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柴田文江、二俣公一らが参画したニューノーマル時代のトラベルブランド「moln」がローンチ、スーツケースのデザインイメージなど概要を発表

PRODUCT2021.10.05

豊かな暮らしを届けるためのブランドとサービスを手掛ける、ライフスタイルカンパニー・franky(2017年11月、代表取締役:赤坂 優)が、新しいトラベルブランド「moln(モルン)」の概要を発表しました。

ブランドのフラッグシップとなる実店舗を、東京・表参道エリアに年内にオープンし、企画・開発したプロダクトアイテムを販売する予定。そのファーストコレクションとなるスーツケースのデザインイメージが、ティザーサイトと公式インスタグラム、プレスリリースにて公表されています。

スーツケースのデザインは、プロダクトデザイナーの柴田文江氏(デザインスタジオエス代表)が、プロダクトアイテムを販売するフラッグシップショップの設計を、二俣公一氏(ケース・リアル代表)がそれぞれ手がけています。

トラベルブランド「moln(モルン)」クリエイティブパートナー

クリエイティブパートナー:左から、二俣公一、田中信吉、柴田文江、赤坂 優(ブランドオーナー)、岡本 健の各氏

ブランド誕生の背景

「moln」は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の世界的な拡大により、人々が自由に旅に出られなくなり、旅に対する意識も変わりつつある昨今の状況下で誕生したブランドです。

アメリカン・エキスプレス・インターナショナルが実施した調査によると、世界7カ国における調査対象者のうち87%が「将来の旅行を計画することが楽しみ」と回答。78%が2020年からのいわゆるコロナ禍によるストレス緩和のために旅行したいと考えています[*1]
このような社会的背景を踏まえ、再び人々が安心して世界を旅すること、旅を楽しむことができる日が来ることへの願いを込めて、ブランドが企画・開発されました。

トラベルブランド「moln(モルン)」ロゴ

ロゴマークとブランドイメージ

「moln」の世界観とデザイン

ブランド名「moln」は、スウェーデン語で「雲」を意味する言葉に由来します。
旅先でふと空を見上げた時に浮かぶ雲のように、場所・時間・空気によって変化しながら、地球上のどこでも柔らかに感じられる存在でありたいという想いが込められています。
ロゴのデザインと、2021年10月4日にオープンしたティザーサイトの設計は、デザイナーの岡本 健氏が担当しました。

「moln」では、旅が人々にもたらす効果と旅そのものの価値の高まりに注目し、ニューノーマル時代の旅の準備を通して、新たな体験とその楽しみ方を提案していきます。
その第一弾となるのが、柴田氏がデザインしたスーツケースのコレクションです。

トラベルブランド「moln(モルン)」スーツケースイメージ

ファーストコレクションとなるスーツケース イメージ(左から、ストーン、テラコッタ、チャコール)

地球上の自然をベースとした、多様な価値観に寄り添うジェンダーレスを、ブランドのデザインコンセプトとして掲げ、スーツケースのファーストコレクションでは、デザインパートナーとして迎えた柴田文江氏が、大地を感じられる岩・赤土・炭をモチーフに、レザー(合皮)とポリカーボネートを基調とした、幅広い年齢層で使うことができるプロダクトをデザインしました。発売は今冬を予定しています。

トラベルブランド「moln(モルン)」スーツケースイメージ

スーツケース イメージ / カラー:ストーン

トラベルブランド「moln(モルン)」スーツケースイメージ

スーツケース イメージ / カラー:テラコッタ

トラベルブランド「moln(モルン)」スーツケースイメージ

スーツケース イメージ / カラー:チャコール

また「moln」では、旅の移動で人々が利用するジェット機など大型の輸送機が温室効果ガスを発生させ、地球環境に影響を与えることと、環境問題が世界の人々に共通した未来への課題であることを踏まえ、カーボンオフセットの利用も想定しつつ、二酸化炭素の排出量削減に努めたサステナブルな旅を提案します。

トラベルブランド「moln(モルン)」関連サイト

バーチャルトラベルコンテンツ「I Miss Traveling」

都市の「音」を聴くことから始める旅への準備
今回のローンチにあわせて、バーチャルトラベルコンテンツ「I Miss Traveling」も公開。空港ロビーや航空機での離着陸の音など、世界のさまざまな都市を音で楽しむ体験をオンラインで提供します。
コンテンツ名は、コロナ禍をきっかけに、メキシコのバーが始めた音声コンテンツ「I Miss My Bar」へのオマージュ。再び世界を旅する日を心待ちにする人々へ向け、旅の準備を音から始めるという「moln」からの新しい提案です。

