スウェーデンのラグメーカー、カスタール(Kasthall)のショールームが、2021年9月に東京・立川にオープンしています。同社としてこれが日本国内初の店舗となります(日本総代理店・EMCプレスリリース)。
Kasthallは、1889年にスウェーデン西部にあるシンナ(Kinna)という小さな村で、で創業した、老舗のラグメーカー。スウェーデン王室の紋章を使うことを許された、数少ない企業の1つです。
# KasthallRugs YouTubeチャンネル「The magical world of Kasthall」(2012/10/22)
カスタールでは、糸から製織、タフティング、ラグの仕上げに至るまで、全工程を一貫して自社で行っています。現代のラグメーカーでは稀有ともいえるこの手法を、創業から今日まで130年以上にわたり受け継いできました。
使用する糸のほとんどは、選りすぐりの上質なウールとリネン(亜麻)という最高級の天然素材。顧客の要望に応じて、1点1点つくり上げるカスタムメードが特徴で、完成品の裏面には、職人による手書きのタグが付けられます。
独自のデザインチームを有するほか、世界のトップデザイナーや建築家ともコラボレーションし、伝統の技を常に刷新しながら、常にモダンでハイクオリティーなラグをつくり続けています。
立川のショールームでは、柄と色を自由に組み合わせることができるラグ「HÄGGÅ」や、12のパターンと154の色を自由に組み合わせられるロングセラーのラグ「ARKAD」をはじめ、カスタールのラグの全サンプルを確認することができます。
また、2021年の新作コレクション「COLLECTIVE IMPRESSIONS」と、日本橋兜町の〈K5〉の空間デザインを手がけたことで知られる、スウェーデンのデザインユニット、Claesson Koivisto Rune(CKR / クラーソン・コイヴィスト・ルーネ)がデザインしたラグ「TILES」も、ショールームの空間展示の中で見ることができます(本稿1枚目を含む、上の画像:テーブルセットの下に「TILES SLAB」が敷かれている)。
店内ではこのほかに、EMCが輸入代理店を務める、スウェーデンのインテリアアクセサリーブランド、KLONG(クロング)のフラワーベースやオイルランプなど、北欧のインテリア小物も展示されています。
所在地:東京都立川市高松町3-8-4 ファーレTKT3F
営業時間:11:00-18:00
定休日:土・日曜、祝日、年末年始
※予約制
※5日後以降の予約が可能。それ以外の日を希望する場合は直接電、店舗に要相談
https://www.kasthall.jp/reservation
カスタール(Kasthall)日本語オフィシャルサイト
https://www.kasthall.jp
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