淀川製鋼所(ヨドコウ)が「ニューノーマルの暮らしをデザインする」をコンセプトに、エクステリアからインテリアまで展開する新たなデザインブランド「YODOKO+(ヨドコウプラス)」を立ち上げました。
第一弾のプロダクトとして、リモートワークを快適にする、ポータブルな開閉式の書斎「HOME OFFICE(ホームオフィス)」を発表。ブランド公式ウェブサイトにて、2022年3月18日より予約受付を開始しています(プレスリリース)。
鋼板を主力製品とする淀川製鋼所では、1970年に「ヨド物置」を発売して以来、自社の鋼板を素材としたガレージや倉庫など、高品質のエクステリア商品を世に送り出してきました。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大後、ニューノーマルと呼ばれる時代において、テレワークや「おうち時間」の拡大といった、人々の新しい生活様式(ライフスタイル)が浸透する中で、自宅のインテリアやエクステリアをもっと工夫したいというニーズが高まっています。
これらを背景に、淀川製鋼所では、収納に関してさまざまな用途提案を行ってきたノウハウと、「ヨド物置」以来の思想を、居住空間に取り入れた、新たなデザインブランド「YODOKO+」を立ち上げるに至りました。
住まいにおけるワークスペースの不足を解消するとともに、機能とデザインをプラスして、あらゆる場所に快適なマイスペースをつくり出すことを目指しています。
ブランドローンチ第一弾となるプロダクトは、アルミ製の”スーツケース型”の開閉式の書斎です。
ボックスにはキャスターが付いており、好きな場所に移動して、座り慣れた自宅の椅子を開いたそこに持ち込めば、デスクと本棚と仕切りを備えたプライベートスペースが瞬時に生まれます。
閉じた状態の横幅が750mmと900mmの2タイプでのサイズ展開です。
書斎スペースとして、大容量の収納スペース、大切な書類や備品を保管する錠前や、鞄やハンガーを掛けられるフックもサイドに備えています。棚には、電源コードを通すための丸孔も3カ所用意され、すっきりとした配線が可能です。
素材は、3層のサンドイッチ構造を持ち、その品質の高さから人工衛星の筐体(きょうたい)にも採用されているアルミハニカムパネル。業界最薄となる厚さ6mmのアルミハニカムパネルは「HOME OFFICE」のために開発されたもので、軽量で高い剛性を実現しました。
アルミハニカムパネル製のニュートラルな質感が、仕事や趣味に集中しやすい環境を演出してくれます。
「HOME OFFICE」のデザインは、これまでにアルミ製の家具やプロダクトを数多く手掛けている、ATELIER OPA(アトリエ オーピーエー)のユニットメンバーの1人で、建築家の鈴木敏彦氏が担当しています。
ATELIER OPA 公式ウェブサイト
https://www.atelier-opa.com/
鈴木氏は、従来は四角が主流であったアルミハニカムパネル製の家具に、曲線を取り入れ、端を丸く仕上げる特殊加工技術の粋が、デスクや脚元の棚の形状に生かされ、優美なラインを描いています。
厳選した国産のアルミ板が生み出す美しいシルバー色と、滑らかな手触りも特長の1つ。光を穏やかに反射して、明るいデスク環境をつくり出します。
〈HOME OFFICE 900〉
サイズ(閉じた状態):W900×D520×H1558mm
サイズ(90度開いた状態):W1160×D1160×H1558mm
重量:57.2kg
価格(税込):327,800円
〈HOME OFFICE 750〉
サイズ(閉じた状態):W750×D520×H1208mm
サイズ(90度開いた状態):W1010×D1010×H1208mm
重量:42.5kg
価格(税込):294,800円
発売日(2タイプ共通):2022年3月18日より予約を開始、2022年3月末より順次出荷予定
「YODOKO+(ヨドコウプラス)」公式ウェブサイト
https://yodokoplus.com/