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「菊地敦己 グラフィックデザインのある空間」

青森県立美術館のVI・サイン計画などを手がけたアートディレクター ・グラフィックデザイナーの企画展、ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて開催

東京・銀座7丁目のギンザ・グラフィック・ギャラリーにて、第405回企画展「菊地敦己 グラフィックデザインのある空間」が12月10日から開催されています。

青森県立美術館

青森県立美術館 VI・サイン計画 2006年

アートディレクターでグラフィックデザイナーの菊地敦己氏は、武蔵野美術大学彫刻学科在籍中にデザインの仕事を開始して以来、独自の方法論を築きながら、30年にわたり精力的に活動中。建築家との協働も数多く、青木 淳氏の設計で知られる〈青森県立美術館〉では、同館のVI(ヴィジュアルアイデンティティー)・サイン計画を担当しています。そのほかにも、さまざまな人々が出入りする施設のVIやサイン計画、ファッションブランドのためのアートディレクションなども手がけ、エディトリアル・ブックデザインの分野でも優れた仕事を数多く残しています。さらには、これらの仕事と並行して、批評性をもった実験的な作品を発表する展覧会を頻繁に開催し、多面的な表現活動を続けてきました。

本展では、「空間の中のグラフィック」をテーマに、「平面上の空間」と「空間上の平面」との関係性を探る3つのインスタレーションが展開されます。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第405回企画展 菊地敦己 グラフィックデザインのある空間

同じ重さ 2006年

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第405回企画展 菊地敦己 グラフィックデザインのある空間

文字と空間 2007年

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第405回企画展 菊地敦己 グラフィックデザインのある空間

Wasting Time 2013年

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第405回企画展 菊地敦己 グラフィックデザインのある空間

サリー・スコット 2018年

 

菊地敦己(きくち あつき)プロフィール

アートディレクター / グラフィックデザイナー
1974年東京生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科中退。1995年在学中よりグラフィックデザインの仕事を始める。2000年ブルーマーク設立、2011年解散。同年に個人事務所設立。
美術や工芸、建築、ファッションなどの分野を中心に、VI計画、サイン計画、エディトリアルデザインなどを手掛ける。
主な仕事に、青森県立美術館(2006)、PLAY! MUSEUM(2020)、横浜美術館(2024)などのVI・サイン計画、ミナ ペルホネン(1995–2004)、サリー・スコット(2002–2021)などファッションブランドのアートディレクションなど。平面表現に言及した作品を発表する展覧会も多い。

菊地敦己事務所ウェブサイト
http://atsukikikuchi.com/

 

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第405回企画展 菊地敦己 グラフィックデザインのある空間

Design: Atsuki Kikuchi

「菊地敦己 グラフィックデザインのある空間」開催概要

会期:2024年12月10日(火)〜2025年2月1日(土)
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
所在地:東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1(Google Map
開場時間:11:00-19:00
休館日:日曜・祝日、年末年始:12月27日(金)〜1月6日(月)
入場料:無料

※関連企画:ギャラリートークなど詳細が決まり次第、ggg公式ウェブサイトにて発表予定
※関連書籍:『gggBooks -139 菊地敦己』(序文:青木 淳)(発行:公益財団法人DNP文化振興財団)12月10日発行

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)公式ウェブサイト
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/

SNS
https://x.com/ggg_gallery
https://www.instagram.com/ginzagraphicgallery/

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