「I Miss Traveling」Webサイト
https://imisstraveling.moln.com/

クリエイティブパートナー

柴田文江氏(デザインスタジオエス 代表)

柴田文江氏(デザインスタジオエス 代表)

柴田文江氏プロフィール
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業後、大手家電メーカーを経て、Design Studio S(デザインスタジオエス)設立。エレクトロニクス商品から日用雑貨、医療機器、ホテルのトータルディレクションなど、国内外のメーカーとのプロジェクトが各種進行中。
主な受賞に、iF金賞(ドイツ)、red dot design award、毎日デザイン賞、Gマーク金賞、アジアデザイン賞大賞・文化特別賞・金賞などがある。
2018-2019年度グッドデザイン賞審査委員長、武蔵野美術大学教授を務める。著書に『あるカタチの内側にある、もうひとつのカタチ』がある。

柴田氏コメント
「​​旅がもつ非日常性を表現しつつも、現代の移動に最適な機能を満たす旅の道具としてデザインしたものです。スーツケースはプロダクトの中でも製造条件が複雑なアイテムなので選択肢が限られていますが、molnは自由な旅のスタイルを提案したいという想いをカタチにしました。そして、デザインは質感から物のアイデンティティーが感じ取れるよう、フォルムと機構そしてディティールを練り上げました。既存の価値やブランドに捉われずに自分らしく生きる人の自由な旅、そのお供にmolnを連れて行ってもらえることが願いです。」

田中信吉氏(株式会社ゼロワンデザイン代表)

田中信吉氏(株式会社ゼロワンデザイン代表)

田中信吉氏プロフィール
桑沢デザイン研究所卒業後、音響メーカーに勤務。その後、デンマークデザイン事務所OM DESIGN遊学。帰国後、ゼロワンデザイン(ZERO-ONE DESIGN)設立、代表取締役
を務める。
国内外大手メーカーのデザイン開発に従事。Gマーク受賞歴多数。英国デザイン年鑑掲載歴多数。桑沢デザイン研究所非常勤講師歴20年。2001年中国広東省深圳にデザイン会社を設立。デザインから設計、金型製作、製品の完成まで対応。主にコンストラクションデザインをテーマとしてデザイン開発に従事している。

田中氏コメント
「当初、frankyさんから新しい概念のスーツケースを開発したいとの相談を受けました。赤坂さんから大きなビジョンの説明を受け、これは面白そうということで参加させていただきました。コンセプトの考察、ネーミングや新しい旅の形の考察など、多くのディスカッションを経て方向性が決まり、スタジオエスさんのデザインイメージが出てきました。柴田さんの鋭い感性でのデザインは大いに刺激的で、特に、表面処理と色彩にはかなりのこだわりがあり、あらためて勉強させられました。私は、技術的アドバイスおよび工場との折衝の役割を担当しましたが、実際に具体化するには多くの難問が立ちはだかり、一つ一つ解決していく道筋は大変なものでした。工場においてできることとできないことを精査して行き調整するのですが、なかなか思うようにことが進みません。幸いコロナ禍で製品を急いで発表することにはならなかったことが救いでした。ようやく完成に近づいた今、これまでにない使い方、そして風合いのものに仕上がった新しいスーツケースを、多くの旅人が使用している風景を、日本国内や、そして海外で沢山見かけることを願っています。」

二俣公一氏(CASE-REAL代表)

二俣公一氏プロフィール
福岡と東京を拠点に空間設計を軸とする「ケース・リアル(CASE-REAL)」と、プロダクトデザインに特化する「二俣スタジオ(KOICHI FUTATSUMATA STUDIO)」を主宰。1998年より自身の活動を始め、国内外でインテリア・建築から家具・プロダクトに至るまで多岐に渡るデザインを手がける。
2018年、2021年にグッドデザイン賞審査員を務める。2021年より神戸芸術工科大学客員教授。

二俣氏コメント
「今回、ファーストコレクションのデザインを手掛けた柴田文江さんにお声がけいただいたのをきっかけに、店舗空間をデザインすることになりました。ブランドの立ち上げから皆さんと共にチームとして携われたことを嬉しく思います。空間デザインは、ブランド名である「moln」=雲や、自然や大地を感じられるプロダクトのカラーリングなどから着想を得て、「石」をメインの素材として用いて構築しています。これからプロダクトと空間とが合わさって、「moln」の世界観や旅への新たな価値観が発信されていくことを楽しみにしています。」

岡本健氏(岡本健デザイン事務所代表)

岡本 健氏(岡本健デザイン事務所代表)

