2022年2月に開館した大阪中之島美術館にて、開館1周年記念展「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」が4月15日より開催されています。会期は6月18日まで。
戦後、日本ではまだ一般的に馴染みのなかった「デザイン」という言葉は、今日では人々の身近なものとなっています。さらに、その概念を大きく拡げ、さまざまな領域で「デザイン」という言葉が使われています。
同様に、「美術」から「アート」という言葉への変化とともに、アートもまた従来の意味づけを超えた表現を展開していると言えます。
本展では、大阪中之島美術館が活動の両輪とするアートとデザインを並行的に展示し、「これはデザイン?」「こっちはアート?」という問いかけを来場者が受け取り、デザインとアートの「境界」ないし「重なりしろ」について考える機会を提供します。
本展では、デザイナーやアーティストと呼ばれている約70名による多彩な作品を紹介。戦後の1950年代から近年の2010年代までの作品群を総覧できるのも大きな魅力です。
出品作家(抜粋、五十音順):会田 誠、イサム・ノグチ、亀倉雄策、河原 温、草間彌生、倉俣史朗、剣持 勇、佐藤可士和、田中一光、永井一正、藪内佐斗司、奈良美智、名和晃平、早川良雄、日比野克彦、三宅一生、宮島達男、村上 隆、元永定正、森村泰昌、柳 宗理、ヤノベケンジ、横尾忠則、ほか
会期中は、出展者らによるトークイベントや、担当学芸員によるギャラリートークも併催されます(詳細は大阪中之島美術館ウェブサイト 本展詳細ページを参照)。
会場:大阪中之島美術館 4階展示室
所在地:大阪府大阪市北区中之島4-3-1(Google Map)
会期:2023年4月15日(土)〜6月18日(日)
休館日:月曜(5月1日を除く)
開場時間:10:00-17:00(入場は16:30まで)
観覧料:一般 1600円、高校・大学生 1000円、中学生以下無料
※各種割引は大阪中之島美術館ウェブサイトを参照
主催:大阪中之島美術館、読売新聞社
大阪中之島美術館ウェブサイト
https://nakka-art.jp/
『TECTURE MAG』への感想など、簡単なアンケートにお答えいただいた方の中から、本展の観覧券を2組4名さまにプレゼント!
受付期間:掲載から5月7日(日)まで ※締切
※応募者多数の場合は抽選
※結果発表:チケットの発送をもって了(個々の問合せには対応しません)
※発送完了後、都道府県を除く住所情報は削除し、データとして保有しません