建築学生団体NATSUZEMI(ナツゼミ)は、建築系の学生で構成され、さまざまな活動を行なっている団体です。
リアルスケールでのモノづくりをとおして、建築を学ぶとともに、モノづくりで地域に貢献していくことも目標としています。
設立のきっかけは、「研究室にこもりがちな学生たちに、もっと大学の外に目を向けて欲しい」という共通の想いを持った同世代の教員が、夏のワークショップ合宿を2010年に企画・実施したこと。2010年に4大学でスタートした夏ゼミ(NATSUZEMI)は、回を重ねながら参加大学を増やし、毎年およそ50名の建築学生が参加し、さまざまなゲストも加わって、活動を継続しています。
「モノづくり」を通した地域貢献へのチャレンジは2012年にスタート。伊豆大島での活動に続いて、2020年4月からは千葉県習志野市に拠点を移し、次の活動準備を進めています。
NATSUZEMI2020
「 建築学生団体×大久保商店街 」今年から拠点を伊豆大島から京成大久保に移しました!
京成大久保の現状を知るため、またNATSUZEMIを知ってもらうため活動を行なっております!#natsuzemi2020 #NATSUZEMI #natsuzemi #建築有志団体 #学生団体 pic.twitter.com/5BVIWYTfbu
— NATSUZEMI (@NATSUZEMI2020) April 29, 2020
今春以降、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大予防の影響により、従来の活動ができない状態が続いています。これを受けて、NATSUZEMIでは「人と会わなくてもできるモノづくり」の可能性を探るプロジェクトを立ち上げ、公式ツイッター(Twitter)などインターネット上で活動を再開すると同時に、同プロジェクトへの参加者を広く募集しています。建築系の学生に限らず、誰でも参加できます。
#うちで探そう♪ で使える人のデータを載せます!
レゴブロックの人などの人形を持っていない人は、付箋や厚紙で作るので結構、簡単です!試してみてください!#うちで探そうproject #NATSUZEMI#stayhome #おうち時間 pic.twitter.com/RtgcqumucF
— NATSUZEMI (@NATSUZEMI2020) May 5, 2020
外出自粛中のなか、家にいる毎日の生活に変化が乏しく、退屈にしているであろう建築学生や、子供たちらに向けた活動です。
視点を変えることにより、いつも過ごしているおうちから、違った世界(おうち)を見つけてもらおう、というものです。
小さな人を置くとスケール感が変化し、ただの箱が家に見えたり、違ったものに見えるということがあると思います。
人形遊びの延長でやっている人はいるのですが、それを共有するワードがないと思いました。そこで、ハッシュタグ「#うちで探そう♪」を付けてSNSに投稿してもらい、みんなでシェアしようと考えました。(建築学生団体NATSUZEMI)
運営メンバーは、日本大学生産工学部建築工学科 岩田研究室(岩田伸一郎教授)の学生を中心に、複数の大学の学生有志で構成されています。
NATSUZEMI「#うちで探そう♪」プロジェクトの詳細、問い合わせについては、建築学生団体NATSUZEMIのホームページまたはSNSをご覧ください。(yam)
建築学生団体NATSUZEMIホームページ
https://natsuzemioshima.wixsite.com/natsuzemi
建築学生団体NATSUZEMI公式facebook
https://www.facebook.com/natsuzemi/
建築学生団体NATSUZEMI公式Instagram(インスタグラム)
https://www.instagram.com/natsuzemi/