COMPETITION & EVENT

E&Y エキシビジョン「Thirty-six views」

36周年を迎えたファニチャーレーベルが国内外7人のデザイナー・アーティストとの新作を含む8作品を展示

ファニチャーレーベル・E&Yのエキシビジョン「Thirty-six views(サーティーシックスビューズ)」が、東京・六本木のアクシスギャラリー にて4月15日から10日間にわたって開催されます。
計7名のデザイナーによる、ファニチャーライン4作品と、限定生産のエディションライン4作品、合わせて8作品が発表されます。

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デザイナー(左上から時計回り):二俣公一、Julie Richoz、Julie Tolvanen、中村圭佑、スズキユウリ、二俣公一、元木大輔、中村圭佑・熊谷晃希

参加デザイナー・アーティスト(ライン別、「カッコ」は作品名)

ファニチャーコレクションライン
「GINKGO」 ジュリ・リショズ
「SKETCH VASE」 ジュリ・トルバネン
「INTERACTION_BLANKET」 中村圭佑
「ESKER」 二俣公一

エディションコレクションライン
「STOP MAKING SENSE」 元木大輔
「INTERACTION_CHAIR」 中村圭佑・熊谷晃希
「No8」 二俣公一 ※「No」の「o」は「_(アンダーバー)」が付くのが正式名称
「THE AMBIENT MACHINE」 スズキユウリ

なお、本展は、E&Yの35周年にあわせて2020年にヨーロッパにて開催されるところ、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の世界的な感染拡大により、予定が何度か変更され、ようやく開催の運びとなったものです。

E&Y展覧会「Thirty-six views(サーティーシックスビューズ)」

「Thirty-six views」カタログ ビジュアル イメージ

「Thirty-six views」では、展覧会だけでなく、新たなカタログも制作・発表されるのも注目です。
同カタログには、既存作品のほか、本展で発表される新作も”集録”。さらに、各作品それぞれの要素を抽出して油絵や水彩で描かれたビジュアルが、対になって配置され、E&Yのコレクションアイテムを「作品」と呼ぶことをより強調した構成となっています。

本展のタイトル「Thirty-six views」とは、E&Yの36年間の視点を経て今の視点を考えるという意味だけでなく、36という数字が有するニュアンス「多数」「全ての方角」を「三十六景」とし、カタログの各アイテムの絵との親和性も図っています。

開催概要

エキシビジョン「Thirty-six views」
読み:サーティーシックスビューズ
会期:2022年4月15日(金)〜24日(日)
開廊時間:11:00-19:00(最終日は18:00閉場)
会場:アクシスギャラリー
所在地:東京都港区六本木5丁目17-1 AXISビル4F(Google Map
入場料:無料
※会場ではCOVID-19対策を実施、政府および東京都の要請状況によりスケジュールが変更される場合あり
主催:E&Y CO., LTD.(代表 松澤 剛)


デザイナー・アーティスト プロフィール

ジュリ・リショズ / Julie Richerジュリ・リショズ
スイス系フランス人デザイナー。ローザンヌ美術大学(ECAL)を卒業後、ピエールシャルパンに師事し、パリに自身のデザインスタジオを設立。オブジェ、家具、照明、テキスタイルだけでなく、アートピースの製作など幅広く活動している。2017年以降は、ローザンヌ美術大学(ECAL)で工業デザインの講師も 務める。
主な受賞歴に、Design Parade グランプリ(2012)、Swiss Design Awards(2015/2019)、Bourse Leenaards(2016)がある。Hublot Design Price(2016)でのファイナリストなど多数。
http://www.julierichoz.com

ジュリ・トルバネン / Julie Tolvanenジュリ・トルバネン
1970年アメリカ生まれ。
建築学科を卒業後、12年間木工職人としての活動や大学やクラフトスクールにて家具デザイン、デザイン史コースの教鞭を執る。その後、フィンランドへ移住し Aalt University にて家具デザインの修士号を取得。2015年に夫のミカ・トルバネン(Mika Tolvanen)とフィンランドで Studio Tolvanen(スタジオ トルバネン)を設立。ヨーロッパ、北米、アジア圏の幅広いクライアントとプロジェクトを行う。
主な受賞歴に、Good Design Award from Chicago Athenaeum、Interior Products award from the Association of Interior Design Editors of Finland などがある。
http://www.studiotolvanen.com

中村圭佑 / ダイケイミルズ中村圭佑(ナカムラ ケイスケ)
1983年生まれ。静岡県浜松市出身。
2011年に設計事務所〈DAIKEI MILLS〉を設立。商業空間や公共施設などさまざまなデザインプロジェクトに取り組みながら、一貫して人と空間の在り方について考え続けている。2019年には、社会の遊休スペースを時限的に占有し一般へ解放する運動〈SKWAT〉を開始。
2021年より多摩美術大学環境デザイン学科の非常勤講師を務める。
http://daikeimills.com

