現在開催中の2020年ドバイ国際博覧会(Expo 2020 Dubai)。今回も、万博のテーマや各国の最先端の技術や思想を反映したパビリオンが数多くつくられました。
何百を超えるパビリオンの中から、『TECTURE MAG』ではテーマ性や形態のインパクトをもとに11のパビリオンを厳選。
今回は、日本館 / 永山祐子+NTTファシリティーズ を紹介します。
【概要】
日本館のビジョン:
日本は古くから出会いを大切にし、外から知恵や文化を吸収することで新しいものを生み出し、独自の価値へと昇華させてきた。
日本は未来に向け、地球的な視野で「アイディアの出会い」を生む結節点となり、それらを融合させることで、より良い世界へ向けたアクションを生み出していく。
【注目ポイント】
・アラベスクと日本の麻の葉文様を組み合わせたファサード・デザイン
・日本の折り紙を表現した3次元の立体格子
・前面に水盤を設け、立体的格子を写し込む水鏡としての役割とともに、水の気化熱を利用し環境装置としたサステナブルな建築
「日本館について」2020年ドバイ国際博覧会 日本館 公式ウェブサイト
https://expo2020-dubai.go.jp/ja/architecture/