山口県下関市に〈リゾナーレ下関〉が12月11日に開業します。
“海峡のデザイナーズホテル”をコンセプトに掲げ、ブランド監修と内装デザインをクライン ダイサム アーキテクツ(KDa: Klein Dytham architecture|アストリッド・クライン+久山幸成+マーク・ダイサム)、建築設計を日本設計、ランドスケープ設計をスタジオテラがそれぞれ担当しています。
『TECTURE MAG』では、ホテルの起工式が執り行われた2023年8月に開業予定ニュースとしてイメージビジュアルを速報しています(当時は2025年秋開業予定と発表)。
〈星野リゾート リゾナーレ下関〉2025年秋 開業予定、クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)が内装デザイン・ブランド監修を担当
〈リゾナーレ下関〉は星野リゾートが展開する「リゾナーレ」ブランドの8カ所目で、リゾナーレとしては初の九州・山口エリアへの進出となります。
同ホテルは関門海峡を目の前に臨む絶好のロケーションに位置し、9タイプ・187室で展開する全ての客室がオーシャンビュー。ホテル空間と料理、さまざまなアクティビティを通して“海峡を楽しみ尽くす滞在”を提案するとのこと。
KDaが手がけた客室のインテリアは、関門海峡の海の色から着想を得たエメラルドグリーンを基調としています。
このうち、広さ76m²の「海峡カバナスイート」は、リビングに白砂を敷きつめるなど、プライベートビーチのようなデザインとなっているのが特徴で、施設のコンセプトである”海峡のデザイナーズホテル”を象徴しています。

海峡カバナスイート 内観イメージ

海峡カバナスイート リビングイメージ

客室 デラックスフォース

客室 スーペリア

「なみなみテラス」

「なみなみテラス」

宿泊者向けプログラム「海風ストレッチ」イメージ ※春以降に開催予定

「ふぐビーチ」

「ふぐプール」

インフィニティプール イメージ

メインダイニング[OTTO SETTE SHIMONOSEKI] メニュー例:ふぐのカルパッチョ 柑橘のスキューマ(イメージ)

メインダイニング[OTTO SETTE SHIMONOSEKI] 内観イメージ

ビュッフェダイニング[PUKU PUKU] 夕食メニュー例:ふぐ料理 イメージ

夕食と朝食を提供するビュッフェダイニング[PUKU PUKU] 内観イメージ

ビュッフェダイニング[PUKU PUKU] 内観イメージ

「なみなみテラス」カウンター席(夜間イメージ)

滞在オプションメニュー「海峡ナイトラウンジセット」イメージ

なみなみテラスから望む朝日
所在地:山口県下関市あるかぽーと4番1号(Google Map)
客室数:187室
規模(階数):地上12階
建築設計:日本設計
施工:戸田建設
内装デザイン・ブランド監修:クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)
ランドスケープ設計:スタジオテラ
照明デザイン:FDS
プール遊具:丹青社
開業日:2025年12月11日

リゾナーレ下関 外観
リゾナーレ下関 公式ページ
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonareshimonoseki/
星野リゾート ニュースリリース
https://www.hoshinoresorts.com/information/release/2023/08/259945.html

クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)の主要メンバー(左から):アストリッド・クライン、久山幸成、マーク・ダイサムの3氏 @Brian Scott Peterson
これまでの主な作品に〈代官山T-SITE / 蔦屋書店〉、〈GINZA PLACE(銀座プレイス)〉、今年9月に晴海通りにオープンした〈カルティエ 銀座4丁目ブティック〉のファサードデザインなどがある。星野リゾートとのタッグとして、Dezeen Awards 2021「Hospitality building of the year」に選出されたリゾナーレ那須〈POKO POKO〉のほか、リゾナーレ大阪〈アトリエリスタ〉のデザインを手がけ、2027年に開業予定の「リゾナーレ福井」でもデザインを担当している(星野リゾート・リート投資法人ウェブサイト「インタビュー」はこちら)
KDa Website:https://www.klein-dytham.com/
「リゾナーレ」について
星野リゾートが国内外に展開するリゾートホテルブランド・リゾナーレのコンセプトは「夢中になって楽しみ尽くす”PLAY HARD”」。現在、国内外で7施設を展開、2027年には「リゾナーレ福井」が開業予定
星野リゾート「リゾナーレ」
https://hoshinoresorts.com/ja/brands/risonare/