日本を含むアジア各国の学生を対象に、建築デザインコンペティション「Asia Young Designer Awards(アジアヤングデザイナーアワーズ)2021」が開催されます(主催:日本ペイントホールディングス / AYDAと略)。
この国際学生コンペ「AYDA 2021」は、多様性を受け入れ、社会にまなざしを向けることのできる人材の育成を目的に、2008年より開催され、今回で開催9回目を数えます。
対象地域は、日本、中国、シンガポール、マレーシアなど、アジアの16地域で、建築・インテリアデザインを学ぶ学生が応募することができます。
各地域の最優秀賞受賞者は、賞金獲得に加えて、各国の学生同士が学び合い、多様性を理解する場となる「アジア学生サミット」に参加することができます。
また、アジア全域における最優秀賞受賞者は、ハーバード大学デザインスクールで行われる6週間の「デザインディスカバリープログラム」に招待されます。同プログラムは、コンペ主催者である日本ペイントホールディングスグループが、ハーバード大学デザインスクールに設立した「ハーバード大学デザインスクールフェローシップ基金」の1つです。
日本地域での今回のテーマは「音色、空間、運動」。審査員は、音楽家の蓮沼執太氏(審査員長)、建築家の藤原徹平氏、中山英之氏が務めます。
応募期間中の9月7日(火)に、今回のテーマ「音色、空間、運動」に関して、審査員が意見を交わすトークセッションがオンラインで開催される予定です。(en)
テーマ:「音色、空間、運動」
応募資格:作品提出期間中に、大学院、大学、短期大学、専門学校、高等専門学校に在籍し、建築、インテリア、ランドスケープを学ぶ18歳以上の学生
審査員長:蓮沼執太(作曲家、アーティスト)
審査員:藤原徹平(フジワラテッペイアーキテクツラボ / FUJIWALABO主宰)、中山英之(中山英之建築設計事務所主宰)
選考について:
1.リージョナル(日本地区での選考):最優秀賞1名:賞金30万円及びアジア学生サミットへの招待(旅費/滞在費 含む)、審査員とのインターンシップツアー
インテリアデザイン部門優秀賞 2名、建築・ランドスケープ部門優秀賞2名:賞金各5万円及び審査員とのインターンシップツアー
2.インターナショナル(アジア学生サミットでの選考):最優秀賞2名:賞金10,000USドル及びハーバード大学「デザインディスカバリープログラム」(6週間)への招待
募集期間:2021年8月26日(木)~11月22日(月)
詳細・応募受付:下記・AYDAウェブサイトを参照
https://ayda.jp
結果発表(2021年12月28日)
https://ayda.jp/entry/