【PROJECT】で、今週1週間に取り上げた事例を、まとめて紹介します。
今週は集合住宅、観光施設、事務所兼住居、クリニックの事例を取り上げました。
注目の仕上げや納まりのポイントとともに、ご覧ください。
2021.02.22 BLN / 麻生征太郎建築設計
Photographs: Takashi Tonehira | 刀祢平喬
不整形な敷地形状を建物のアウトラインや内部にまで反映していき、生まれた個性で差別化されるワンルーム集合住宅の事例です。https://mag.tecture.jp/project/20210222-bln/
シンプルな空間での仕上げ、そしてやはり不整形なプランに注目です。
2021.02.24 湖の駅さめうらカヌーテラス / TA+A + 和久田幸佑建築設計事務所 + 三愛設計 設計共同体
Photographs: Shigeo Ogawa | 小川重雄
高知・土佐町にあるダム湖に面して、地形を紡ぎ合わせるように建築をつくり、大屋根をかけることで地域に眠る資源を呼び覚ますようなスポーツ観光拠点です。
https://mag.tecture.jp/project/20210224-sameura-canoe-terrace/
素材感を引き立てながらスッキリとさせた内部空間での、床仕上げの表情や柔らかいパーティションのシステムに注目です。
2021.02.25 House of Many Arches アーチだらけの家 / 平川フミオ+トプノバ・マリナ / 24d-studio
Photographs: Kei Sugino | 杉野 圭
もとは賃貸アパートを含む事務所兼住居として建てられた木造建築物を、機能をもたせたアーチを多用して部屋をつなぎ改修した職住融合の住居です。
https://mag.tecture.jp/project/20210225-house-of-many-arches-24d-studio/
ワンルーム化した床の仕上げを階ごとに統一した空間で、特注の照明器具、そして色の使い分けで多様性が感じられる事例です。
2021.02.26 KAUNIS CLINIC aoyama / LINE-INC.
Photographs: Kozo Takayama
空間にまつわる要素として素材だけでなく、音や光、香りに至るまですべての体験をデザインした美容外科クリニックの事例です。
https://mag.tecture.jp/project/20210226-kaunis-clinic/
大きめのパターンによるヘリンボーン張りのフローリング、特徴がありながら馴染むように設置された照明器具や家具類に注目。個人的には、医療用照明灯に目が行きました。
来週も、詳細の詰まった事例の更新をお楽しみに!