COMPETITION & EVENT

「AICA 施工例コンテスト2023」7/10募集開始

審査を担当する建築家は石上純也、吉村靖孝、長谷川豪の3氏

メラミン化粧板の国内トップメーカーであるアイカ工業(本社:愛知県名古屋市)が主催する「AICA 施工例コンテスト 2023」の作品受付が7月10日より開始されます。

アイカ施工例コンテスト2023 クリックボタン

「AICA 施工例コンテスト」とは

「AICA 施工例コンテスト」は、アイカ工業またはアイカテック建材の製品を使用した建築作品を対象とし、新たなデザインの可能性を発掘するため、2012年より開催されている実績のある施工例コンテストです。

審査の対象は、アイカ工業あるいはアイカテック建材の商品(化粧板、ジョリパット、ポストフォーム、メースなど)を使用して施工された、住宅、ビルマンション、店舗、医療・福祉施設、公共施設などの空間デザインです。

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大の影響により、3年ぶりの開催となった2022年のコンテストでは、店舗や住宅、オフィスなど608点の応募が集まり、過去最多を記録しました。

前回の受賞作品一覧

【審査結果】「AICA 施工例コンテスト 2022」最優秀賞はkufuが設計した住宅〈はこ〉が受賞、応募総数は過去最多

「AICA 施工例コンテスト 2022」最優秀賞

「AICA 施工例コンテスト 2022」最優秀賞:kufu〈はこ〉 撮影:藤井浩司 / TOREAL

2023年の審査委員長は建築家の石上純也氏

石上純也氏(Junya Ishigami)近影

©︎CHIKASHI SUZUKI

石上純也氏プロフィール:
1974年神奈川県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修士課程修了後、妹島和世建築設計事務所を経て、2004年に石上純也建築設計事務所を設立。
主な作品に、神奈川工科大学KAIT工房・KAIT広場、Park Groot Vijversburgビジターセンター、ボタニカルガーデンアートビオトープ「水庭」、2019年サーペンタインパヴィリオン、House & Restaurantなどがある。
主な受賞に、2009年日本建築学会賞(作品)、2010年第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞、毎日デザイン賞、2019年芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)、OBEL AWARDなど多数。

建築家の吉村靖孝氏と長谷川 豪氏も審査を担当

吉村靖孝(よしむら やすたか)近影

吉村靖孝氏プロフィール:
1972年愛知県生まれ。1995年早稲田大学理工学部建築学科卒業、1997年同大学院修士課程修了。
1999~2001年文化庁派遣芸術家在外研修員としてMVRDV(オランダ)在籍。2002年早稲田大学大学院博士後期課程満期退学。
2001年より、東京理科大学、早稲田大学、東京大学、東京工業大学他にて非常勤講師を歴任。2005年に吉村靖孝建築設計事務所を設立。
2013年明治大学特任教授。2018年より早稲田大学教授、現職。
主な受賞に、日本建築学会作品選奨、日本建築設計学会賞大賞がある。主な著作に、『超合法建築図鑑』(彰国社、2006)、『ビヘイヴィアとプロトコル』(LIXIL出版、2012)などがある。

長谷川 豪(はせがわ ごう)近影

長谷川 豪氏プロフィール:
1977年生まれ。2002年東京工業大学大学院修士課程修了。西沢大良建築設計事務所勤務後、2005年に長谷川豪建築設計事務所を設立。2015年東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)。
東京工業大学非常勤講師、メンドリジオ建築アカデミー客員教授、オスロ建築デザイン大学客員教授、カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)客員教授、ハーバード大学デザイン大学院(GSD)客員教授を歴任。
主な受賞に、SDレビュー2005鹿島賞、平成19年東京建築士会住宅建築賞金賞受賞、第24回新建築賞受賞、AR Design Vanguard 2014などがある。主な著作に『考えること、建築すること、生きること』(LIXIL出版、2011)、『Go Hasegawa Works 長谷川豪作品集』(TOTO出版、2012)、『長谷川豪 カンバセーションズ』(共著/LIXIL出版、2015)、『a+u 556 Go Hasegawa』(a+u 、2017)、『El Croquis 191: Go Hasegawa 2005-2017』(El Croquis、2017)などがある。

7月10日より作品受付を開始、賞金総額200万円

応募作品の受付は7月10日より開始、9月25日まで(同締切日までに国内外で竣工した建物であれば応募可能)。

アイカ施工例コンテスト2023 スケジュール

コンテスト スケジュール

アイカ工業およびアイカテック建材の製品を使ってクリエイティブな空間を実現した魅力ある作品を募集! 最優秀賞(1点)の賞金は500,000円、総額で200万円が用意されています。

「AICA 施工例コンテスト 2023」開催概要

対象作品:2023年9月25日までに国内外で竣工し、アイカ工業またはアイカテック建材の商品を使用した全作品(建築用途および・新築・改装工事などを問わず。アイカ工業またはアイカテック建材の商品の仕上げがわかる写真で応募すること)

応募資格:応募作品の設計者または施工者
※クライアント、写真家が応募を希望する場合、主催者・アイカ工業まで事前に要問い合わせ
※施工者が応募する場合、事前に設計者の了承を得ること

審査委員長:石上純也(建築家)
審査委員:吉村靖孝(建築家)、長谷川 豪(建築家)、岩塚祐二(アイカ工業 取締役 常務執行役員)

賞金総額:2,000,000円
・最優秀賞(1点):500,000円
・優秀賞(3点):各150,000円
・入選(4点):各100,000円
・商品賞(3点 / セラール セレント・クライマテリア・メラミンタイル):各50,000円
・キッチンコーディネート賞(1点):50,000円
・オルティノ同柄コーディネート賞(1点):50,000円
・+WONDER賞(1点):50,000円
・メース賞(1点):50,000円
・特別賞(10点):各30,000円

スケジュール(予定):
応募登録開始日:2023年7月10日(月)
登録締切日:2023年9月25日(月)※当初発表より延長
審査会:2023年10月下旬
結果発表:2023年12月(アイカ工業ウェブサイトおよび建築系メディアに掲載)
※2024年4月発刊予定のアイカ工業施工事例集「FIND」に審査結果を掲載予定

応募規定・著作権の取り扱いなど詳細:「AICA 施工例コンテスト 2023」特設ページを参照

主催:アイカ工業
問い合わせ先:「AICA 施工例コンテスト 2023」事務局(建報社内)
tel:03-5244-9335 / mail:aica@kenchiku.co.jp

「AICA 施工例コンテスト 2023」特設ページ
https://www.aica.co.jp/contest/adc

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前回「AICA施工例コンテスト2022」

FEATURE2023.01.30

「AICA 施工例コンテスト 2022」受賞作品を一挙紹介!

受賞者インタビュー&コメントも掲載
FEATURE2023.01.30

「AICA 施工例コンテスト 2022」審査委員 座談会

審査ではココを見ていた! 審査委員がコンテストを振り返り総括

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