イトーキから、新しい家具シリーズ「common furniture(コモンファニチャー)」が7月1日に発売されました。
工場用什器をオフィス空間に調和するよう再編集した家具シリーズで、プロダクトのデザイン監修を、建築家の成瀬友梨氏と猪熊 純氏が務めています。
成瀬・猪熊建築設計事務所プロフィール
建築家の成瀬友梨と猪熊 純により、2007年に設立。「シェアする場を作ること」をコンセプトに、建築の企画・設計を通して「そこにどんな営みを作り出すか」を追求している。代表作に〈LT城西〉、〈FabCafe Tokyo〉、〈31VENTURES KOIL〉、〈豊島八百万ラボ〉、〈9hnine hoursなんば駅〉などがある。2019年には韓国ソウル市の公共美術プロジェクトの国際コンペで最優秀賞に選ばれ、地下鉄駅のリニューアルプロジェクト〈Dance of Light〉を完成させた。
主な受賞に、共同出展した第15回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展日本館での展示全体で特別表彰。日本空間デザイン賞、日本建築学会作品選集新人賞などがある。成瀬・猪熊建築設計事務所ウェブサイト
https://www.narukuma.com/
「common furniture(コモンファニチャー)」は、これまでイトーキが世に送り出し、工場や研究施設といった、ものづくりの場で長年にわたって使われてきたプロダクトを、成瀬・猪熊建築設計事務所を監修に迎え、再編集したオフィス家具です。
ラインナップは、デスク・スツール・シェルフ・ワゴン・ワークベンチの5カテゴリー、8アイテムを展開。
必要な機能と強度を素直に具現化した、ニュートラルで無駄がない、どこか親しみの湧くフォルムはそのままに、これからの働く場に調和するカラーリングを施し、オフィスでも安心して使える安全基準にも準拠してリリース。イトーキが展開するワークプレイス事業に基づき、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大の影響を受け、ますます多様化する新しい時代における、人々の働き方に寄り添ったプロダクトであることを目指します。
「common furniture」コンセプト
マインドにおいても、フィジカルにおいても、”クリエイティブを触発する空間”に相応しいかどうかを検証して絞り込みました。必要な機能と強度をそのままカタチにしたようなデザインで、構造もシンプル。
大量の書籍やサンプルなど、重量物の収納にもへこたれない堅牢さ、精緻な作業をどっしりと支える安定感は、特筆すべき魅力です。
また、すべてのプロダクトに機能を拡張するためのオプション、好みに合わせて選べるカラーバリエーションがあるので、使い方やレイアウトはアレンジ自在。働き方をしばりません。
作業に没頭するための固定席も、多人数での共同創作のためのギャザリングスペースも、使い手や組織のスタイル次第で思いのまま、自分たちらしい空間を構築できます。
目指したのは、働く現場の原点に立ち返った家具。
強くて、使いやすくて、誰にでも優しくて、その姿は気取らず、飾らず、丁度いい。
だから、どんな空間にも馴染んで、どんな日常にも寄り添える。
新しい時代の新しい働き方に向き合って、辿り着いたのは、昔からずっと側にあった普遍的なデザイン。
これが、イトーキの考える“みんなの家具”です。
今回のローンチにあわせ、5カテゴリー、8アイテムの使い方の可能性を広げる多彩なオプションも用意されています。
各プロダクトのサイズや価格などの詳細は、イトーキWebサイトの特設ページを参照してください。
イトーキ common furniture 特設ページ
https://www.itoki.jp/products/creativework/common-furniture/