ドアハンドルをはじめとする建築用金属製品を手がけるユニオン(UNION)が、総合カタログを刷新しました。
ユニオンがものづくりの哲学として掲げるのは、「God is in the details(美は細部に宿る)」。ハンドルは建築を構成するディテールのひとつですが、その佇まいや手触り、使用感は、空間全体の印象にも関わります。だからこそ、造形や素材、仕上げ、使い心地まで細部と向き合い、ハードウェアを「ARTWARE(アートウェア)」へと磨き上げてきました。刷新されたカタログでは、こうしたユニオンのものづくりに対する考え方とともに、多彩なプロダクトを紹介しています。
カタログの特徴
本カタログは単なる製品情報の集積ではなく、“ARTWARE”の精神に基づきカタログ自体をひとつのアートと捉え、プロダクトの思想や美意識まで伝える媒体へと昇華させることを目指しました。ショールーム等でご覧いただくカタログは、約3,500点を掲載する厚みを活かして側面に印刷を施し、閉じた状態でもオブジェのような存在感を放つ特別仕様に仕上げています。また企画ページでは「God is in the details」をテーマに細部のこだわりへフォーカスし、製品の本質的な価値をより深く感じ取っていただける一冊にしました。
ユニオンが掲げる「ARTWARE」とは、ドアハンドルをはじめとする建築用ハードウェアを、単なる機能部品にとどめず、空間に命を吹き込み、触れる人の心を動かす存在へと高めていく考え方です。
つくり手としての高い美意識を大切にしながら、細部にこだわるクラフトマンシップと自由な発想から生まれる創造性を融合。造形、素材、仕上げ、使い心地、そのすべてと向き合いながら、建築を構成するハードウェアを「アートウェア」へと磨き上げています。


ドアハンドルやレバーハンドルは、日々、無意識のうちに人の手が触れるもの。ユニオンでは、その形だけでなく、手にしたときの使いやすさや質感までをデザインの対象として捉えています。
真鍮、アルミ、ステンレス、ブロンズなどの金属をはじめ、ウッド、レザー、樹脂といった多様な素材を採用。さらに、豊富なバリエーションをもつ独自の表面加工を施すことで、手になじむ感覚と意匠性を両立させています。視覚的な美しさだけでなく、実際に触れ、使用したときの感覚や感情まで設計すること。それがユニオンの考える「機能美」です。
こうした製品は、ホテル、デパート、美術館、オフィスビルなど、さまざまな建築で「建物の顔」として採用されています。

約3,000点におよぶ既製品に加え、建築家やデザイナーのアイデア、設計意図に応じたカスタムメイドに対応していることも、ユニオンの特徴です。
設計者が思い描くデザインに対し、適した素材と技術を組み合わせて製品化。たとえ1セットであっても製作に対応し、一つひとつの空間に合わせた「オートクチュール ドアハンドル」をつくり上げます。既製品とカスタムメイドの双方を通して、ホテルや事務所ビル、文化施設など、多様な建築空間のディテールに応えています。

ユニオンは、製品をできるだけ長く使い続けられることも、ものづくりにおける大切な考え方のひとつとしています。時代を超えても色あせない普遍的な魅力を備えた製品づくりや環境への配慮に加え、長い年月を重ねたハンドルの修理やメンテナンスにも1セットから対応しています。
傷がついた金属を磨き直し、剥がれた革や割れたガラスを補修することで、愛着のある製品を再び使える状態へと整える。新しいものをつくるだけでなく、培ってきたクラフトマンシップを製品の長期使用にも生かすことで、持続可能なものづくりに取り組んでいます。

カタログの詳細は、同社のカタログ一覧ページを参照。
UNION公式サイト
https://www.artunion.co.jp/