熊谷晃希熊谷晃希(クマガイ コウキ)
1992年北海道生まれ。
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業後、設計事務所〈DAIKEI MILLS〉勤務。
2022年独立。

二俣公一二俣公一(フタツマタ コウイチ)
1975年鹿児島生まれ。
福岡と東京を拠点に空間設計を軸とするケース・リアル(CASE-REAL)とプロダクトデザインに特化する二俣スタジオ(KOICHI FUTATSUMATA STUDIO)の両主宰。国内外でインテリア・建築から家具・プロダクトに至るまで多岐に渡るデザインを手がける。
主なプロダクト作品に、「HAMMOCK(E&Y)」「in the sky(E&Y)」「valerie_objects のためのカトラリー(valerie_objects)」 「キウル ベンチ(Artek)」など。二俣がデザインした真空管アンプ「22(EK Japan)」は、サンフランシスコ近代美術館の永久所蔵品となっているほか、その他の受賞も多数。
2021年より神戸芸術工科大学客員教授を務める。
http://www.casereal.com
http://www.futatsumata.com

元木大輔元木大輔(モトギ ダイスケ)
1981年埼玉県生まれ。
2004年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、スキーマ建築計画勤務。2010年 DDAA設立。2019年、コレクティブ・インパクト・コミュニテイーを標榜し、スタートアップの支援を行う Mistletoe と共に、実験的なデザインとリサーチのための組織 DDAA LAB を設立。
2021年第17回ヴェネ チア・ビエンナーレ国際建築展に参加。
https://dskmtg.com

スズキユウリスズキ ユウリ
1980年東京生まれ。
1999年〜2005年アートユニット・明和電機の活動に携わる。「音楽とテクノロジー」に関心を持ち、2005年にRoyal College of Art入学。音楽と音がどのように思考に影響を与えるのか、音と人の関係性について提議した作品を制作し、そのサウンドアート作品とインスタレーションは、世界中の展示会に展示されている。
2013年より、Royal College of Art のデザインプロダクツ科にて教鞭を執り、ニューレディオ フォニック・ワークショップのメンバーとしても指名される。2014 年には、DIY楽器「OTOTO」が MoMAのパーマネントコレクションに選定された。2018年より、世界最大のインディペンデントデザインコンサルタンシー・Pentagramにて共同経営者を務める。


主催者メッセージ

我々のコレクションは、1985年の創業時からデザイナーのキャラクターや思考など血のような部分を 抽出し、その要素を編集しながら作品として発表してきました。 我々は協働するデザイナーを選ぶことやコレクションを開発するうえで、プロモーション的な部分や機能 面を重要視せず、その時代や社会に生きる若いデザイナーの言語や色気、試みの部分を形象化し発表する ことに主眼を置いています。

今回、発表するコレクションはエディション作品4点、コレクション作品4点の計8作品ですが、全ての コレクションにおいてデザイナーの資質が強く反映されています。そして、新たなカタログは各コレクショ ン要素を抽出し、対としたビジュアルを油彩や水彩、アクリルで「絵」として描いています。絵画は「作 品」という言葉と距離が近いものですが、我々がコレクションのことを「作品」としていることにも繋がっ ています。

また、その思考をより明確にするために2010年に発表した「HORIZONTAL collection」の延長線上に 今があります。それはもの派やミニマル・アートなどのジャンルや定義としての話ではなく、量産された 物に対する消費という行為に対して投げかける “気付き” のようなもので、色濃く生産されたデザイナーの 分身は、どこまで遠くに届くのか、その消費強度はどの程度のものだろうかといった問いの作品群でした。 そしてそれは明確な用途や機能を持ったものでさえも違った景色に見えるかもしれないと、E&Y がレーベ ルとしてどういった軸足で活動しているかという話であり、フィロソフィーでもあります。

今、歴史上稀な感染症流行と戦争という精神的にとても難しい時代のなか、世界中のデザイナー達は自身 が持っている美意識や欲求、目的を照らし合わせながら、日々どういった考えを持って社会に投げかける べきかと、迷い、そして強く過ごしています。そんなデザイナーの強さの一部を今回のコレクションでも 感じることができると思っています。

是非、ご高覧いただければ幸いです。

E&Y CO., LTD. 松澤 剛


E&Y(イーアンドワイ)
1985年設立。東京を拠点に、家具やオブジェクトの編集と開発、製作および販売を行うファニチャーレーベル。
そのデザインリソースは、日々進化してゆく世界中のデザイナーからによるもので、ミラノやロンドン、東京などの国内外で新作を発表し、コレクションは50作品以上におよぶ。また、デザイナーやアーティスト、建築家と共に、プロジェクトのためのアーティスト作品や、オリジナルプロダクトの開発も行っている。
E&Yの作品の一部は、MoMA(ニューヨーク 近代美術館)、ロンドンデザインミュージアム、パリ装飾芸術美術館、スウェーデン国立美術館などにも収蔵されている。

E&Y 公式ウェブサイト
https://www.eandy.com

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