丸井グループは、東京・武蔵野市の丸井吉祥寺店に直結したシェアハウス〈MARUI TOCLUS 吉祥寺〉を2021年3月にオープンしました(プレスリリース)。
傘下のマルイホームサービスが運営するもので、2019年にシェアハウス事業に進出した同社としては、同年に高円寺にオープンした〈be Share 高円寺〉に続く、2店舗めのシェアハウスとなります。
店舗のコンセプトとデザイン監修を、佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィス・nendo(ネンド)が担当。「TOCLUS」というネーミングは、コンセプトの「マルイと暮らす」に由来します。
「MARUI TOCLUS」のロゴマークは、「〇I(マルイ)」「ト」+「家形(=暮らし)」を組み合わせ、家形は左右が開いたデザインとし、左側はマルイとの、右側は入居者同士や地域の皆さまとのつながりを表現しています。
今回オープンした〈MARUI TOCLUS 吉祥寺〉の立地は東京・郊外の吉祥寺。駅南口にある丸井吉祥寺店に隣接する旧邸宅をリノベーションしたものです。
全43室の居室は、コンパクトながら天井が高く、ベッドや冷蔵庫、収納なども備えています。
4階は、キッチンラウンジ「MARUI TOCLUS キッチン」(2階にもラウンジあり)。大きなダイニングテーブルを設えた、テラス一体型の開放的な空間です。
さらに4階には、コンセプトを象徴する、住居(シェアハウス)と丸井吉祥寺店をつなぐ入居者専用通路を設置。店舗内ではスタッフ用のリフレッシュラウンジを利用できるほか、テナントの優待サービスなどを受けることができます。
シェアハウスの1階には、ワークスペース「MARUI TOCLUS ワーク」と「MARUI TOCLUS ランドリー」を用意。ランドリーでは、洗剤を一切使用しない、イオンの力で汚れを落とす究極の水洗い[wash+ Technology]を採用しました。[*]。どちらも入居者に限らず利用できます。
*.洗浄技術やランドリーの詳細:https://www.wash-plus.jp
施設の電力は、環境負荷の少ない再生可能エネルギーを利用した「みんな電力」を採用。今後は電力以外でも、サステナブルな各種サービスの拡充を目指します。
なお、丸井グループでは、従来の「衣・食」の領域を中心とした小売事業に加え、ユーザーとの「長いお付き合い」を実現し、ライフタイムバリュー(Lifetime Value: LTV / 顧客生涯価値)の向上を見込める「住」領域での取り組みを強化しています。
今回のシェアハウス事業をはじめ、住友林業との協業や、ツクルバ、アドレスといった不動産テック企業とも共創し、新しい「住」領域の事業を拡大していく予定とのことです。(en)
〈MARUI TOCLUS 吉祥寺〉施設概要
開業:2021年3月
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目
構造・規模:鉄筋コンクリート造・4階建
戸数:43戸
家賃:59,000円〜74,000円(共益費・管理費別途)
※入居の際は「エポスカード」入会が必要
運営会社:マルイホームサービス
https://www.marui-hs.co.jp/
物件詳細
https://www.marui-hs.co.jp/content/toclusk
インスタグラム(marui_toclus)
https://www.instagram.com/marui_toclus