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植物を素材に空間ディスプレイを手がけるフラワーアーティスト木村亜津の初個展

国内外のクリエイターのプロダクトや現代の日本のものづくりなど、ジャンルにとらわれずに自由な切り口で集められたアイテムを取り扱う、東京・銀座にある[CIBONE CASE(シボネケース)]にて、フラワーアーティスト・木村亜津(きむら あづ)氏の初となる個展が開催されています。

木村亜津氏は、植物を素材とした空間ディスプレイや、撮影を担当するかたわら、自然物をテーマとした作品を制作し、植物という存在が、鑑賞者にとって新鮮なものになることを目的に活動しています。

2019年8月に群馬県・草津温泉にオープンしたオーベルジュ〈炯(kei)〉では、建物の設計を担当したビートニク(beatnik)からの依頼で、いくつかのアートワークを制作しています。そのうち約半数は、作家が現地に滞在し、採集して制作したもの。各作品に関する作家の解説とあわせて、木村氏のこれまで手がけたアートワークの一部をご紹介します。

オーベルジュ炯 ラウンジにおけるアートワーク〈100 years stone〉
炯(kei) 設計 : beatnik photo by Yoshitake Hamanaka

「炯のラウンジにしつらえる”100年石”を制作しました。草津町には石灰岩にペイントして、温泉に浸しておくとつくることができる”100年石”という名物があります。この名物を体験することのできる施設にご協力いただき、山で拾ってきた石灰岩にシダの姿を転写して制作しました」(木村亜津)

客室壁面のアートワーク
炯(kei) 設計 : beatnik photo by Hideyuki Seta

「客室の壁面に設置した作品です。日光で感光する特殊なインクで、草花の姿をパネルに転写させています。転写した柄は、炯の持ちものである草津の山から草花を採取しています」(木村亜津)

オーベルジュ炯に併設するレストランにおけるアートワーク。壁面に飾るオブジェを舎利木(シャリボク)にて制作している
炯(kei) 設計 : beatnik photo by Hideyuki Seta

photo by YUME

[CIBONE CASE]での個展では、山や森、水辺などを散策中、ふと目に留まるような草花をモチーフに、平面作品から新作の立体物の作品まで、さまざまな手法で自然との共生をアプローチする作品が展示されます。

photo by YUME

photo by YUME

会期中に限り、会場では展示作品を購入できます。(en)

「CASE: 30 strolls AZU KIMURA」
開催期間:2020年7月1日(水)〜28日(火)
会場:CIBONE CASE(東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F)
営業時間:10:30-20:30(GINZA SIXの営業時間に準じる)*最終日は17:00展示終了
詳細:https://www.cibone.com/news_exhibition/case30/