TECTURE MAG「PROJECT」では、「TECTURE」に寄せられた数多くの事例の中から、編集部がピックアップしたプロジェクトを紹介しています。
本記事では、掲載されたプロジェクトのうち、2026年3月に特にプレビュー数が多かったものをTOP10にまとめました。簡単な概要と写真の一部をご紹介していますので、気になるプロジェクトがあれば、ぜひ「PROJECT」の作品ページで詳細をご覧ください。設計の背景や図面、採用されている建材など、多くの写真と合わせてその魅力をより深く知ることができます!
※ TECTURE MAG「PROJECT」掲載事例を対象とし、掲載ページのUU(ユニークユーザー)数の集計結果をもとに作成しています。
No. 10
斜面と土 / INTERMEDIA

Photo: YASHIRO PHOTO OFFICE
かつて果樹の段々畑だった斜面地の履歴を引き受けて計画された木造平屋住宅です。平坦化された敷地に対し、建物の断面を本来の斜面の傾きに沿わせることで、山から海へと土に沈み込むような構成を与えています。構造や寸法には一定のリズムを与え、斜面の変化を身体的に感じ取れる空間を形成するとともに、地盤条件を踏まえた合理的な基礎計画が、土地に即した住まいを実現しています。


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No. 9
天空のVilla -Infini- / 田井勝馬建築設計工房

Photo: 大沢誠一
山頂に位置し、海・山・空に360°囲まれた敷地に建つ別荘兼宿泊施設です。くびれた地形に対して2棟を配置し、グランドレベルと2階レベルをコリドーで接続することで、回遊性のある構成としています。勾配屋根により視線を外へと導き、風景を切り取るように取り込みます。さらに石切場の記憶に着想を得た素材や、炎・水・植栽などの要素を重ねることで、五感に働きかける滞在環境を実現しています。


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No. 8
あわいの家 / ユウ建築設計室

Photo: 糠澤武敏
住宅密集地に建つ住宅です。家の各所にベンチや踊り場、コーナーなどの居場所を点在させ、それらを緩やかにつなぐことで、距離を保ちながらも家族の気配や視線が行き交います。人だけではなく光や風もその間を通り抜け、内外の環境と呼応しながら、日常の中に多様な居場所が重なり合う住空間となっています。

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No. 7
風ノ森 / 刈谷建築設計事務所

Photo: 刈谷昌平
那須町の木立の中に建つ小さな木造建築で、自然に没頭するための場として計画されました。八角形の平面にさまざまな勾配の登梁を架け、それらを蕪束で受けることで、森の中に浮遊するような軽やかな架構を形づくっています。躙口のように高さを抑えた入口から内部へ入ると、視線が上方へと抜け、空と森へと連続する体験を生み出しています。


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No. 6
House in Unazawa / 原島建築

Photo: 小山俊一
奥多摩の緑に囲まれ、道路と川に挟まれた敷地に建つ別荘です。地形や周囲の環境に呼応するように建物を折り曲げ、庭と川に向かって開くように構えます。道路側では外部からの視線や環境を制御しつつ、庭・川側には深い軒と連続するテラスを設け、光や風、緑を室内へと導きます。さらに外部デッキと連続するベンチを配し内外一体の空間としています。


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No. 5
美郷町カヌー艇庫 カヌーパークみさと カヌーレIMAI / STUDIO YY

Photo: 秋田広樹(エスエス)
雄大な自然のなか、川沿いに建つカヌー競技施設です。地域のカヌー文化とバリ島との交流を背景に、バリの生活哲学や建築様式が参照されました。川や山並みに呼応する弧を描く大屋根は、伝統的なカヌー「ジュクン」をモチーフとし、周囲の自然と連続する空間を形成しています。競技施設としての機能に加え、祭事やイベントの場としても活用され、文化交流と賑わいを生み出す拠点となっています。


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No. 4
阿品の家 / ure

Photo: 足袋井竜也
丘の上の角地に建つ住宅の改修計画。しっかりとした造りの既存に大きく手を加えることなく、素材や施工を丁寧に更新することで、住み手の暮らしに寄り添う住環境を実現しています。既存の構成を活かしながら、各室を緩やかにつなぎ、障子や壁紙などの素材が外光を柔らかく受け止め、屋根の小屋組から生まれる余白が空間に奥行きを与えています。

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No. 3
KItoNOKO / ure

Photo: 足袋井竜也
住宅のない周辺環境に対し、木造モジュールを基準としたスケールや寸法を取り入れ、「家」の感覚を持ち込むことが目指されたオフィス。グリッドを45°振って外形を雁行させ、植栽を介して外部環境に柔らかな余白を生み出すとともに、内部では吹き抜けを中心とした回遊動線を取り入れています。木架構や格子を現しとし、光や素材の質感を活かすことで、居心地のよい場を形成しています。


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No. 2
神谷内町の店舗(中華飯店Yue) / デザインオツ

Photo: MARK AND PORTER
住宅地に建つ町中華店です。かつて蓮根畑であった敷地に対し、過度に主張しない佇まいとすることで、街並みに静かに据えられるように計画しています。落ち着いたスケールや素材、照明計画を丁寧に整え、店主や来訪者にとって居心地のよい滞在時間を支えています。地域の日常に溶け込みながら、人々が気軽に立ち寄れる場となっています。


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No. 1
斜めの家 / KKALA

Photo: KKALA
山から市街地へと連なる傾斜地の中腹に建つ、画家のアトリエを併設した住宅です。敷地の勾配に呼応して基礎や屋根を斜めに構成し、地形に沿う段状の空間を計画しています。中央のアトリエを核に各室を配置し、床や屋根の流れに沿って視線が外部の風景へと導かれる構成としています。形のリズムと呼応しながら、家族の暮らしと環境が緩やかに結びつく住空間を実現しています。


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