寺田倉庫は、芸術文化発信事業の一環として、東京・天王洲にアート複合施設〈TERRADA ART COMPLEXⅡ〉を2020年9月ににオープンすると発表しました(2020年6月23日プレスリリース)。立地は、2016年9月にオープンした〈TERRADA ART COMPLEX〉の隣。〈建築倉庫ミュージアム〉の西側、天王洲運河を挟んで反対側になります。
所在地:
〈TERRADA ART COMPLEX〉 東京都品川区東品川1-33-10(Google Map)
〈TERRADA ART COMPLEX II〉東京都品川区東品川1-32-8(Google Map)
先行した〈TERRADA ART COMPLEX〉には現在、横浜美術大学天王洲サテライト(寺田倉庫寄付講座 修復保存コース)と、8つのギャラリーが入居しており、これらをあわせると、日本最多のギャラリー数が集まるアート複合施設となる見込みです。
寺田倉庫は、美術品の保管を主軸に、美術品修復・輸配送・展示といった分野から、アート施設の運営・若手アーティストの支援など、アート関連事業を展開。近年は、拠点である天王洲において、ミュージアム・画材ラボ・アート作品の修復工房〈PIGMENT TOKYO〉も運営するなど、世界一のアートシティを目指した街づくりを行っています。
今秋オープンするアート複合施設〈TERRADA ART COMPLEXⅡ〉は、2021年春までに計10のギャラリーが入居を予定しており、天王洲を訪れるアートファンの憩いの場となるカフェやガーデンも併設される予定です。
なお、同複合施設は、9月17日(木)から21日(月・祝)の会期で、天王洲を拠点としたコマーシャルギャラリーによる美術品の展示及び販売を行うアートフェア「artTNZ Supported by Warehouse TERRADA」(主催:一般社団法人アート東京)の会場となることなど、フェアの概要についても発表されています(同財団6月23日発表プレスリリース)。(en)