古いモノに新たな価値を与えるアップサイクルカンパニー・家’s(読み:イエス)が展開するプロジェクト「P/OP(tansu×acrylic)」から誕生したアップサイクル家具が、東京・南青山6丁目の[NICK WHITE]にて1月28日より期間限定で展示・販売されます。
富山県高岡市に本社を構える家’sでは、同県内の空き家に赴き、まだ使える箪笥(たんす)や木彫りの熊などを許可を得て”レスキュー”し、アクリルなど現代のマテリアルを組み合わせて再生、アップサイクル家具として販売しています。
空き家問題に光をあてるとともに、モノを捨てるのではなく新たな価値と現代の暮らしにあった新しいモノとしての命を吹き込みたいという試みです。
今回のポップアップでは、新商品も披露されます。〈Grid(グリッド)〉は、建築家の沼 俊之と増山 武の両氏が設立したdot studio一級建築士事務所がデザインしたもの。
アクリル端材を組み合わせ、構造的にも安定感を確保した再生プロダクト。使わなくなった後のことも考え、リユースや、分別して廃棄もしやすい構法となっています。
特長:接着剤や釘などは使わずに、伝統的な組み木も参照して、蛍光アクリル板を交互に組み合わせて安定度を出している。使わなくなった後のことも考え、リユースや、分別して廃棄しやすい構法に。
デザイン:dot studio一級建築士事務所
素材:アクリル端材
サイズ:※ 上部に設置する箪笥による、オーダーメイド
価格:オープン価格
メッセージ:
日本では多くの伝統的な家財品が使われなくなっています。
そこで、私たちは伝統的な家財品に新しいエッセンスを加えることで、再生する活動をしています。
今回は、古き良き箪笥と新素材であるアクリルを組み合わせることで、新しい家具をデザインしました。もともと日本の箪笥は桐(きり)で作られていました。そして、桐の特徴である「軽い」「加工しやすい」を一部、受け継いで、現代の素材であるアクリルと組み合わせることで、箪笥に新しい表情を加えています。
50年から100年ほど経過した素材と、最新素材のコントラストを、今回が国内でも初となるポップアップイベントでお楽しみください。
家’s 会社概要
「見過ごされていた価値を再構築し、世界を豊かにする」をビジョンに掲げ、家具のアップサイクル事業やインバウンド向け宿泊施設の運営を行う。木彫りの熊をアートの力でアップサイクルしたプロダクト〈Re-Bear Project〉や、空き家問題に対し、アップサイクル家具で新たな価値を与えるプロジェクト「P/OP(tansu×acrylic)」などを展開。株式会社 家’s
本社:富山県高岡市福岡町下蓑2137
代表取締役:伊藤昌徳
設立:2017年11月家’s 公式サイト
https://www.yestoyama.com/家’s 公式Instagram
https://www.instagram.com/yestoyama/
会期:2023年1月28日(土)~2月12日(日) ※無休
時間:12:00-19:00
会場:NICK WHITE SHOWROOM
所在地:東京都港区南青山6-3-14-203(Google Map)
NICK WHITE Website
https://nickwhite.tokyo/