アクタス・青山店がリニューアルオープン

アクタス（ACTUS）のインテリアショプ [アクタス・青山店]が8月5日にリニューアルしました。

同店舗は、2012年7月に「都会の邸宅（Villa）」というテーマで、インテリアセンスの良い友人宅を訪れたような内装と商品構成で、衣食住をプロデュースするライフスタイルストアとしてオープン。今夏に10周年を迎えるにあたり、店舗を改装。新たなコンセプト「暮らしの解決者からキュレーターへ」を掲げ、カルチャーの中心地であり、トレンドの発信地である青山というエリアならではの、生活感度の高い顧客の期待とニーズに応える店舗へリフレッシュ。上質で個性的なインテリアアイテムを取り揃えます。

エントランス（左から、BAIA CHAIR、アクタス限定セブンチェア、WIRE CHAIR）

取り扱いアイテムでは、アルネ・ヤコブセンがデザインした名作椅子〈セブンチェア〉に、希少なサペリ材でつくられたアクタス限定モデルが登場。
そのほか、注目のプロダクトをピックアップして紹介します。

大城健作デザイン〈バイア チェア〉

2009年にデンマークで設立された「dk3（ディーケースリー）」は、ボーエ・モーエンセン（Borge Mogensen）やコーア・クリント（Kaare Klint）、ポール・カドヴィウス（Poul Cadovius）といった、デンマークを代表するデザイナーによる名作家具の復刻のほか、新進デザイナーの意欲的なデザインの家具なども手掛け、近年注目を集めているハイエンドなインテリアブランドです。
dk3がプロデュースする家具は、天然素材の持つ力強さ、美しさを十分に引き出す職人の手仕事が、シンプルな作品の魅力をさらに際立たせています。

dk3 / 大城健作デザイン〈バイア チェア〉
W54.4 D47.7 H70cm　200,200円（税込）

dk3からこのほど発売された〈バイアチェア（BAIA CHAIR）〉のデザイン、日本人デザイナーの大城健作氏。
BAIA（バイア）は、BAY（湾）を意味するイタリア語で、デンマークの美しい湾岸線のかたちからインスピレーションを得た、背もたれ部分の流れるような造形は、エレガントなスチールフレームに対して、暖かく柔らかなコントラストを生み出しています。デンマークの黄金期のデザインへのオマージュが込められた、日本とデンマークの美意識が融合したチェアです。

dk3 / 大城健作デザイン〈バイア チェア〉イメージ

A.Petersen〈ワイヤーチェア〉

〈ワイヤーチェア（WIRE CHAIR）〉は、デンマーク王立アカデミーで教鞭を執り、ポール・ケアホルム（Poul Kjærholm）と共に働いたダン・スバース（Dan Svarth）が、1972年にデザイン。その当時は、ワイヤーで編み込まれたシート部分の強度と安定性を保てず、製品化に至らなかったところ、半世紀の時を経て、コペンハーゲンのギャラリー工房・A.Petersen（エー・ピーターセン）が、現代のテクノロジーを用いて製品化されたプロダクトです。

A.Petersen / ダン・スバース デザイン〈ワイヤーチェア〉
W79 D66 H69 SH40cm　880,000円（税込）

シート部分は、カーボンファイバーを採用することで解決。美しいステンレススチールのフレームは、溶接から手仕上げの磨きまで、ケアホルムの孫であるミッケル・ケアホルムが手がけています。

A.Petersen / ダン・スバース デザイン〈ワイヤーチェア〉

〈エゴイスト シェーズロング〉

〈EGOIST CHAISE LOUNGE（エゴイスト シェーズロング）〉は、デンマーク王立アカデミーにてフィン・ユール（Finn Juhl）に師事した、アルネ・ヴォッター（Arne Vodder）によるデザイン。
名工・ボルヴィッケ（Borvike）によって、1951年に数台が製造されましたが、このほど、1908年創業のデンマークのファニチャーブランド・シバスト ファニチャー（Sibast Furniture）が復刻。デンマーク・コペンハーゲンで開催されるデザインイベント「3 days of design 2022（スリー デイズ オブ デザイン）」にてリプロダクトが発表されました。

Sibast Furniture / アルネ・ヴォッター デザイン〈エゴイスト シェーズロング〉イメージ
W59 D150 H96cm　チェア 990,000円（税込）より / オプションサイドテーブル165,000円（税込）より

TIMBER CREWの木工オブジェ

東京・調布は深大寺に拠点を構える、木材加工の専門家集団・TIMBER CREW（ティンバークルー）が手掛ける、クラフトオブジェも店頭に。
TIMBER CREWは、フローリングや不燃木材の特注色塗装、エイジング加工、古材仕上げの家具などを制作し、デザイナーや設計士から高い評価を得ている、気鋭の木工加工集団です。

左から時計回りに　ボウル30cm13,200円（税込）、プレート50cm11,000円（税込）、ボウル20cm4,950円（税込）_
＊素材の形状を活かして製作されるため、1点1点のサイズと形状が異なります

こぶやひび、個性的な木目やかたちなど、均質が求められる建材としては活用しづらい特性を持った木材を、木がもっている本来の造形美として活かし、職人が1点1点を端正に削り上げた、ボウルやトレーなどを販売します。

さらに、店舗のリニューアルオープンにあわせて、アクタスのアートプロジェクト「ART×LIFESTYLE」がスタート。アーティストによるアート作品や、オブジェ、クラフトワークなども取り揃え、規格品に飽き足らない顧客のニーズとライフスタイルにあわせて、1点もののアートピースを提供するとのこと。

吉田花子〈Relax No.6〉 ミクストメディア H41.3 W32cm　110,000円（税込）

吉田花子〈Relax No.1〉 ミクストメディア H41.3 W32cm　110,000円（税込）

プロジェクトの第一弾として、アーティストの吉田花子氏とコラボレーション。「actus ART project Vol.1　‐吉田花子- 抽象画の世界‐」が店内にて開催されます。
吉田氏は、空間に溶け込むアート「Living with Art」をテーマにした作品を数多く発表している、注目の若手芸術家の1人。本展では、これまでの代表作のほか、青山店の10周年にあわせて吉田氏が描き下ろした新作「Relax」シリーズ8点を展示・販売します。

出展作品一覧
https://www.actus-interior.com/feature/2207aoyama-reflesh-open/

[アクタス・青山店] 店舗概要

所在地：東京都港区北青山2-12-28 1F（Google Map）
営業時間：11:00-19:00
リニューアルオープン：2022年8月5日（金）

店舗SNS
https://www.instagram.com/actus.aoyama/
店舗詳細
https://www.actus-interior.com/feature/2207aoyama-reflesh-open/