日本を代表するインダストリアルデザイナー・柳 宗理(1915-2011)のデザイン哲学を通じて、デザインが生まれる背景やプロセス、デザイナーの倫理観などを考察するトークイベント。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大により、一変した人々の日常において、デザインの本質的な役割とは何か、プロダクトデザイナーの本分とは何かを改めて問い直します。
スピーカー・プロフィール
藤田光一
柳工業デザイン研究会デザインディレクター
1964年石川県生まれ。1988年金沢美術工芸大学産業デザイン学科工業デザイン専攻卒業後、柳工業デザイン研究会入所。柳宗理指導の下、食器・家具などの工業製品から、環境デザインまで幅広く手がける。2011年12月に柳 宗理(1915-2011)が死去した後は、同研究会のデザイン担当主任として、柳デザインの監修や柳宗理の考えを普及するべく、展覧会や出版の企画・監修、編集などに関わりながら、後進の育成に当たっている。
二俣公一
空間・プロダクトデザイナー
1975 年鹿児島県生まれ。福岡と東京を拠点に空間設計を軸とする、ケース・リアル(CASE-REAL)と、プロダクトデザインに特化した、二俣スタジオ(KOICHI FUTATSUMATA STUDIO)の2つの事務所を主宰。1998年より自身の活動を始め、国内外でインテリア・建築から家具・プロダクトに至るまで、多岐に渡るデザインを手がける。2018、2021年グッドデザイン賞審査員。2021年より神戸芸術工科大学客員教授を務める。
深町健二郎
福岡市文化芸術振興財団理事
1961 年福岡県生まれ。大学時代はロッカーズ(俳優の陣内孝則氏が在籍)のギタリスト谷信雄氏と共に「ネルソープ」を活動。帰福後イベントプロデューサーとして活躍。1998年からSunSet Liveの共同プロデュース・MCを担当。執筆活動や地元福岡のテレビ・ラジオへの出演多数。日本経済大学経営学部経営学科教授。
WSUG(Workshop Underground)とは:
文化と芸術に関する次世代教育を目的に、中牟田洋一が2021年5月に福岡市に設立。地下スタジオを拠点にワークショップ、アートイベント、撮影などの活動を行っている。
https://wsug.net/
登壇者:藤田光一(柳工業デザイン研究会デザインディレクター)、二俣公一(空間・プロダクトデザイナー)
モデレーター:深町健二郎(福岡市文化芸術振興財団理事)
配信日時:2021年10月16日(土)15:00-17:00
聴講料:無料(予約不要)
配信方法:オンライン(WUSG YouTube チャンネルにて)
https://youtu.be/E9sm5lSAkiQ