるマリオデルマーレの公式ウェブサイトによれば、〈ZERO POD〉は注文生産品で、製作に数カ月を要するため、2022年3月納品分は、今回の髙島屋の“マイグランピング福袋”を除き、完売しています。
#MARIO DEL MARE YouTubeチャンネル「運べる建築 ZERO POD」(2020/03/30)
主な特徴:
・ゴルフバッグサイズで持ち運びできる(シート、テーブルは除く)
・約5分で簡単に設営・撤去できる折りたたみ機構
・トラス×吊り=浮床構造(特許取得)で、不整地や傾斜地でも水平を確保
・高床式空間の直径約2.9m(大人5-6人がくつろげるスペース)
・シートとテーブルを別途で標準装備
・木製テーブルはクルーザーのキャンピングをイメージしたラグジュアリーなデザイン
・窓(開口部)は、蚊などの虫の侵入を防ぎ、外部からの視線も遮りつつ、開放的な眺望をできる網戸付き
・結露しにくい二重ルーフ
・耐荷重350kg
・本体総重量20kg(ゴルフバッグ収納時の本体重量は約23㎏)
サイズ:
展開時:外形:幅 約290cm、奥行き 約250cm、全高 約260cm(脚最大時 約295cm)
内部:六角形の床の長径 約210cm、短径 約190cm、室内天高 約155cm、床高さ 約70cm
収納時:奥行 約45cm、幅 約40cm、高さ 約115cm
〈ZERO POD〉詳細
https://shop.delmare.co.jp/products/zero-pod
販売台数:3台限定(抽選販売)
販売価格(税込):1,900,000円(1台)
応募店舗:髙島屋日本橋店、同WEBサイト
応募受付:2022年1月2日(日)、3日(月)
納品日:2022年3月下旬(予定)
2022年1月中旬までに抽選、当選者に連絡(通知連絡をもって当選結果の発表とする)
※一部内容が変更になる場合あり
髙島屋日本橋店ウェブサイト案内ページ
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/topics/1_2_20211027154924/
注.髙島屋は表記は「高島屋」ではなくハシゴダカ「髙」