サスティナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost」から、廃棄衣料をアップサイクルした「Tissue BOX」が発売されました(アーバンリサーチ 2020年9月11日プレスリリース)。
ブランド名の「commpost」とは、共有、共同、常識、良識を意味する「common(sense)」と、郵便・提示する・標柱を意味する「post」を組み合わせた造語。アップサイクルという考え方に、ファッションの分野から、スタイルのある新しい価値や考え方を提示し、これからの地球環境や人のはたらき方・暮らし方に対して、新しい常識を示していきたいという想いから、2018年に誕生しました。
#URBAN RESEARCH MEDIA YouTube公式チャンネル「株式会社アーバンリサーチより、サスティナブルプロダクトブランド 「commpost」が誕生」(2018/11/12)
衣料品は、異なる素材・品質が混合しているため、実は素材分別の段階からアップサイクルが容易ではありません。この問題を、同社では、廃棄繊維を色で分けて、付加価値のある素材にリサイクルする研究を行っているColour Recycle Network(カラーリサイクルネットワーク)と協働することで、新素材・新製品を研究、開発してきました。
〈Tissue BOX〉は、生地の裁断から縫製、仕上げまでを、障がい者雇用の推進と拡大を目的に同社が設立した株式会社URテラスが行なっています。1点1点手作業でつくり上げているため、素材のシワ感やフォルムなどに多少の個体差もありますが、それがまた魅力の1つでもあり、温かみのある商品となっています。
さまざまなティッシュケースに対応出来るよう、サイズにもこだわり、色はブラックとブラウンの2色を展開。万が一、不要になった場合には、同ブランドの一部のショップなどで回収し、新たな付加価値のある商品へとまたアップサイクルされます。
ブランド第一弾として、「commpost」が2018年11月に発表、販売しているプロダクトが〈MULTIPURPOSE BAG(マルチパーポスバッグ)〉です。
同社では、〈MULTIPURPOSE BAG〉の発売以降、革小物メーカーITTI(イッチ)とコラボレーションしたトートバッグやiPhone CASEの取り扱いも開始しており、今後もサスティナブルでデザイン性にも優れた新素材・新製品の企画・開発を推進していく予定です。
〈Tissue BOX〉の発売が開始される2020年9月11日には、サスティナブルマテリアル・プロダクトブランド「commpost」の世界観を伝え、発信拠点として、旗艦店である〈URBAN RESEARCH DOORS 南船場店〉の2階フロア、約50m²をリノベーションを改修し、商品がつくられる様子を来店者が見学できるスペースも設けられます。
商品の取り扱い店舗、販売については、同ブランドの公式ウェブサイト、またはオンラインストアを参照してください。(en)
About「commpost」
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