東京・代々木上原の[tefu yoyogi uehara]にて、伊予青石(いよあおいし)を使ったプロダクトの展示会が3日間限定で開催されます。
主催は、”伊予青石”のブランド:Atelier ao(アトリエ アオ)。愛媛県西条市の石材加工・販売会社と、大阪のブランディング会社・ノンバーバルが、2022年に立ち上げた新ブランドで、クリエイティブディレクターを佐竹正基氏、ブランドディレクターを冨士武徳氏(ノンバーバル代表取締役)が担当しています。
「Atelier ao」は、2021年10月に、東京・ビッグサイトで開催された「IFFT / インテリア ライフスタイル」でローンチ。続けて今回、都内にて、伊予青石(詳細は後述)を使ったテーブルなどの展示会を設けることで、通常は購入の相談と販売が会員制となっている「Atelier ao」のプロダクトに実際に触れる機会としています。
主催者挨拶:
伊予青石という名の石材をご存じでしょうか?
日本で古くから愛される石材で、その美しい色や模様が特徴です。
主に日本庭園や、石垣など、景観美を伴う場所で使われてきた素材なのですが、
実は、今はもう採取することができない貴重な素材となってしまいました。
Atelier aoは、そのような貴重な素材をより価値あるかたちで、
未来へと継承したいという思いのもと生まれました。伊予青石の美しさを、探求し続ける。
それこそが私たちの活動の力であり、価値そのものです。
伊予青石の美しさを理解し、時には違う視点で捉え、
さまざまな姿形へと昇華させる”見立て”を世界に発信します。この、可能性に満ちた素材を、
この価値に共感してもらえるクリエイターに伝え、
共創していくことで、常に新しく、時代にあった物作りが可能になります。このブランドを通じて、
さまざまな人が、伊予青石の可能性に気づいてくださり、
想像の糧となることを強く望んでおります。
今までの石材では考えられない、新しい”見立て”に、
ぜひ気づいていただければ嬉しいです。
Atelier aoのファーストコレクションは、伊予青石を”永く使っていただける道具”としてアプローチした、家具ラインナップを提案します。
コレクションの製品は全てマテリアルの組み合わせにより、伊予青石の新たな可能性を引き出すことをテーマにつくられています。青石の力強い美しさを引き出すのは、全て純粋無垢な素材であり、日本特有の価値観である、経年変化を楽しむ”寂”の思想が通ずるものだけです。
石庭から着想を得たコンセプトで、伊予青石のありのままを家具に見立てることで、空間を景色として眺めることができます。伊予青石の纏う空気が、日常に心地よい空白と静寂をもたらし、心が豊かになる瞬間をもたらします。
Photographs: Masami Nakamura(Circle inc.)
会場では、オリジナルのインテリアのデザインの相談も受け付けるとのこと(要予約)。
商談を希望する場合は、専用のフォームから申し込みが必要です(無料)
インテリア・建築関連業者へ向けたプライベート展示会として開催されますが、予約なしで自由に見学できます。
会期:2022年10月7日(金)〜9日(日)
開場時間:10:00-19:00 ※最終日のみ17:00閉場
会場:tefu yoyogi uehara
所在地:東京都渋谷区西原3-1-10 1F(Google Map)
商談予約専用フォーム
https://app.aitemasu.me/u/Atelierao/privateexhibition
「Atelier ao」ブランドイメージムービー(※再生と同時にBGMが流れます / 音量注意)
「Atelier ao」公式ウェブサイト(閲覧は会員登録が必要)
https://atelierao.jp/