現代イタリアを代表する建築家・デザイナーであり、アーティストとしても活動する、ミケーレ・デ・ルッキ(
Michele De Lucchi|1951-)の日本初公開となる作品が披露される展覧会「六本木六軒:ミケーレ・デ・ルッキの6つの家」が、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて9月20日より開催されます。
本展は、2019年に交わされた、デ・ルッキと三宅一生(1938-2022)との対話をきっかけにして始動。建築家としての活動とともに、手仕事への情熱からミケーレが長年取り組んでいる創作活動の1つ、彫刻〈ロッジア〉シリーズの新作3点を含む、木製3点、ブロンズ製3点の「ロッジア」=6つの家(セイ カーゼ)と名付けられた作品が、制作過程の映像とともに、安藤忠雄の設計で知られる21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3の空間にてインスタレーションが展開されます。
「〈ロッジア〉は、伝統的な日本の茶室を想わせると同時に、建物の内と外との間に連続的な空間をつくり出そうと試みる、現代の先端建築を想起させます。自然の驚異的な力と人間のはかない本質を共存させるため、建築と人と自然との関係はますます重要なものとなり、私たちは生き方の新たなふるまいを模索する必要があるのです」(ミケーレ・デ・ルッキ コメント)
本展は、人々が生きる空間とはいかなるものか、人と他者と、都市と、あるいは自然と共に生きるための助けとなる、健全な建物とはなにかを模索する場となります。
会期:2024年9月20日(金)〜10月14日(月・祝)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
所在地:東京都港区赤坂9丁目7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン(Google Map)
開館時間:10:00-19:00
※六本木アートナイト特別開館時間:9月27日(金)、28日(土)10:00–22:00
休館日:火曜
入場料:無料
企画:ミケーレ・デ・ルッキ
特別協賛:三宅デザイン事務所
技術協賛:UniFor
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3 ウェブサイト
https://2121designsight.jp/gallery3/