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平田晃久が〝まちを編む〟「神宮前六丁目再開発」複合施設の外装デザインを東急不動産が発表

CULTURE2020.09.08

神六再開発株式会社と、権利者及び特定事業参加者である東急不動産株式会社は、共に事業を進めている「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」(以下「神宮前六丁目再開発」プロジェクト)の外装・屋上デザインを発表しました(東急不動産2020年9月7日プレスリリース)。

「神宮前六丁目再開発」プロジェクトは、東急不動産が2020年1月9日付で権利変換計画の許認可を受けている事業です。敷地は、表参道と明治通りが交差する神宮前交差点の南西角に位置し、交差点を挟んで反対側には、中村拓志 / NAP建築設計事務所と竹中工務店が設計し、2012年に開業した複合施設〈東急プラザ 表参道原宿〉が建っています。

photo: TEAM TECTURE MAG(2020/09/07)

photo: TEAM TECTURE MAG(2020/09/07)

「神宮前六丁目再開発」プロジェクトは、ファッショナブルな生活文化を創造する、魅力ある商業空間の形成を目指す原宿・表参道エリアにおける新たなランドマークとして、2022年度の竣工を予定しています。土地の合理的かつ健全な高度利用により、立地特性に相応しい商業拠点等を整備してにぎわいを形成するとともに、安全な歩行者空間の形成、周辺住環境に配慮した再開発を行い、原宿・表参道エリアの更なる魅力向上に寄与することを目指します。

東急不動産のプレスリリースにて、「神宮前六丁目再開発」プロジェクトで建設される複合施設の外装・屋上デザインを、建築家・平田晃久氏(平田晃久建築設計事務所、京都大学大学院教授)が手掛けることが発表されています。

外装のコンセプトは「KNIT DESIGN(まちを編む)」。「原宿・表参道」という街を意識し、古と新との融合、外と内との融合など、共存しながら未来につなげる街づくりをイメージしているとのこと。自然と人工の多種多様な要素 ー表参道のケヤキ並木や緑豊かな神宮の森や洗練された表参道の街並みなどー が共存する、新しい都市を表現しています。

竣工イメージ(東急不動産プレスリリースより)

ガラスの外装は2つのエリアに分かれ、凹凸面の“umi”エリアでは、季節ごとに移りゆく街並みや空、街を行き来する人、ケヤキ並木の緑など、「まち」の姿をガラス面に映し込みます。フラット面の“shima”エリアでは、建物内部の「みせ」が発信する賑わい、新しいモノづくりや体験の場を発信します。
施設全体が「まち」と「みせ」それぞれの反射により混ざり合い、ひと・みどり・街並みなど、原宿特有のさまざまなものがま
ちを編む込むニットのように絡み合い、共存する姿が、平田氏によって表現されています。

ガラスファサードは、熱負荷低減に効果のあるガラスを採用しており、現代的でシャープなデザイン性だけではなく、環境にも配慮したデザインを目指すとのことです。(en)

「神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業」新築工事
施行地区:東京都渋谷区神宮前六丁目1000番
用途:店舗、公共公益施設、変電所、駐車場など
敷地面積:3,084.54m²
建築面積:2,311.60m²
延べ面積:18,287.45m²(19,896.52m²)
構造:鉄骨造・鉄筋コンクリート造
階数:地上10階+地下2階(プレスリリース準拠)
高さ:45.60m(最高:46.40m)
本体工事着工予定:2020年11月1日
竣工予定:2022年度
建築主:神六再開発
設計(設計・監理):日建設計
外装・屋上デザイン:平田晃久建築設計事務所
施工:清水建設

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