COMPETITION & EVENT

Windowology:New Architectural Views from Japan

窓学展が海外に巡回、西澤徹夫建築事務所がデザインした会場をバーチャルで公開

2020年12月7日イベント情報初掲
12月27日展覧会会場写真と関連動画を追加

一般財団法人 窓研究所が企画し、ロサンゼルス、サンパウロ、ロンドンの世界3都市を巡回する展覧会「Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である」の第1弾が、米国・ロサンゼルスにある、日本文化の発信を行う施設、ジャパン・ハウス ロサンゼルスにて開催されています(会場デザイン:西澤徹夫建築事務所)。

The JAPAN HOUSE Los Angeles Windowology exhibition

© JAPAN HOUSE Los Angeles

The JAPAN HOUSE Los Angeles Windowology exhibition

© JAPAN HOUSE Los Angeles

The JAPAN HOUSE Los Angeles Windowology exhibition

© JAPAN HOUSE Los Angeles

The JAPAN HOUSE Los Angeles Windowology exhibition

© JAPAN HOUSE Los Angeles

同展は、2017年に東京・青山のスパイラルで開催された「窓学展—窓から見える世界—」をベースとして、過去から現代まで日本の建築に存在してきた窓の魅力を伝えることを目的に、海外での展覧会に向けて再構成されたものです。五十嵐太郎氏(建築史家・建築批評家 / 東北大学教授)のディレクションのもと、建築模型、ドローイング、写真、映像、漫画、工芸品、環境統計、また、アーティスト 津田道子氏の新作なども展示されます[*]。
現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により、オンラインによるバーチャルエキシビジョン(Matterport)での開催


#JAPAN HOUSE Los Angeles YouTube Chanel「Welcome Message by Meher McArthur」(2020/12/16)


#JAPAN HOUSE Los Angeles YouTube Chanel「Interview | Igarashi Tarō, Exhibition Director」(2020/10/23)

「Windowology: New Architectural Views from Japan 窓学 窓は文明であり、文化である」

主催・会場:ジャパン・ハウス ロサンゼルス(JAPAN HOUSE Los Angeles)
企画:一般財団法人 窓研究所
展示ディレクター:五十嵐太郎
会場デザイン:西澤徹夫、佐藤熊弥(西澤徹夫建築事務所)

Windowology ロサンゼルス展 特設ページ
https://www.japanhousela.com/exhibitions/windowology/

一般財団法人 窓研究所
https://madoken.jp/


ロサンゼルスの展覧会開催を記念して、日本時間2020年12月8日(火)午前10:00より、ジャパン・ハウス ロサンゼルス主催によるオンライントークセッションが開催されました。

スピーカーは、「窓学」(Windowology)の監修者で本展のディレクター・五十嵐太郎氏と、ロサンゼルスを拠点に活動する建築家の柳井 隆氏を迎え、モデレーターはグローバルメディア『MONOCLE』東京支局長のフィオナ・ウィルソン氏が務めています(全編英語を使用、同時通訳あり)。

ジャパン・ハウス 巡回企画展「Windowology: New Architectural Views from Japan  窓学 窓は文明であり、文化である」トークイベントバナー

ジャパン・ハウス 巡回企画展「Windowology: New Architectural Views from Japan  窓学 窓は文明であり、文化である」トークイベントスピーカー:五十嵐太郎(左)、柳井 隆(中央)、モデレーター:フィオナ・ウィルソン(右)

スピーカー|五十嵐太郎 / Taro Igarashi
展示ディレクター / 建築史家 / 建築批評家 /「窓学」総合監修 1967年パリ生まれ。1990年東京大学工学部建築学科卒業。1992年同大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学大学院教授。あいちトリエンナーレ2013芸術監督、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008の日本館コミッショナー「インポッシブル・アーキテクチャー」展(2019-2020)の監修を務めた。第64回文化庁芸術賞新人賞受賞。 近刊に『モダニズム崩壊後の建築家』(2018)、『建築の東京』(2020)など。

スピーカー|柳井 隆 / Takashi Yanai
Ehrlich Yanai Rhee Chaney Architects(EYRC Architects)パートナー。2004年から住宅部門のディレクターを務め、現在はサンフランシスコスタジオを率いる。建築家として活動する以前は、東京のGA Housesでジャーナリストや編集者として活動。その経験や旅がデザイン哲学の核にある。現在の作品は、風景との思索的な関係に根ざしたもので、日本の伝統を再解釈したカリフォルニア・モダニストの精神を継承している。2017年には、美しい技術と卓越した技術で人と自然をつなぐ建築のあり方が評価 され、アメリカ建築家協会(AIA)のCollege of Fellowsとなる。サンフランシスコ近 代美術館(SFMOMA)の写真部門及び建築+デザイン部門のコミッティーを務め、 2021年の全米AIAデザイン委員会の委員長にも任命される。カリフォルニア大学バーク レー校で文学の学位を、ハーバード大学デザイン大学院で建築学の修士号を取得。 Instagram @t_yanai

モデレーター|フィオナ・ウィルソン / Fiona Wilson
『MONOCLE』 アジア支局長。東京在住。 デザイン・ジャーナリズムを牽引するジャーナリストとして活躍。『Wallpaper*』で7年間勤務した後、2010年に『MONOCLE』のアジア支局長に就任。日本のデザイン、建築、文化、食、ファッション、時事問題などをテーマにした出版物を数多く手がけている。

日本の美意識から見た窓、世界の建築において、窓が及ぼす影響や、職場や家庭における窓の進化、パンデミック後の未来の窓まで、窓にまつわるさまざまなディスカッションを予定しています。
私たちと外の世界をつなぐ時に見落とされがちな要素である「窓」について、熟考と対話を促す洞察力に富んだ本展の展示ディレクターとの対話を通して、文化を横断する普遍的な要素である窓を再考します。

「窓学展」開催記念トークセッション(オンライン)

「New Views: The Influence of Windows on Architecture and Society 新たな視点──窓が建築と社会に与える影響」
スピーカー:五十嵐太郎、柳井 隆
モデレーター:フィオナ・ウィルソン
開催日時
日本時間 2020年12月8日(火)10:00-11:00(終了しています)
ロサンゼルス現地時間 12月7日(月)17:00-18:00
会場:オンライン
使用言語:英語(日本語同時通訳あり)
参加費:無料
聴講方法:下記サイトより要事前登録
https://japanhousela.swoogo.com/influence-of-windows
主催:ジャパン・ハウス ロサンゼルス

ジャパン・ハウス 巡回企画展「Windowology: New Architectural Views from Japan  窓学 窓は文明であり、文化である」イメージ

Photo by Matthew Millman

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