COMPETITION & EVENT

第4回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ

国内外のU-30学生を対象、野老朝雄、中村拓志、原田真宏、藤原徹平らが審査を担当

旭川家具の産地の1つ、北海道東川町にて、30歳以下の学生を対象とした家具のデザイン案を募集中です。

開催4回目となる今回も、東川町と縁の深い建築家の隈 研吾氏が審査委員長を務めるほか、国内外の第一線で活躍中の建築家、デザイナー、美術家が審査に参加。また、同町のデザインアドバイザーで椅子研究家として著名な織田憲嗣氏も審査を担当します。

同コンペの参加資格は学生(30歳以下)で、国内外を問わずに作品を受け付けているのが特徴です。2021年に第1回を開催して以来、これまでの応募数の累計は約2,000件とのこと。前回・第3回の最優秀賞(隈研吾賞)は、ラトビアから応募したユルギス・グラスマニス(Jurgis Grasmanis)氏が獲得しています(下の画)。

第3回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ 最優秀作品(隈研吾賞受賞):Jurgis Grasmanis〈MEDIAN〉 ※画像::東川町による審査結果 発表ページより

第4回目のテーマは「動物と生きる家具」。12月30日で受付を締め切り、審査を経て、選定された入選10作品による最終審査会が2025年3月に東川町にて開催される予定です。

隈 研吾 審査委員長からのメッセージ

自然豊かな東川町には多くの野生動物が生息し、近くには世界的に有名な動物の行動展示をする旭山動物園もあり、動物との共生を学ぶ機会が多くあります。
ヒトのためだけのモノでなく、動物にとって必要なモノもあると思います。
自由な発想で、ユニークな新しい発見のある家具を提案してください。

Kengo Kuma

©︎ Designhouse

 

応募方法の詳細は、コンペ公式ウェブサイトを参照。

第4回「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ

募集内容テーマ:動物と生きる家具
参加資格:国内外を問わず、30歳以下の学生
審査委員(敬称略)
審査委員長:隈 研吾氏(建築家、隈研吾建築都市設計事務所主宰、東京大学特別教授・名誉教授)
審査委員:太刀川英輔(デザインストラテジスト、進化思考家、NOSIGNER代表)、野老朝雄(美術家)、中村拓志(建築家、NAP建築設計事務所)、原田真宏(建築家、マウントフジアーキテクツスタジオ共同代表、芝浦工業大学教授)、日比野克彦(アーチスト、東京藝術大学学長)、藤原徹平(建築家、フジワラテッペイアーキテクツラボ代表、横浜国立大学准教授)、森 俊子(ハーバード大学 GSD教授)、織田憲嗣(椅子研究家、東川町デザインアドバイザー)

各賞と賞金:最優秀賞(隈研吾賞)1点・50万円 / 優秀賞3点・各10万円 / 佳作6点

スケジュール
2024年11月1日:募集開始
2024年12月30日:作品提出締切(必着)
2025年2月中旬:入選作品決定
2025年3月29日:最終審査会(入選者によるプレゼンテーション)、表彰式(北海道東川町にて実施)
※日程および開催方式は、COVID-19拡大などの影響により、今後変更となる場合あり

実施主体:「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ実行委員会(東川町商工会、一般社団法人ひがしかわ観光協会、東川町農業協同組合、東川町建設業協会、東川町森林組合、株式会社東川振興公社、旭川家具工業協同組合、東川町議会、東川町教育委員会、東川町)

「隈研吾&東川町」KAGUデザインコンペ 公式ウェブサイト
https://www.kagu-higashikawa.jp/

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