大阪を拠点に活動しているジュエリーレーベル・ATAKAのギャラリーにて、コンテンポラリーファニチャーレーベルE&Yの展示会「Digging through E&Y」が開催されています。
本展は3つの会期に分かれ、3名のデザイナー(スズキ ユウリ、二俣公一、マックス・ラム)が順番に展示を行います。E&Y(イー アンド ワイ)のコレクションを中心に、それぞれのデザイナーが影響を受けた事柄を展示することで、来場者が1つひとつの作品と向き合い、より深く考察することを促します。
8月5日より始まったVol.2では、建築からプロダクトまで多岐に渡るデザインを手掛けている二俣公一氏が登場。E&Yから発表された作品を中心に、機能と造形に対する氏の興味などを探っていきます。
会場では、2021年にE&Yが再編集した〈GO〉や、2022年に東京・六本木のアクシスギャラリーで開催されたエキシビジョン「Thirty-six views」にて発表されたプロダクトに加え、二俣氏が造形にあたって大きな刺激を受けたというスイスの建築家、マリオ・ボッタの〈Latonda Chair(ラトンダ・チェア)〉もあわせて展示されます。
なお、E&Yの展示品は、店頭およびオンラインショップでの受注販売も行われます。
二俣公一(Koichi Futatsumata)プロフィール
1975年鹿児島生まれ。福岡と東京を拠点に、空間設計を軸とするケース・リアル(CASE-REAL)とプロダクトデザインに特化する二俣スタジオ(KOICHI FUTATSUMATA STUDIO)を共に主宰。
国内外でインテリア・建築から家具・プロダクトに至るまで多岐にわたるデザインを手がける。主なプロダクト作品に、〈HAMMOCK(E&Y)〉〈in the sky(E&Y)〉〈valerie_objects のためのカトラリー(valerie_objects)〉〈キウルベンチ(Artek)〉などがある。デザインを手がけた真空管アンプ〈22(EK Japan)〉はサンフランシスコ近代美術館の永久所蔵品。そのほか国内外で受賞多数。
2021年より神戸芸術工科大学客員教授を務める。CASE-REAL Website
www.casereal.com
二俣スタジオ
www.futatsumata.com
会期:2023年8月5日(土)〜13日(日)※会期中無休
開場時間:13:00-19:00
会場:ATAKA
所在地:大阪府大阪市生野区勝山南3-8-27(Google Map)
協力:E&Y
本展の会場となるATAKAは、ジュエリーレーベルとしての活動に加え、デザインやアートの力に魅了されてきた自身の経験から、時代や国籍問
わずさまざまなデザイナーが手がけたプロダクトやアート作品の展示会を行ってきました。
今回の企画は、コレクションを「作品」と位置付けるE&Yのコンセプトに共感し、またE&Yが昨年開催したデザイナーの資質を反映した展覧会「Thirty-six views」や、デザイナーや作家の要素を純度高く抽出したコレクションライン「edition HORIZONTAL」に強く惹きつけられ、その世界観に触れる機会を関西でもつくりたいという意志のもと、開催に至っています。ATAKA Website
https://ataka-jp.com/
展示会スケジュール
「Digging through E&Y|Vol.1 スズキ ユウリ」会期:2023年7月15日(土)〜7月23日(日)※終了
「Digging through E&Y|Vol.3 マックス・ラム」会期:2023年9月16日(土)〜24日(日)
展示会 詳細
https://www.eandy.com/news/