HEMS(Home Energy Management System / ホーム エネルギー マネジメント システム)と、屋根一体型太陽光パネルの開発を事業とするスタートアップ、モノクローム(代表取締役CEO:梅田優祐)が、国内外の建築家と共に数々の建築プロジェクトを手掛けて話題の NOT A HOTEL(代表取締役CEO:濵渦伸次、以下「NOT A HOTEL」)との連携を発表。
あわせて、モノクロームが開発し、2023年春に発売を予定している、太陽光発電でエネルギーをつくる屋根〈Roof-1〉を、自宅や別荘として好きな場所に建てることが可能な NOT A HOTELの建築プロダクト〈NOT A HOTEL PRODUCTS〉に搭載したモデルを発表しました。
開発会社のモノクロームでは、〈Roof-1〉の特徴として以下の3つを挙げています(以下、プレスリリースより)。
1.美しいデザインにこだわった屋根一体型太陽光パネル
2.20年無償保証
3.エネルギーの発電と消費モニタリング
1.美しいデザインにこだわった屋根一体型太陽光パネル
独自の特殊加工により、黒の金属屋根と太陽光発電セルを一体化。これにより、一見して太陽光パネルが装備されているかどうかがわからない、美しい屋根材となっています。
また、〈Roof-1〉は1回の施工で屋根と太陽パネルを同時に設置できるため、通常の独立型太陽光パネルを屋根の上に設置する場合と比較して、新築時における施工費を抑えることができます。
2.無償保証期間は20年
開発にあたり、モノクロームでは、太陽光発電セルの調達、製造、品質テストまでの全工程を管理しており、耐久性・安全性・性能に優れた製品として、購入から20年間、製品の故障や破損、発電効率が基準値より低下した場合の修理・交換を無償で行います。
今春の発売へ向けて、太陽電池モジュールの第三者認証であるJETPVm認証試験のクリアと、沿岸・積雪・防火地域における設置を視野に、当社独自の厳しい評価基準に基いた環境試験のもと、開発プロジェクトを進めているとのこと。
3.エネルギーの発電と消費モニタリング
独自のスマートフォンアプリを開発し、〈Roof-1〉で発電した電力に加えて、家のどこでどれくらいの電力が使用されているか、ユーザーが簡単に把握することができます。エネルギーの発電から消費までをワンストップで「見える化」することで、効果的にエネルギーを利用できます。
NOT A HOTELと連携し、〈Roof-1〉を〈NOT A HOTEL PRODUCTS〉に搭載したモデルも開発中です。これにより、いわゆるモバイル住宅での独立発電が可能となります。購入者の自由度が上がり、より好きな場所に〈NOT A HOTEL PRODUCTS〉を建設することも可能になります。
この〈Roof-1〉搭載モデルは2023年夏頃に販売を開始する予定です。
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モノクローム会社概要
ファウンダーの梅田優祐が自宅を建設する際に、理想の住宅用太陽光パネルと、つくられた自然エネルギーを効果的に制御するためのソフトウェア(HEMS)が存在しない問題に直面したことをきっかけに、この問題を解決するため、CTOのラス・イズラムと共に2021年7月に設立。屋根一体型太陽光パネルとHEMSの開発を事業とする。モノクローム 公式ウェブサイト
https://www.monochrome.so/