東京大学生産技術研究所の豊田啓介研究室主催によるレクチャーシリーズ「建築の半分外側から建築を見る / Visions Halfway Outside Architecture 2025」の第5回(本年度最終回)が、東京・本郷の東京大学キャンパス内の会場にて12月1日に開催されます。
聴講は会場およびオンライン参加のハイブリッド方式で、ともに要申し込み・料金は無料です。
豊田(啓)研究室は、生産技術研究所および建築学専攻に所属し、主にデジタル空間記述の技術開発および体系化を研究しています。
2023年度、2024年度に引き続き、より広い視点から建築や社会基盤・都市のデザインや価値創造を捉え直す機会を創出するべく、7月より「建築の半分外側から建築を見る / Visions from Halfway Outside Architecture」を開催します。
聴講者として、同学の学生や教員を想定しつつ、学外を含めて誰でも参加することができます。
「建築の半分外側から建築を見る」では、建築をテーマに掲げながら、建築家は講師として呼ばずに、関連する領域で、デザインや技術、社会性をテーマに、それぞれの領域で先端的に活動している”ど真ん中の方”を招き、話を聞くシリーズです。多様なデザインと技術の社会実装における葛藤のなか、それぞれの領域の最前線で最先端を切り開く手法を直接学べる貴重な機会を提供します。
会場は、生産研がある駒場ではなく、東京大学本郷キャンパス内にある、建築家の吉武泰水(1916-2003)が設計した工学部11号館(1969年竣工)の1・2階を改修して2020年1月にオープンした、HASEKO-KUMA HALLにて(空間デザイン:隈研吾建築都市設計事務所)。
レクチャーは毎回、平日の夜18:30頃にスタートし、1時間程度のレクチャーと1時間程度のオープンディスカッションを行います。よって、参加者は対面聴講が望ましいものの、遠方など当日参加できない聴講希望者のためにオンライン配信も行われます(参加・オンライン聴講ともに要予約)。
ゲスト プロフィール
Chefs for the Blue(シェフ フォー ザ ブルー)
持続可能な海と豊かな食文化を目指し、フードジャーナリストと東京のトップシェフ約30名を構成メンバーに、2017年に立ち上がった料理人チーム(2021年9月には京都チームも発足)。NGOや研究者、サステナブルシーフードを専門とするコンサルティングファーム、政府機関などから学びを得ながら、自治体・企業との協働プロジェクトやフードイベントなどさまざまな活動を実施している。公式ウェブサイト
https://chefsfortheblue.jp/
日時:2025年12月1日(月)18:30-20:30(予定)
会場:HASEKO-KUMA HALL
所在地:東京都文京区本郷7丁目3-1 東京大学本郷キャンパス 工学部11号館(Google Map)
ゲスト:佐々木ひろこ、石井真介(ともに Chefs for the Blue [Chefs’ Collective for Sustainable Ocean and Rich Food Culture])
ホスト:豊田啓介
主催・問合せ先:東大生産研 豊田(啓)研究室
参加・聴講方法:要予約、下記ページの申込専用フォームから送信
「建築の半分外側から建築を見る」シリーズ2025 詳細
https://www.commonground.iis.u-tokyo.ac.jp/lecture-series2025