COMPETITION & EVENT

須藤玲子、林雅之、we+によるコラボレーション展「nuno nuno」

12/1より六本木のアクシスギャラリーにて開催、NUNO作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』刊行記念

2021年11月30日初掲、12月11日会場画像を追加

東京・六本木のAXISギャラリーにて、テキスタイルデザイナーの須藤玲⼦氏が率いる、テキスタイルデザインスタジオ・NUNOの、これまでの仕事を振り返る企画展「nuno nuno」が開催されます。NUNOとして初の作品集『Reiko Sudo|NUNO – Visionary Japanese Textiles』が、英国の出版社テームズ&ハドソン(Thames and Hudson)より今年11月に刊行されたことを記念する展覧会ですプレスリリース

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』

作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』中面(Photo: Masayuki Hayashi)

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』

作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』中面(Photo: Masayuki Hayashi)

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』

作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』中面(Photo: Masayuki Hayashi)

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』

作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』中面(Photo: Masayuki Hayashi)

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』

作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』中面(Photo: Masayuki Hayashi)

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』

作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』中面(Photo: Masayuki Hayashi)

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』

作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』中面(Photo: Masayuki Hayashi)

1984年のNUNO創業時より、さまざまな布づくりを行ってきた須藤氏。世界からも注目される革新的な布づくりだけでなく、活動範囲は多岐におよび、メーカーとのリサイクルシステムづくりや、生分解原料の研究などにも携わってきました。

須藤玲子(すどう れいこ)氏プロフィール

須藤玲子 / Reiko Sudo

須藤玲子氏(Photo by Masayuki Hayashi)

茨城県⽯岡市⽣まれ。株式会社 布代表。東京造形⼤学名誉教授。2008年より良品計画、⼭形県鶴岡織物⼯業共同組合、株式会社アズほかのテキスタイルデザインアドバイスを⼿がける。2016年より株式会社良品計画アドバイザリーボード。毎⽇デザイン賞、ロスコー賞、JID部⾨賞等受賞。
⽇本の伝統的な染織技術から現代の先端技術までを駆使し、新しいテキスタイルづくりをおこなう。作品はニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ロサンゼルス州⽴美術館、ビクトリア&アルバート博物館、東京国⽴近代美術館ほかに永久保存されている。

NUNO 公式ウェブサイト:www.nuno.com

本展では、独自のアプローチでデザインの領域を広げる、林 登志也氏と安藤北斗氏によるコンテンポラリーデザインスタジオ・we+(ウィープラス)と初めてコラボレーション。さらに、作品集に収録されたNUNOのテキスタイル320種の全カットを撮りおろした、写真家の林 雅之氏も参画。須藤玲子、林 雅之、we+の3組によるコラボレーションで、NUNOのテキスタイルに新たな表情を与えるインスタレーションが12日間にわたり展開されます。

we+(ウィープラス)プロフィール

we+

we+(ウィープラス)の2人(左:林 登志也、右:安藤北斗)Photo Kenichi Murase

リサーチと実験に立脚した独自の制作・表現手法で、新たな視点と価値をかたちにするコンテンポラリーデザインスタジオ。林 登志也と安藤北斗により2013年に設立。人と、人を取り巻くあらゆる物事・自然環境の間に親密な共存関係を築くオルタナティブな視点や表現を探究しており、近年は、自然現象の移ろいやゆらぎを可視化することで、人工と自然が融合した新たなものづくりのあり方を提案。国内外で自主制作作品を発表する他、日々の研究から得られた知見を生かし、空間デザインやインスタレーション、ブランディング、プロダクト開発、R&Dなど、さまざまな企業や組織のプロジェクトを手がける。

we+ 公式ウェブサイト:www.weplus.jp

林 雅之(はやし まさゆき)氏プロフィール
林 雅之 / Masayuki Hayashi

写真家。東海大学教養学部在学中より写真を始め、フリーランスとして現在に至る。プロダクトや家具などのスチルライフを中心に撮影を行うと同時に作品制作活動を行う。
主な展示に2009年 代官山ヒルサイドテラス 温室の半屋外空間での展示インスタレーション「景花」、2010年南青山スパイラルガーデンでの「Building Building」、2017年IDÉE SHOP 六本木での「Black and White」などがある。作品集の出版は2005年「mannequins」、2010年 「the secret life of mannequins」(2010年 「Building Building」、2012年「Living Flowers」など。NUNO初の作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』では、約3年間におよぶ制作期間のなかで、未収録を含む426点ものNUNOのテキスタイルを撮り下ろした。

