LIXILのビジネスユーザー向け情報サイトの連載企画「これからの社会、これからの住まい 2」の第5回。
建築家の伊東豊雄氏、西沢大良氏をゲストに迎え、企画監修者を務める中川エリカ氏と浅子佳英氏の4氏による座談会が、 2021年12月24日(金)18:00よりライブ配信されます。
ウェビナーライブの視聴は無料。LIXIL特設ページでの事前登録が必要です。
「これからの社会、これからの住まい」建築家座談会
テーマ:「コロナ禍以降に再考する、建築の生と美と死」
登壇者:伊東豊雄+西沢大良+中川エリカ+浅子佳英開催日時:2021年12月24日(金)18:00-19:30
申し込み期限:2021年12月23日(木)23:59
同企画では先ごろ、浅子佳英氏が西沢大良氏を迎えて、「コロナ禍以降に再考する、健康な住まい」と題するインタビューを行いました(掲載準備中、詳細は後日発表)。
対談の中で西沢氏は、近代の産物である住まいにおける機能的な場所は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)拡大によるいわゆるコロナ禍では危険な場所になってしまったと、浅子氏に語りました。
家は、そこに居るだけで体が恢復(かいふく)し、健康になることができる場所であるべきという、西沢氏のかねてからの提唱は、コロナ禍以降、大きな意味を持つようになりました。
この討議を踏まえて、今回は西沢氏とともに伊東豊雄氏を迎え、監修者の2人をホストにディスカッションを展開します。
まずは、伊東氏が幼少期を過ごした長野県諏訪市、上京後に居を構え、旧自邸〈シルバーハット〉を設計した地でもある東京・中野での暮らし、伊東氏にとっての原風景について話を聞きます。
そして、昨今のコロナ禍における住空間や暮らし方の変化、そこからの新たな発見や、伊東氏が近年語っている「美しい建築」への信念、さらには、伊東氏の建築作品のなかにある「死」とそれらのさまざまな関係性など、建築の”生と美と死”について、建築家・伊東豊雄が今、思うところを語ります。
18:00-
企画趣旨説明
西沢氏と浅子氏の対談内容の振り返り
建築家・伊東豊雄の原風景
これまでの暮らしとこれからの暮らし・コロナ禍が住空間や暮らし方に与えたもの
これからの社会と建築の役割
建築の生と美と死
19:10-19:30
質疑応答
浅子、中川氏によるまとめ
注.ライブ配信につき、上記の内容や時間配分が変更となる可能性あり
「これからの社会、これからの住まい」建築家座談会
テーマ:「コロナ禍以降に再考する、建築の生と美と死」
登壇者:伊東豊雄+西沢大良+中川エリカ+浅子佳英開催日時:2021年12月24日(金)18:00-19:30
申し込み期限:2021年12月23日(木)23:59
「これからの社会、これからの住まい 2」では、進行形で変わっていく社会、それに合わせた人々の生活や暮らし、住宅やオフィス空間のあり方などを多くの建築家と考えます。
たとえば、コロナ禍が社会の隅々に与える影響が深刻化する過程は、制度、空間、格差、行動などあらゆるハード、ソフトを見直す機会ともなっています。
世界の動向に比して問題が矮小化される日本の傾向ですが、建築やデザインという職域は、現在とこれからの状況をどのように捉え、課題を設定し、具体的な提案をすることが可能でしょうか。
対話編の第5回は、前回に続いて、西沢大良さんにも参加していただき、伊東豊雄さんをお招きして、『コロナ禍以降に再考する、建築の生と美と死』をテーマに、お二人に話をうかがいます。」
登壇者プロフィール(敬称略)
伊東豊雄(いとう とよお)
1941年生まれ。伊東豊雄建築設計事務所代表。主な作品=〈White U〉(1976)、〈シルバーハット〉(1984)、〈八代市立博物館・未来の森ミュージアム〉(1991)、〈せんだいメディアテーク〉(2000)、〈多摩美術大学図書館〉(2007)、〈台中国家歌劇院〉(2016)ほか多数。
主な著書=『風の変様体 建築クロニクル』(青土社、1989)、『透層する建築』(青土社、2000)、『みんなの家、その先へ』(LIXIL出版、2018)、『伊東豊雄 自選作品集』(平凡社、2020)など。
主な受賞=2013年度プリツカー賞受賞、2021年旭日重光章受章など多数
西沢大良(にしざわ たいら)
1964年東京都生まれ。1987年東京工業大学建築学科卒業。1992年西沢大良建築設計事務所設立。2013年より芝浦工業大学教授。主な作品=〈宇都宮のハウス〉(2008)、〈駿府教会〉(2008)、〈今治みなと駐輪施設〉(2016)など
中川エリカ(なかがわ えりか)
1983年生まれ。建築家。中川エリカ建築設計事務所代表。2007~14年オンデザイン勤務。2014年中川エリカ建築設計事務所設立。主な作品=〈ヨコハマアパートメント〉(2009)、〈コーポラティブガーデン〉(2015、以上オンデザインと共同設)、〈株式会社ライゾマティクス オフィス 2015-2019〉(2015)、〈桃山ハウス〉(2016)ほか。
著書=『中川エリカ 建築スタディ集 2007-2020』(TOTO出版、2021)
浅子佳英(あさこ・よしひで)
1972年生まれ。建築家、ライター。2010年東浩紀とともにコンテクスチュアズ設立、2012年退社。2021年に出版社機能を持った設計事務所PRINT&BUILDを設立。
主な作品=〈gray〉(2015)、〈八戸市美術館〉(2021)(共同設計=西澤徹夫)ほか。
共著=『TOKYOインテリアツアー』(LIXIL出版、2016)
PRINT&BUILDの第一弾書籍として、土田貴宏著『デザインの現在 コンテンポラリーデザイン・インタビューズ』を発行
なお、今回の建築家座談会は、当日限りのライブ配信にて、後日の再配信はありません。
「これからの社会、これからの住まい」建築家座談会
テーマ:「コロナ禍以降に再考する、建築の生と美と死」
登壇者:伊東豊雄+西沢大良+中川エリカ+浅子佳英開催日時:2021年12月24日(金)18:00-19:30
申し込み期限:2021年12月23日(木)23:59
建築家でライターの浅子佳英氏(PRINT & BUILD代表)と、建築家の中川エリカ氏(中川エリカ建築設計事務所代表)が共同で監修者を務める。各回でゲストを招き、住まいやパブリック・スペースのあり方、働き方のさまざまな事例を通して、社会と住まいの未来を考えるトークを展開中。トークの内容は、LIXILサイトにて期間限定で公開される。
前回の動画配信は「『BRUTUS』と『Casa BRUTUS』が建築にもたらしたもの ——専門誌はどこへ向かう?」と題して、雑誌『BRUTUS』の編集長である西田善太氏に浅子氏がインタビューした内容を、2021年11月15日(月)から29日(月)までの期間限定で配信した。
「これからの社会、これからの住まい2」INDEX
https://www.biz-lixil.com/column/society_housing2/