今年7月に発表され、話題となった、マルニ木工の”リノベーション家具”が新宿・伊勢丹に登場。7日間限定で展示・販売される。通常は専用ECサイトのみの取り扱いとなっているプロダクト。特別エディションの限定モデルも披露される。
minä perhonen(ミナ ペルホネン)や、デンマークのKvadrat(クヴァドラ)など、人気ブランドのファブリックを採用してアップサイクルされたマルニ木工の”リノベーション家具”
東京・新宿三丁目の伊勢丹新宿店にて、マルニ木工の”リノベーション家具”を展示・販売するポップアップイベント「RE-INNOVATION −家具再生の新しいかたち−」が、10月12日から18日まで開催されます。
修理を待つマルニ木工の中古家具
マルニ木工の家具の修理を手がけている、グループ会社のマルニファニシングが今年7月に本格始動した、中古家具のアップサイクル事業から生み出される、中古家具を再生した”リノベーション家具”を展示・販売するもので、通常はオンラインショップのみで販売しているプロダクトを実際に見て触れることができる機会となっています。
今回のポップアップイベントでは、「オールドマルニ」の愛称で親しまれている、1950年代〜1970年代に製造されたマルニ木工のプロダクトを中心に、生地の張り替えや塗装、修理を施した”リノベーション家具”が展開されます。
MARUNI FURNISHING デルタチェア (ミナ ペルホネン)
1960年頃に発表した椅子で、橋や鉄塔に用いられる「トラス構造」を利用した独特なデザインが特徴。座面をミナ ペルホネンの生地「dop」tambourineに張り替え、木の表情との絶妙なミックスが楽しめる。
MARUNI FURNISHING アームチェア ショパン
製造当時は「曲げ加工は不可能」とされた堅木のカリンを用いて、マルニ木工の職人技術で細く美しいフレームを実現した。今日では超高級木材のカリンにクヴァドラのファブリックを組み合わせた”リノベ家具”。
MARUNI FURNISHING / エジンバラ(1人掛け ソファーチェア)
1967年に発表したエジンバラシリーズのソファ。英国のジャコビアン様式をモチーフにした重厚なデザインが特徴。上質で肌触りの良いベルベット生地には深みのあるブルーグレーを選び、表面の繊細な起毛と美しい光沢が高級感を演出する。
さらに、今回のポップアップイベントでは、「オールドマルニ」のリノベ家具を、ファッションブランド「nonnative/ ノンネイティブ」のデザイナー・藤井隆行氏が監修した限定モデルが展示・販売されます。
右の人物:藤井隆行氏(nonnative デザイナー)
藤井隆行氏プロフィール
nonnative デザイナー
大手セレクトショップのスタッフなどを経て、2001年より「nonnative」のデザイナーに就任。ワークやミリタリーウェアのデザインを基軸に、素材や縫製などの細部までこだわって再構築するアイテムは、大人のスタンダードとして多くのファンに支持されている。近年はファッションにとどまらず、そのライフスタイルや審美眼にも注目が集まっている。
藤井隆行監修モデルの開発風景
藤井隆行監修モデル / ペーパーコード仕様のデルタチェアとマガジンラック
藤井隆行監修モデル(部分)/ マルニ木工で1952年から1976年に製造された家具に付けられていたことを示す「孔雀のロゴ」を復刻したプレート
このほか、会期中の会場では、家具の修理や「リノベーション家具」のコンシェルジュサービス「FOR GOOD COUNTER」も開設されます。
MARUNI FURNISHING(マルニファニシング)によるマルニ木工の”リノベーション家具”
期間:2022年10月12日(水)〜18日(火)
会場:伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク / ザ・ステージ# 5
企画:マルニ木工、伊勢丹新宿店
POP-UPイベント詳細
https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/living/livingroom/shopnews_list/shopnews096.html
本件プレスリリース(2022年10月5日)
マルニ木工
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000099007.html
マルニファニシング
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000104341.html