岡本健氏プロフィール
1983年群馬県太田市生まれ。千葉大学文学部行動科学科にて心理学を専攻、研究の一環で調べたグラフィックデザインに興味を持ち、方向転換。卒業後、数社のデザイン事務所にて実務経験を積み、ヴォル、佐藤卓デザイン事務所を経て、2013年に独立。
2016年〜2019年多摩美術大学統合デザイン学科非常勤講師。2019年よりグッドデザイン賞審査員を務める。

岡本氏コメント
「moln」というブランド名が意味する「雲」は、飛行機が一度、雲の上まで上昇し、再び雲の下に降下して目的地に向かうように、旅をする際の媒介物のひとつなのかもしれません。「moln」という文字が少しだけ雲に隠れることで、旅路に垣間見える「雲の上」と「雲の下」のかたちを表すロゴマークを作成しました。「moln」の世界観をかたちづくるための指針として、プロダクトにそっと寄り添いながらアイデンティティが形成されていくことを期待しています。」

ブランドオーナー

赤坂 優氏(franky代表取締役)

赤坂 優氏(franky代表取締役)

赤坂 優氏プロフィール
2008年エウレカを設立、代表取締役CEOに就任。2012年国内最大級の恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」をリリース。現在、会員数は1,000万人以上に成長。2015年にNASDAQ上場企業の米国Match Groupにエウレカの発行済全株式を売却。2016年に代表取締役CEOを退任し、国内スタートアップを中心としたエンジェル投資を行い、約70社に出資。2018年より熊谷隆志氏とファッションブランド「WIND AND SEA」を展開中。
株式会社trippiece 社外取締役。2020年にfranky株式会社を始動。

赤坂氏コメント
「『また自由に旅ができる社会』への願いを込めて「moln」を着想し、各方面で活躍するプロフェッショナルのみなさんと新たなトラベルブランドづくりに取り組んできました。スーツケースを中心に、旅にまつわるさまざまなプロダクトを、この冬から本格的に国内に限らず海外向けにも広く展開していきたいと考えています。
日本各地、そして世界には素晴らしい景色が溢れています。旅を通して得られる体験や感動は何ものにも代え難いものだとコロナ禍のなかで改めて日々感じてきました。また旅に出かけたくなる、旅の時間をより楽しく充実したものにするアイテムを提案していきます。ひとりでも多くの方々にとって、「moln」が旅のよきパートナーとなりますように。」

フラッグシップショップは年内オープン予定

二俣公一氏が手掛けるフラッグシップショップは、東京・表参道エリアにて年内のオープンを目指して準備が進められています。

トラベルブランド「moln(モルン)」フラッグシップショップイメージ

トラベルブランド「moln(モルン)」フラッグシップショップイメージ

今後は、実店舗で取り扱うプロダクトアイテムの企画・開発にも取り組み、新しい情報は順次、ティザーサイトやSNSなどで公開される見込みです。人員の採用も本格的な活動を開始するとのことです。(en)

「moln」Webサイト(ティザーサイト)
https://moln.com

公式Instagram
https://www.instagram.com/molntravel/

*1.「アメリカン・エキスプレス・トラベル グローバル・トラベル・トレンド・レポート」より(調査期間:2021年1月15日〜24日)
https://www.americanexpress.com/en-us/travel/discover/get-inspired/global-travel-trends
*2.I Miss My Bar
http://imissmybar.com/


コーポレートプロフィール

企業ロゴ

一新された franky のコーポレートロゴ(Designed by Takaya Ohta)

frankyとは:
豊かな暮らしを届けるためのブランドとサービスを手掛けるライフスタイルカンパニー。“It’s not just stuff, it’s your life.”をビジョンに掲げる。2020年1月からは事業活動も開始している。

事業内容:ライフスタイル分野におけるDNVB / サブスクリプション事業の企画・開発、愛犬向けギフトボックスサービス「Qualum」の開発・運営、ストリートブランド「WIND AND SEA」の企画・運営
関連会社:メルクマール(バイオエタノール暖炉〈EcoSmart Fire〉輸入販売および自社開発商品の企画・開発・販売)、tokotowa(古田諭史シェフをチーフプロデューサーに迎えた料理とワインの完全会員制サブスクリプションサービスの企画・運営)

所在地:東京都港区白金台5-4-7 1・2F
代表者:赤坂 優(代表取締役)
事業開始:2020年1月
URLhttps://franky.inc/

先ごろ一新されたfrankyのコーポレートロゴのデザインは、デザイナーのタカヤ・オオタ氏(kern / ケルン代表)によるもの。グロテスク・ロマン・イタリックの3つの書体を組み合わせることで、frankyの事業の多様さと組織の軽やかさを表現したデザインに。ビジュアル展開においては、グリッドや罫線を用いたレイアウトを用いることで、ものづくりに対する緻密さを表現している。

franky プレスリリース(2021年10月4日発表)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000068728.html

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