建築家と環境デザインエンジニアの3氏がそれぞれ登壇し、建築の現在を考える全3回の連続レクチャーが、岡山大学津島キャンパス内にて開催されます。
参加費は無料。同学の学生や関係者に限らず誰でも聴講することができますが、各回開催日の3日前までに専用フォームからの申し込み登録が必要です。
会場となる岡山大学共育共創コモンズ(愛称:オーク/ OUX)は、同大学の特別招聘教授でもある建築家の隈 研吾氏の監修により、木質系材料・CLT(Cross Laminated Timber)パネル工法で設計され、2023年にオープンした大学施設です。
第1回
日時:2024年5月29日(水)15:00-17:00
テーマ:応答的建築
講師:竹山 聖(建築家)
プロフィール:1954年大阪生まれ。1977年京都大学卒業、同年東京大学大学院進学(原 広司研究室)、修士課程修了。博士課程進学・在学中に設計組織アモルフ設立、現在主宰。1992年より京都大学で教鞭を執り、2020年退官。京都大学名誉教授、工学博士、日本建築設計学会会長。主な作品として、周東バストラルホール、大阪府立北野高校、べにや無何有、新宿瑠璃光院白蓮華堂、AGIRLS 本社ビル、都留のサロンなどがある。主な著作に『独身者の住まい』、『ぼんやり空でも眺めてみようか』、『庭/のびやかな建築の思考」、「京大建築学びの革命』など
第2回
日時:2024年6月12日(水)15:00-17:00
テーマ:コモニングの概念を用いた公共建築のデザイン手法
講師:前田茂樹(建築家)
プロフィール:1974年大阪府出身。大阪大学建築工学科卒業、東京藝術大学大学院中退。2000-2010年にフランスのドミニク・ペロー建築設計事務所(フランス)に勤務し、大阪富国生命ビルなどを担当。帰国後、ジオ-グラフィック・デザイン・ラボ(GEO-GRAPHIC DESIGN LAB)を設立・主宰。個人住宅から公共建築、ランドスケープ設計を手掛ける。からは徳島県のおきのすインドアパーク館長を務める。主な作品に、高浜町6次産業施設 UMIKARA、三宅町交流まちづくリセンター MiiMo、おきのすインドアパーク(※2023年に館長就任)、箕面船場阪大前駅エントランスなど。主な受賞にグッドデザイン賞受賞(2020、2021)などがある。
第3回
日時:2023年7月19日(水)15:00-17:00
テーマ:光を操り、風を促す 〜環境デザインエンジニアリング〜
講師:荻原廣高(環境デザインエンジニア)
プロフィール:1974年愛知県生まれ。1998年神戸大学建設学科卒業。NTTファシリティーズを経て、2008年にアラップ(Arup)東京事務所入社。2015年にロンドン本社へ移籍、2017年より東京事務所勤務。2023年に同社を退社、deXenを設立、現在同代表を務める。神戸芸術工科大学教授。構造設計を手がけた主な作品に、みんなの森 ぎふメディアコスモス(建築設計:伊東豊雄建築設計事務所)、松原市民松原図者館(建築設計:MARU。architecture)、太田市美術館図 館(建築設計:平田晃久建築設計事務所)、Fubon Xinyi A25(建築設計:Renzo Piano Building Workshop)、名古屋造形大学(建築設計:山本理頭設計工場)、大分県立美術館 OPAM(建築設計:坂茂建築設計)、ONOMICHI U2(建築設計:SUPPOSE DESIGN OFFICE)などがある。
[共有事項]
会場:岡山大学共育共創コモンズ(OUX)
所在地:岡山県岡山市北区津島中3丁目1-1 岡山大学津島キャンパス(Google Map)
定員:300名
参加費:無料
参加方法:各回開催日の3日前までに専用フォーム(下記URL)からの登録が必要
※先着順に受付、定員に達した場合は締切日より前に受付を終了
各回申し込みフォーム
第1回
https://forms.gle/M6qs3UdRWqkfuQMr7
第2回
https://forms.gle/naXPJr4v3rA4dChB9
第3回
https://forms.gle/WkC8MDTT8kLNTabaA
主催:岡山大学グリーンイノベーションセンター、岡山大学大学院環境生命自然科学研究科 都市環境創成学コース
岡山大学によるアナウンス
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/event/event_id3369.html