MASAYUKI HAYASHI PHOTOGRAPHIES 公式ウェブサイト:www.mho.jp

林氏は、作品集に収録しきれなかったものを含む、426種ものNUNOのテキスタイルを3年がかりで撮影しました。そこで露わになったのは、糸が織りなす、まるで生きているかのような布の世界。NUNOのメンバーにも驚きをもたらしたという、圧倒的な解像度のテキスタイルフォトは、本展の大きな見どころです。

「nuno nuno」展 会場デザインイメージ(第2稿)

we+による「nuno nuno」展 会場デザイン(イメージ)

会場では、さまざまな素材や表現技法が私達に呼び起こす身体感覚や感情に注目して、「FUWA FUWA(ふわふわ)」「KIRA KIRA(キラキラ)」「ZAWA ZAWA(ザワザワ)」など、作品集の切り口としても登場する8つのオノマトペを手がかりとして、NUNOのテキスタイルを”紐解く”ことを試みます。

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』

作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』中面(Photo: Masayuki Hayashi)

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』

作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』中面(Photo: Masayuki Hayashi)

「nuno nuno」展 会場風景

Photo: Masayuki Hayashi

「nuno nuno」展 会場風景

Photo: Masayuki Hayashi

「nuno nuno」展 会場風景

Photo: Masayuki Hayashi

「nuno nuno」展 会場風景

Photo: Masayuki Hayashi

「nuno nuno」展 会場風景

Photo: Masayuki Hayashi

「nuno nuno」展 会場風景

Photo: Masayuki Hayashi

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』表紙

NUNOのテキスタイルが表紙に用いられている、NUNO作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』(テームズ&ハドソン社 2021年11月刊)は、NUNOのテキスタイルを貼り込んだ装丁による上質なヴィジュアルブック。村上春樹、伊東豊雄、アート・リンゼイ、V&Aのキュレーターのアナ・ジャクソンら各氏の寄稿も収録。

なお、作品集『Reiko Sudo|NUNO – Visionary Japanese Textiles』は、同館・AXISビル2Fのビブリオファイルにて販売されます(税込販売価格:7,600円)

関連イベントとして、展覧会開始の前夜の11月30日に、AXIS(アクシス)が企画・主催する連続セミナー・AXIS Forum「原点回帰」vol.06に、須藤氏が登壇(視聴無料、要申し込み / 詳細。さらに会期中の12月4日には、会場からインスタライブも配信される予定です(視聴無料、申し込み不要)

NUNO作品集『NUNO – Visionary Japanese Textiles』刊行記念「nuno nuno」展

会期:2021年12月1日(水)~12日(日)※会期中無休
開場時間:11:00-19:00
会場:AXISギャラリー
所在地:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル4F(Google Map
入場料:無料
主催・企画:株式会社布
写真:林 雅之
展示デザイン:we+
協力:AXISギャラリー、HAKUTEN、株式会社ショウエイ

テームズ&ハドソン社刊行 NUNO作品集『NUNO - Visionary Japanese Textiles』刊行記念展

展覧会フライヤー(Photo Masayuki Hayashi)

関連イベント

インスタライブ
出演:須藤玲子(NUNO)、林 雅之、林 登志也・安藤北斗(we+)
開始日時:2021年12月4日(土)20:00(21:00終了予定)
配信アカウント:@nunocorp
https://www.instagram.com/nunocorp/

AXIS Forum「原点回帰」vol.6 須藤玲⼦(NUNO)
https://mag.tecture.jp/event/20211130-46497/

展覧会詳細
https://www.axisinc.co.jp/news/2021/228.html

 

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関連トークイベント AXIS Forum「原点回帰」vol.6

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AXIS Forum「原点回帰」vol.06 須藤玲子(NUNO)11/30開催

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