〈京都市京セラ美術館〉や〈京都国立近代美術館〉などの文化施設が立ち並ぶ、京都の文教地区・岡崎に、古い邸宅を改修したギャラリー「MtK Contemporary Art(エムティーケー コンテンポラリー アート)」が2021年3月20日にオープンしました。
京都に本社を構えるマツシマホールディングスが開設したもので、ギャラリー空間は、現代美術作家の名和晃平氏が代表を務める、現代美術・建築のスタジオSandwichがデザイン監修を手がけています。
ギャラリーになる前は、マツシマホールディングスが運営する、小型自動車のスマート(smart)のショールームの展示棟でした。床材はそのまま残して再利用しています。
元は日本家屋の長屋のような建物で、内部の天井がギャラリーとしては低かったため、高く見せる効果を狙って三角形の船底型としました。
天井のライン照明とエアコンの吹き出し口・スポットのレールを並行に配置することで、入口から展示室を見た際に遠近感が強調され、より広い奥行きを感じるようにも設計されています。
展覧会のディレクションは、現代美術作家であり、京都芸術大学大学院教授の鬼頭健吾氏が行い、国内外で注目を集める、あらゆるジャンルのアーティストの個展やグループ展を企画・開催していく予定です。
第1回の展覧会は、鬼頭健吾、大庭大介、名和晃平の3氏によるグループ展「太陽」(協力:SCAI THE BATHHOUSE、Sandwich)。5月9日(日)まで開催されます。入場無料。
※COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大防止のため、スケジュールが変更される場合があります。最新の開催状況は、会場ウェブサイト・SNSなどで確認してください
会期:2021年3月20日(土)〜5月9日(日)
開廊時間:10:00-18:00
定休日:月曜
※COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大防止のため、スケジュールが変更される場合があります。最新の開催状況は、会場ウェブサイト・SNSなどで確認してください
入場料:無料
会場:MtK Contemporary Art(エムティーケー コンテンポラリー アート)
所在地:京都府京都市左京区岡崎南御所町20-1(smart center 京都、the garden敷地内 / Google Map)
公式ウェブサイト:https://mtkcontemporaryart.com/